06/02/27 19:20:40 h6DKn8ixO
そういやⅨのEDでビビの子供?達が出てたんだが、流石に6畳間に来れないよな?
301:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/27 19:25:12 o2pPD1/I0
下ネタはスルーだぞ、と
>>300
部屋に入らないと思うw
302:神龍 ◆XQKpf9kc9E
06/02/27 20:43:54 RjyW9Ts30
天井に張り付いてもらえれば大丈夫
303:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/27 21:05:26 WstxhU7q0
ヴィン「…で、買い物は済ませたのか?」
クジャ「あ、あぁ。はい、頼まれてたやつだよ。感謝してよね。それと絵本も買ってきてあげたから
後でビビに読んであげてよ」
ヴィン「ふん…いいだろう…(半裸にも気が効くところがあるんだな…)」
似顔絵を貼る場所を探しだすヴィンセント。
ビビ 「おつかれさま」
クジャ「ふう…まったくいろいろ散々だったよ。ところでビビは留守番中いつもなにしてるんだい?」
ビビ 「えっとね、今日は絵を描いてたけど、ジャンケンやしりとりしてる時もあるかな」
クジャ「それはまた地味な遊び方だね」
ビビ 「あ、あとはにらめっこやったんだけど…、5時間くらい終わらなかった」
クジャ「ビビが負けたのかい?」
ビビ 「ううん、違うよ。ビンセントさんが途中で目を開けたまま寝ちゃって…」
クジャ「そっか、君たちもヒマなんだね」
304:1/3
06/02/27 21:44:17 wHnTJc9U0
ビビ 「そんな格好してるから変な人に絡まれるんだよ」
クジャ「キャラ作りだよ。必要なんだ。だいたいビビだって、その服装じゃなかったら
黒魔道士だとは気づかれないじゃないか」
ビビ 「黒魔道士がこういう服装って決めたのは半裸父でしょ?」
ヴィン「以前から思っていたのだが・・・その、『黒』魔道士とは何だ?」
ビビ 「黒魔法は、ファイアとかサンダーとかの攻撃魔法だよ。回復は白魔法っていうんだ」
クジャ「レベル5デスみたいな一風変わったのは青魔法だね。敵から覚えるんだ」
ヴィン「ビビビは黒魔法しか使わないのか?」
ビビ 「う、うん。使わないというよりも、使えない・・・かな」
クジャ「黒魔法を使えるってのは珍しいことなんだよ。お姫様も召喚士一族の末裔も、
白魔法と召喚魔法を使えるけれど黒魔法はさっぱりだし。あの食いしん坊だって
自分の得意分野の魔法しか使えないんだ。
まあ、向き不向きというか、適性があるってことさ。才能と言ってもいいね。
キミは何が使えるんだい?」
305:2/3
06/02/27 21:45:14 wHnTJc9U0
ヴィン「黒魔法も白魔法も召喚魔法も使える。青魔法と言うのは『てきのわざ』のことか?
だとしたらそれも使えるが・・・・・・」
ビ・ク『ええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!??』
ヴィン「何を驚いているんだ?マテリアというのはそういうものだろう?」
クジャ「マ、マテリア・・・そういうことだったのか・・・」
ピンポーン・・・「ストライフ・デリバリーサービスでーす」
ヴィン「む?私が出よう」
ビビ 「半裸父、どういうこと??」
クジャ「あくまで仮説だけど・・・マテリアというのは型番じゃないのかな」
ビビ 「かたばん?」
クジャ「キミは・・・言い辛いが・・・プロトタイプだ。基本形というか・・・つまり、試作で・・・」
ビビ 「・・・うん。わかってる」
クジャ「それから色々と改良が加えられる。するとリニューアルするたびに、名前が変わる。
タイプBとか、ああ、キミは黒のワルツシリーズとも闘ったね」
ビビ 「じゃあ『マテリア』ってのは黒魔道士の新しいバージョンの名前ってこと?」
クジャ「理解力のある子だね。ヴィンセントは多分・・・キミと同じ、その・・・」
ビビ 「作り物?」
クジャ「・・・かも、しれないね。あんなに多種多様な魔法が使えるってことは最新型じゃないのかな」
306:3/3
06/02/27 21:46:14 wHnTJc9U0
ビビ 「半裸父・・・まだ、兵器つくってたの?」
クジャ「違うよ。断じてそんなことはしていない。今は子供が産めない夫婦や、ひとりぽっちに
なってしまった老人向けの『あっとほーむ』バージョンしか作っていないんだ。
けどね、兵器関連の資料を処分するときに、シュレッダーにかけ忘れてしまってね」
ビビ 「それ、誰かに拾われちゃったんじゃないの!?もしかしたら神羅に・・・」
クジャ「それだよ。僕もキミも世界中を飛び回った。けど、神羅という企業を耳にしたかい?
疫病が流行った村の話は?一度だって無いだろう?きっと、最初は神羅という企業が、
人目を避ける形でどこかに作られたんだ。目的は危険な菌や、その特効薬の研究。
そして、黒魔道士・タイプ『マテリア』の作成。そしてそこで働く人が村を形成した」
ビビ 「で、でも!びんせんとさんはどう見たって人間・・・」
ヴィン「半裸父・・・お前、また家具を買ったのか?部屋の狭さを考・・・」
ビビ 「びんせんとさん!びんせんとさんは、人間だよね?」
クジャ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ビビ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ヴィン「・・・・・・宝条により作られたこの体・・・死ねない私に人を名乗る資格があろうか・・・・・・」
クジャ「む・・・息子よ!!」
ビビ 「ということは、弟だね!」
ヴィン「待て待てなんだ、なんのことだ!?」
307:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/27 23:02:55 WpHRRikA0
クジャ「つまり僕達は家族なのさ!」
ビビ 「僕とビンセントさんが兄弟かぁ」
ヴィン「(…家族?兄弟?一緒に暮らしているからか?…フ、多少オーバーだが嬉しい話だな)
あぁ、そうだな。そうかもしれないな」
クジャ「やっぱりね。そうと分かれば、今夜は皆で鍋にしよう!」
ビビ 「うん!」
妙なかたちで絆が深まった3人。
308:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/27 23:04:34 Ek7wZmqTO
ビビ「なぁーんだ。みんな家族だったんだね。だからクジャは閉じ込められたわけでもないのに居座ってるし、びんせんとさんは僕に優しくしてくれるんだー。なるほど…生き別れてしまったのは悲しくて辛い事だけど、これからは家族三人でセンレス目指して頑張ろうね!!」
クジャ「お…なんか妙にはりきり始めたな。…いや、ビンセントの生い立ちには僕にも責任がありそうだし、協力するよ!!」
ビン「…………なんだか知らんが、結束が強まったなら私も嬉しい!!供にセンレスを目指そう!!」
ク・ビ・ビン「えい、えい、おー!!!!(??)」
クジャ「ところでさ…『センレス』ってどこなのかな??」
ビン「確に…目指すなんて言ったは良いが、閉じ込められてちゃどこにも行けない…」
ビビ「ねぇ…この部屋って…飛空艇なんじゃない??どこかに"きかんしつ"や"そうだしつ"があるんだよ!!」
クジャ「そんな馬鹿な…第一、僕が外から見た限りでは、空を飛ぶための装置や設備は無かったよ」
ビン「しかし…ビビビの意見は夢があって素晴らしいぞ…私はそうゆうの…嫌いじゃない…」
ビビ「でも…この部屋が飛空艇じゃないとしたら、どうやって"センレス"ってところに行けば良いの??そもそも"センレス"ってなぁに????」
クジャ・ビン「う~~~ん……………」
309:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/27 23:34:28 WpHRRikA0
そのとき水道の蛇口から突如水が・・・!
3人「な、なんだ!?」
エアリ水『センレス…それは約束の地…。スレ住人と語り、共になにかを感じることで得られる幸福の地…』
クジャ「そ、それはどこにあるんだ?!」
エアリ水『見つけるのではなく、辿り着く場所…』
ビビ 「…」
エアリ水『まだ時間はあります。このスレが良スレでありますように…』
ヴィン「消えた…(今の感じ、どこかで…)」
クジャ「考えても仕方がないみたいだね」
ヴィン「そうだな…」
ビビ 「うまく行ければいいね」
ヴィン「あぁ」
クジャ「さて、晩ご飯の準備でもするか。ビビ、手伝って」
ビビ 「うん!」
310:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/27 23:47:29 yxVjrpkcO
エアリ水糞ワラタ!www
311:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/27 23:57:34 8312JVUx0
スレ汚しになりそうなので本音をメル欄に…。
>>304
またすごい勘違いだw GJ!
312:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 00:19:05 MpQgtsMVO
>>311
スレ違だが、IDスゴス。是非ダークドレアム討伐に貢献を
てか果てしない勘違いワロスww
313:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 01:08:04 rkBeho6Z0
クジャ「そういえば、リサイクルショップに猫のヌイグルミがあったから、ビビに買ってきたよ。はいっ」
ビビ「半裸、ありがとー。硬いけど中になんか入ってるのかな?」
ヴィン「!!(あれは、ケットシー!?なぜ、リサイクルショップに?もしやリーブが…)」
クジャ・ビビ「?(あの驚き様はなんだ?)」
ビビ「…びんせんとさん…どうしたの?」
ヴィン「いや…(もしやリーブが、私の状況を耳にしてコイツを送り込むよう図ったのか?ならば…)」
ビビ(もしかして、びんせんとさんもこのヌイグルミ欲しいのかな?)
ヴィン「ビビビ、ちょっと見せてくれないか?」
ビビ「いいよ。はいっ」
ヴィン「ありがとう。(ならば、無線が付属されてるなりケットシーが起動するなりするハズなのだが…)」ガサゴソ…
ビビ(ねぇ、半裸。もう1つなかったの?びんせんとさんも欲しそうだよ)
クジャ(いや、1つしかなかったが…予想外の反応だな)
ビビ(あれ、びんせんとさんに譲ってあげようかな…)
クジャ(そうだな。ビビにはまた見つけてやるよ。…それにしても、意外と可愛いモノ好きなんだな)
ビビ(猫好きなのかも…拾ってきたらきっと飼ってくれるよね!)
ヴィン(…だめだ。動かない。リーブは故障品を売っただけだったのか…)
ヴィン「…ありがとう、ビビビ。はいっ」
ビビ「あの、びんせんとさん、欲しかったらそのヌイグルミあげるよ?」
ヴィン「いや…もういいんだ…」
314:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 01:11:02 LmMcUiYH0
か、かわいいw GJ
315:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 02:30:47 Bm6eh16V0
和んだ(´∀`)
ケット動いてくれないかな。ビビとケットの会話が見てみたい
316:1
06/02/28 08:57:53 sJeaXTOO0
ビビ「ヴィンセントさん、腐○○ってなあに?」
ヴィン「!・・・いいかビビビ。世の中には知らない方が幸せに過ごせる事が(ry」
ビビ「・・・大人はいつもそうだ。子供に言いづらいことは全部ごまかせばいいと思ってる!
でもボクらだって何も考えてない訳じゃないんだよ?話の種類くらいはわかるんだ。
だけど、今のごまかし方は大人も子供も関係なく悲しくて大変な話の時のだ!」
ヴィン「!!(子供は常によく見ている・・・。フッこれが世界の真理か)
クジャに相談してみよう。半裸父はどこだ?」
ビビ「そう言ったら『星を喰い破らんばかりに増加する人類という細胞に
世界という神が持たせた破滅的本能の病さ』って言って出て行っちゃった」
ヴィン(上手い事言って逃げた後!)
ビビ「女の人の病気なの?お薬はまだないの?お姉ちゃん達やエーコ、一緒に遊んだ友達や
友達のお母さん達が怖い病気になっちゃったら嫌だ!ボクも出来ることをしたいんだ!
ヴィンセントさんなら・・・クラウドお兄ちゃん、そしてエアリスさんとティファさん
わかってくれるでしょう?皆そう思って戦ったんでしょう!?」
ヴィン「(上手すぎて星の危機にまで進行してるぞ、問題を助長させるだけのPTA代表め!!)
確かに破壊力はメテオをも凌ぐが、誤解を招く名称だが女性だけの問題でもなく
ビビビは恐らくそのままでもFF界のホーリー代表者であり・・・
(いやしかし、無垢とは無知ではない。絶望を知って尚も希望を捨てぬ強い意思こそが
人の心を動かすのではないだろうか。仏の悟りの道。そういう事なのか、エアリ水よ・・・)
・・・私はともかく、ビビビはクラウドやエアリスやティファが好きか?」
ビビ「もちろん大好きだよ、憧れのヒーローだもの!ヴィンセントさんもね」
ヴィン「(この童は勇者の卵の一つ。それを無事に孵す事こそが大人の役目ではないのか!)
