FFDQバトルロワイアル3rd PART9at FFFFDQバトルロワイアル3rd PART9 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト24:どうにもならない状況で 7/11 06/03/20 19:34:34 oV4g+Sx30 「あの魔物はコイツ――参加者の位置を指し示すレーダーを持ってた。 相手の居場所がわかるってのは、それだけで強力なアドバンテージだよ。 こいつがあれば、生い茂る森の中でも、敵の襲撃を気にせずに済むんだから」 唐突な説明に、テリーとゼルが『?』という表情を浮かべる。 「それが…どうなんだよ?」 不思議そうに首を傾げた少年に、アーヴァインは薄く微笑みながら、話を続けた。 「テリーは、急に目が見えなくなったら、どうする?」 「そりゃ、慌てるし困るよ。何がどこにあるかわからなくなるだろ?」 「そうだね。『どこに何があるか急にわからなくなったら』、誰だって困るし戸惑うよね~」 教師と生徒のような二人のやり取りに、リルムが「あっ!」と声を上げる。 「そっか。今まではレーダーに頼ってたのに、急にそれがなくなったら……」 「なるほど。奴も手負いの身、万が一戦闘になれば命が危うい。 不安にもなるだろうし、警戒して進まざるを得なくなる――」 少女の言葉を、マティウスが引き継ぐ。 「この一体からサスーンにかけては、深い森だ。 障害物も死角も多い。城の位置も方位磁針で確認していかなければならない。 肉体的・精神的・物理的に、それほどの速さで移動することは不可能ということか」 得心するマティウス。「僕のセリフなのに~」と拗ねるアーヴァイン。 二人を交互に見やり、ゼルは問い掛ける。 「つまり、急げばどうにか間に合うかもしれねぇってこったな」 「まぁ、ね。全力ダッシュでギリギリってところだろうけど」 「なら、やっぱり行くぜ。俺が本気出しゃあ、十分もありゃ充分だ」 大見得を切りながら、右手と左手を打ち合わせて気合を入れる。 その身体に、赤く輝く光――加速の魔法が降り注いだ。 驚くゼルに、魔法を唱えた張本人は、そっぽを向いて言う。 「ニワトリ頭。行く以上は、バカップルとオッサンとゴゴ達の知り合い、きちんと助けてこいよ。 怪我させたり、どっかでくたばったりしたら、似顔絵二十枚描いてやるんだからね!」 少女の啖呵に呆気に取られる青年。 そんな彼の手に、アーヴァインは、持っていたレーダーを押し付ける。 「お、おい。いいのかよ?」 ゼルのうろたえを余所に、アーヴァインはぱちりとウインクした。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch