06/03/02 13:56:27 q2KLWETB0
ビビ「・・・やっぱりサインだけだとファンじゃなかったら申し訳ないよね」
なにかなかったかな?と道具袋を探ってみる。
あまり重い物が持てないので小物類を多く持たされていたのは幸いだった。
やはりかさばる物はよくないだろう。
ビビ「女の人ならアクセサリーとか好きかな?」
まもりの指輪、妖精のピアス、パールルージュ・・・
ビビ「最近手作りするのが流行ってるってエーコが言ってたっけ。材料になる物は」
アクアマリン、ペリドット、アメジスト、サファイア、ダイヤモンド・・・
やっぱり大きい方が使いやすいよね。これで包んでと。
ヴィン「ん?何だこれも贈り物に加えるのか?」
ビビ「うん」
ガラスのおもちゃか。この歳で戦闘経験豊富とは
一体周りの大人は何をしていたのかと怪訝に思っていたが
ちゃんと子供らしい接し方をしてもらっていたようだ。
まあユフィは驚くだろうが、相手に小さな子供がいるとわかれば
流石にあの小娘でも文句を言ったりはしないだろう。
あれは図にのる可能性があるからな、その歯止めに丁度良いかもしれん。
ヴィンセントは心の中で苦笑いをし、梱包に使う予定の箱の中に
黄色いスカーフに包まれた大粒の宝石達(本物)を加えた。
ヴィン「それにしても、掃除したら欠片くらいは出てくると思ったのだが」
ケット・シー人形はまだ見つからない。