ビビビ。話を聞いても希望を捨てないと、敵愾心によって敵を討つのではなく
ただひたすらに希望の光を放ち続ける 永く静な戦いの道―センレス―を選ぶと、誓えるか?」
ビビ「・・・・・・・・・うん。絶対に諦めないって 誓うよ」
(― 勇者達よ・・・世界の良心を導き給え―)
ヴィン「えー、まず全ての生命は子を残そうとし、その方法には分裂や(ry・・・」
317:2
06/02/28 09:00:43 sJeaXTOO0
「ウボアー」
ヴィン「ビ、ビビビ・・・今、一瞬世界が歪まなかったか・・・フレア色の世界が」
ビビ「・・・ごめんね、家の中で黒魔法は危ないしなんて、溜まりっ放しで毎日99倍」
ヴィン「何のは∑ハッ!ビビビ、眩しすぎてないか!?いや青色発光ダイ・・・実際光ってないか?」
ビビ「環境への反発が爆発した状態がトランス・・・ってクジャは難しく言ってたけど、
怒りすぎて我慢するのをやめて開き直ってる状態ってことだと思う」
ヴィン「リミットブレイクのようなものか。・・・ということはまさか抑えが効かな・・・」
ビビ「『怒り+なげやり』なだけだから、いつもなら空撃ちしなくても、こうやって
話しかけてもらったり1人にしてもらったり早口言葉を唱え続けたりしてる内に
その内 自 己 嫌 悪 になって治まるから・・・
・・・でも流石に99倍まで溜めたタイミングとトランス発動のタイミングが合ったのに
戦闘終了のタイミングまで重なっちゃったことはなくて・・・どうしてボクはいつもこう・・・
ダメだこんなんじゃただの危険人物だ。ちゃんと自分を制御出来るようにならな(ry」
ヴィン「いや、治まってきたようだぞ。連想条件のやるせなさも加わってるようだが
だいぶ光が弱くなって他の発光物が・・・他の・・・ビビビ、もう質問しても大丈夫か?」
ビビ「うん。もう大丈夫」
ヴィン「それはよかった。・・・ところで、部屋の隅に謎の金色発光液が水たまりがあるのだが」
ビビ「うん、すごいよね・・・本体は熔けてるけど、床は溶けてないし火の気もない。
きちんと熱を吸収してくれてる。」
ヴィン「私に痴呆が始まっていなければ、あの場所は、確か」
ビビ「・・・とっさに打ち消し切れなかった魔力の熱を受け止めてくれた、金の半裸父の像だよ・・・」
ヴィン「なっ!!!・・・・そうか。半裸・・・。金の像、お前の勇者の心、確かに受け取った」
ビビ「ボクが悪いんだ・・・”家の中で使えるのはウォータとスリプルだけ”なんて甘えてた。
スロウやコマ送りストップなんて笑うだけで使う事を考えてみもしなかった!」
ヴィン「そうか・・・持って生まれたものを使わないことこそ異常事態。反動か。
よし私も協力しよう義兄弟よ!いつでもグラビデで対重力トレーニング生活だ!」
318:3
06/02/28 09:02:17 sJeaXTOO0
ビビ「ヴィンセントさん・・・ありがとう。迷惑かけてごめんね、ボクお兄ちゃんなのに」
ヴィン「(弟妹がいるのか。通りで末っ子らしくない訳だ)なあに、却って免疫力が(ry
実際の話、宇宙に進出した以上、もうインドア派などとは言っておられんのだ。
日々筋骨を鍛えておかなければ無重力空間で骨は勝ち残れない。
私の戦いの為にも協力をしてくれるか?ビビビ」
ビビ「!うん。もちろんボクに出来ることなら何でも手伝うよ!」
クジャ「何、キミ達宇宙飛行士でも目指すのかい?」
『クジャ!』
ヴィン「半裸父。・・・・・・落ち着いて聞いてほしい。実は・・・」
クジャ「! それは」
ビビ「ごめんなさい!ボクが暴発し」
クジャ「やれやれやっと終わったか。意外と被害も少ないし、避難していて正解だったよ。」
ヴィン「・・・・・・・・・それは、今回のような事故を予測していたということか?クジャ」
ビビ「(あわわ)ヴィンセントさん違うんだ、金の半裸父の像には魔法がかかっていたんだ!」
クジャ「そうさ。キミ達は家から出れないし、無理矢理循環を止めてパンクしそうな時に
正常な同タイプが側にいると、正作用でより大量の魔力放出を促してしまうからね。
注意するにも、キミは傍から見ると今にも重度のひきつけを起こして呼吸停止しそうです。
落ち着いてゆっくり呼吸をするように日頃から心がけて下さい、なんていわれたら
かえってリズムが乱れるだろう?そんな時にショック死しそうな話が出たら予測もつくさ」
ヴィン「そうか・・・早合点してすまなかった。そこまで計算していたとは・・・」
クジャ「(つまり簡単に言えば両方キレたらどうしようもないってことなんだけど)
どんな生物も多かれ少なかれ魔力を持っているんだ。魔法使いだけと誤解されがちだが
剣士や武道家も無意識に魔力で己を補強している場合も多い。ヴィンセントもそうだね。
高い魔力を持って生まれたなら、例外なく何らかの形で循環させているんだよ。」
ビビ「ヴィンセントさんも?じゃあ」
319:4
06/02/28 09:27:36 MvQpsbNI0
クジャ「そう。僕らは普段から自分の特性、つまり魔法を使って魔力を制御してるから
トランスで本質が表面に出た時も自然と同じ制御法を使う。
しかしマテリア・・・能力を強化されたヴィンセントはどうなんだい?」
ヴィン「リミットブレイク時のリミット技のことなら、私もマテリアに関係なく一定だ。
・・・・やはり本質が出るということだ。皮肉な話だがな」
クジャ「フム。だろうね、本来多種に渡る能力の混在は危険なんだ。五感と同じさ
目は視覚・鼻は嗅覚・耳は聴覚・舌は味覚、そして触覚も全部脳が指令を出す訳だけど
6番目の役割が多いと司令塔の混乱、狂うリスクが高くなるんだよ。
フル稼働している時までなんでも屋さんじゃ危険すぎるのさ」
ビビ「そんな・・・」
クジャ「まあ普段安定しているなら問題ないさ。
ただリミットブレイクだっけ?その時の制御にも慣れておいたほうがいい。
・・・しかし何だかキミは自分の本質を嫌悪しているように聞こえるね?」
ヴィン「・・・愚かにも神の領域にまで手をだす傲慢さ・・・ヒトの大罪の象徴だ」
『・・・・・』
ビビ「・・・ヴィンセントさん。あのね、クジャもボクも仲間の皆も
最初から力を持って生まれたけど、それはずっと昔の一部のヒトだけに優しい力で、
今生きている皆にとっては・・・ヒトゴロシとか、戦争とか・・・そんな怖い力だったんだ」
クジャ「・・・・・・・・・・・・」
ヴィン「(そうか・・・大国同士の戦争)」
ビビ「悪い事は許される事じゃないと思う・・・でももうすっごく昔のことだから、
今のガイアにはテラの命も生きてるんだ。何が正しいかとか、皆それぞれ違って
本当に正解は神様にしかわからないけど。でもね、これからはガイアもテラも
今生きてる皆とこれからの命にとって正しい事を皆で話し合っていけるんだ。
もうひとりじゃないから、もし間違ってたら仲間が止めてくれるんだよ」
クジャ「・・・まあこの子は物事をキレイな方に捉えすぎる傾向があるけど、そんなかんじさ。
それにガイアとテラの戦いは終ったけど、落ち着くにつれて小競り合いも起き始めるだろう。
生態系が狂って捕食も何もなく殺しあうモンスターに対抗するにも力が
そして未来の暴走を防ぐには現在力を持つ者達の記憶が必要だ。
互いの監視と交流もね。・・・君もそうじゃないかい?」
320:5
06/02/28 09:34:38 MvQpsbNI0
ヴィン「ああ・・・我々の戦いはまだ終っていないが、そうだな・・・」
クジャ「なら尚更だ。戦いを終らせるにも、この先の戦いを未然に防ぐにも
君は君自身の力を受け入れ、制御できるようにならなくては。
君達の戦いが続いているということは、制御できない力に飲まれた相手を
止めなくてはならないんだろう?その力を与えた、宝条を・・・」
ビビ「・・・・・・・・・」
クジャ「皮肉結構!むしろそれは君やクラウド君達、神羅に生態を狂わされた者こそが
適役だと思うね。だって全く眼中になかったその他の人々に倒される方が嫌だろう?
君には腹立たしいかもしれないけどね、君らにだったらホラ『流石自分』みたいなね」
ヴィン「言うだろうな。むしろもう言ってそうだな、セフィロスに」
クジャ「ああ、じゃあセフィロス君も一緒にね」
ヴィン「痛快すぎだろう。教訓が教科書に載ってしまいそうだ」
ビビ「ぷはっ あはは、あはははははははははは!」
ヴィン「∑うぉっ・・・珍しいな、ビビビが爆笑とは」
クジャ「いや君に言われたくはないよねっていうかうぉって、うぉ・・フ
ははははははははは!!!HAHAHAHAHAHahahaッ・・・(ホゲッ)ふははははははっはっは!!」
ビビ「あははわはははははははははははははははははははははははははは!!!」
ヴィン「な、なんだ2人共!泣く程笑うようなことか?笑いのツボは遺伝か!?
・・・まったく。リーブやユフィと会ったらお互いに笑い死にしそうだな・・・」
クジャ「ブホッいやだって君、痛快とか教訓とか言っ、今の話の教訓はさ」
ヴィン「リミットブレイク・・・我慢しすぎは、本末転倒。そういう話だな。
闇雲に耐えて大惨事を引き起こしてしまうよりは、小出しにしながら修練を積み
必要な時に必要なだけ爆発できるようになっておくべき。・・・確かにそうだな。
普段怒らない人間を怒らせると怖いというが、怒らない人間側の教訓も必要だ」
321:長くなってスマソ
06/02/28 09:36:28 MvQpsbNI0
ビビ「!!あはははははははははははははははははははははははははははははははははははは」
クジャ「詠っふははははははははははははははははははははははははははははははははははは」
ヴィン「息長!長すぎだろう!笑いに魔力を使ってるんじゃないのか?・・・ふっ」
笑いが収まった後、実際に人体の限界を超えた笑いは魔力で補強されたものと判明し
センレスへの道のりの中、やり場のない怒りを昇華させたい時は『とにかく笑わせる』
笑えなければ笑える世の中にすればよいのだ・・・エアリ水は微笑んだ。
ー蛇足ー
クジャ「(しかし、金像だけの耐力で何の被害も出ないなんて有り得ないんだが・・・
念の為リレイズまで使っておいたくらいなのに。この家には、何らかの秘密が?)
ああ、ヴィンセントは筋トレするんだっけ?アレも組手くらいなら出来るかもよ。
君も時々アレに魔法を撃って魔力消費をした方がいいね」
ビビ「・・・え?アレって何・・・じゃない誰!?出来ないよそんな危険なこ」
クジャ「何って僕の金の像さ。しばらくすると自動的に直るんだよ・・・言ってなかったっけ?」
ヴィン「っ・・・言っていない」
ビビ「怖いよ!・・・え!?まさか生きて」
クジャ「ああ、もちろん生きてる訳じゃないよ?自分で何か判断してる訳でもない。
まあ簡単な自衛プログラムを入れてあってね。ホラあれ純金だったろう?傷つきやすいし
盗まれる可能性が・・・主に身内に心当たりが・・・あるもんだから、魔法と混ぜこんだ
形状記憶合金になってるんだ。そのままじゃ換金不可能だし、熔かしても
あ、ホラ。始まった」
連想:子供のトラウマランキング常勝選手 液状金属ターミネーターT-1000
クジャ「ね?すごいだろう。特定の相手じゃないと純金を取り出せない仕組みになっててさ
売り込み中なんだ。名前は『貯金像』って あれ? なんだい君達、情けないな。
ヴィンセントもこのくらいで気絶してたらエイリアンには勝てないよ?」
えきたいこわい トラウマになった二人であった。
322:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 11:13:32 374qThnL0
メル欄
323:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 11:46:34 YlNWXk8AO
最近メル欄で文句言うのがはやってるのか?
324:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 12:24:52 u9ZqI5dwO
メル欄
325:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 12:25:06 qdxXMSO8O
せっかくの良スレなんだから、良スレのまま『センレス』目指そうぜ、っと
326:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 12:45:56 uYuijTc20
>>322>>324
ふじょしこわい トラウマになった俺であった。
327:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 14:19:20 eoaQnR830
ビビビやヴィンセントのように本音は(こっそりメル欄に)隠すスレ住人w
ほのぼの&癒しでセンレスに辿り着きたいね。
職人さんガンバッテ
328:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 15:30:49 9ymXlMhQ0
ケットシー人形で遊ぶビビ
ビビ 「~♪~♪」
ヴィン「…(かわいいな…)」(ジー)
ビビ 「(あ、見てる…。もしかしてこの人形で遊びたいのかな)ビンセントさんも遊ぶ?」
ヴィン「いや、見ているだけで充分だ」
ビビ 「(本当は遊びたいんだろうなぁ)…遠慮しなくていいよ、一緒に人形ごっこしようよ」
ヴィン「(フッ、仕方ないな)…いいだろう」
ビビ 「じゃぁ僕が話し掛けるから、ビンセントさんは人形になりきって答えてね」
ヴィン「あぁ」(人形を渡され、ビビのほうに向ける)
ビビ 「きみ、お名前は?」
ヴィン「…ケットシーだ」
ビビ 「えっと、好きな食べ物はなに?」
ヴィン「…私は機械だ…。食事はとらない」
ビビ 「(…)そ、そっか。じゃあ、何歳なの?」
ヴィン「(確かリーブは…)38歳だ」
ビビ 「・・・・」
ビビ 「今度は僕がケットシーね。なにかお話してね」
ヴィン「あぁ」
ビビ 「…」
ヴィン「…」
ビビ 「…?」
ヴィン「すまない、こういうのに慣れてないんだ」
ビビ 「そ、そっか。ごめんね。(照れなくてもいいのに…)」
329:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 15:49:48 OpVJtKAh0
>>316-321
すまん…正直普通につまらん
つーか 文章が面白くなさ過ぎて 途中で挫折した
ここではどんなレスが喜ばれるか 半年ROMれ
330:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 16:29:25 GvZgFXUQ0
こういうスレでは、しつこくなくて誰でも理解できる内容がいいかもね。
うまいの書いてる人は読み手のことよく考えてると思う。キャラも壊れてないし(←ここ重要)
まぁとにかく仲良くスレを進めよう
331:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 17:11:04 NNqeC1/C0
>>328
高屋敷助教授みたいなヴィンセントw
不器用なおとん…だがそれがいい。
センレスが来る頃には部屋から出たがらなそうだな。離れがたくて。
332:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 17:12:13 /03f3XGD0
>>328
38歳ワロスw
333:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 17:51:57 CMPbED960
ぴんぽーん
ストライフデリバリーサービスです
ビビ「あ…誰か来たみたい」
ウ゛ィン「私がでよう」
ウ゛ィン「…っ何をしにきた」
ユフィ「皆のアイドル、ユフィちゃんです~ 電話も切っちゃうし~だっから遊びにきたよ~」
ウ゛ィン「…帰れ」
ユフィ「つれないなぁ~そんな無愛想だから子供にも嫌われちゃうんだよ~、あっビビちゃんはっじめまして~」
ビビ「は はじめまして」(エーコみたいに元気な人だなぁ…)
ユフィ「皆からプレゼント戻ってきたよ~、とりあえずおいておくからあとであけてね~」
ビビ「ありがとうございます」
ユフィ「っことで私はまたマテリア探してくるよー、じゃね~」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ビビ(やっぱり村みたいのがあってあの人もそういう子達を助けてるのかな…きっといい人なんだね、僕も遊びに行ってみたいな~)
ウ゛ィン「やっと帰ったか(ビビビもさすがにあのうるささには困ったろうな)ぼーっとしてるが大丈夫か?」
ビビ「うんっ、ウ゛ィンセントさんの知り合いっていい人だね!」
こうしてビビの勘違いは日々広がっていくのだった
どなたかプレゼントを使って7キャラに日の目を…
334:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 18:35:02 07gi3hAiO
>>329
ならお前がネタ投下しる
せっかく投下した人に失礼だと思うよ
335:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 18:50:53 KYo+Emqu0
>>329
>>316-321
普通に読んだ。悪くなかった。
>>329
お前なら、もっとスゴイの書けるんだろ?
待ってるよ。
336:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 19:28:06 YlNWXk8AO
自分が気に入らない作品が出てもスルー。
変なレスが付いてもスルー。
わざわざ煽り交えて噛み付く事ないだろ。
337:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 21:07:13 2YQi6r3x0
ピンポーン
ヴィン「また客人のようだな」
ビビ 「(も、もしかしてプレゼントかな)僕、出てくるね!」
ガチャ
銀髪3兄弟「母さん知りませんか?」
ビビ 「え…か、母さん?どちら様ですか??」
ヴィン「どうしたビビビ…。 …なんだカダージュ達か」
ヤズー「母さんはここなんだろう?」
ビビ 「え、えっと、ここには君達のお母さんはいないと思うな。ごめんね」
カダージュ「…ヘヘっ、嘘は嫌いだなぁ」
ビビ 「う、嘘じゃないよ。ほ、ほほ本当にいないの。ご、ごめんね」
ロッズ「…ぅう…」
ビビ 「あ、な、泣かないで。(ど、どうしよう)え、えっと…」(オロオロ)
ヴィン「おい、カダージュ。残念だがここにジェノバはいない。帰ってくれ」
カダージュ「…ちっ」
ロッズ 「…ぅぅ…」
ヤズー 「フン」
バタン
ビビ 「さっきの人達、誰だったの?お母さんを探してるみたいだったけど」
ヴィン「あいつらの探しているものは化け物だ。気にすることはない」
ビビ 「(ば、化け物って)…ビンセントさん、人のお母さんをバケモノ呼ばわりはよくないよ」
ヴィン「…。・・・すまない」
ビビ 「お母さん、見つかるといいね!」
ヴィン「…ああ、そうだな…」
338:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 21:44:28 YZUAmigh0
ビビ「ヴィンセントさんさっきのプレゼントあけてみようよ!」
ヴィン「あいつらの事だかっとろくでもな…っ……!!」
ビビ「大きな刀にお人形さんそれから~グローブと傘あとは~…紙飾りかなヴィンセントさんのお友達はいい人ばっかりだねまだまだ色々あるや」
ヴィン「みた限りあいつらの使わなくなったものばかりなんだが…(厄介な物がなければいいが)」
ビビ「あとは~…警棒にサングラス、これはなんだろう長方形の箱があるよ~」
ヴィン「ちょっと見せてみろ…ビビビ何も言わずに早くこれをすてるんだ(あいつら…)」
ビビ「どうして?せっかくのプレゼントを捨てろなんていくらヴィンセントさんでも酷すぎるよ……(うるうる」
ヴィン「私の言い方が悪かったなビビビすまない、だがそれはな…」
カダー「やっぱり母さんはここだったんだね返してよ、じゃないと力ずくで返してもらうよ…」
バハムート召喚
ヴィン「(あいつら覚えてろよ…)こちらに争う気はない返すから帰ってくれないか」
カダー「返してくれるんだね、ありがとう でも僕は嘘付きは嫌いなんだ…滅びな!」
ビビ「皆の馬鹿仲良くどうしてできないの?友達じゃないの?、分かりあえないって悲しい事だよね…W黒魔法フレア」
カダー&ヴィン「(黒焦げになりつつ)ごめんなさい」
カダー「僕はもう帰るね」
ヴィン「(いつも私は踏んだり蹴ったりそういう約なのだな)ビビビ喧嘩をしてすまなかった、お詫びに何でも言うことを聞くから許してくれないか」
ビビ「じゃあまたカレーライス作ってね(にこにこ」
ヴィン「ああ、まかせてくれ」
339:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 22:11:10 J1lwxIJm0
ガチャ
クジャ「ただいまー」
ビビ 「あ、クジャ…!おかえり」
ヴィン「…おい、半裸、それはちょっと買い過ぎなn」
クジャ「今日はスーパーが2割引でね、ついつい買い物が長引いてしまったよ。
ん?なんだ君達、この人形で遊んでたのかい?」
ビビ 「うん、ビンセントさんと遊んでた」
クジャ「へぇー、彼もこんな無邪気な遊びをするんだね」
ビビ 「ケットシーって名前なんだ。ビンセントさんがつけてくれたの」
クジャ「ふーん。彼にしてはいいネーミングセンスだね」
ヴィン「…いや、ケットシーは私がつけた名前ではない。こいつはリーブと言う男が操っていt」
クジャ「そうそう、カレーのルーが安くてね。たくさん買ってきてしまったよ」
ビビ 「本当!?さっきね、ビンセントさんがカレー作ってくれる約束したばっかりなんだ!」
クジャ「本当かい!?じゃあ今夜のご飯はヴィンセント、君が作ってくれ」
ヴィン「…わかった。作るとしよう」
340:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 22:30:28 TJPmy/Bj0
深夜、酒を酌み交わしながら
クジャ「つまり、キメラみたいなものってことかな?ならヨユーでしょ。ホラ僕も」
ヴィン「(尻尾。猿か?)動物というより魔物そのもので、かなり禍々しいのだが」
クジャ「禍々しいって悪魔のように恐いとか威厳があるってことだよね」
ヴィン「・・・まあそうだな」
クジャ「知らないかな、僕らが住んでる辺りはカバやネズミなら多いんだよ。
でも強そうなのはみんなモンスター化しちゃってさ。僕達はさりげないし。
・・・あとは、猫耳?がついたうるさい中年親父とか」
ヴィン『猫!?』
クジャ「明日あたり変身してみたら?あの子も心配してるみたいだし」
ヴィン「いやしかし、子供は泣くだろう?醜い魔物だぞ」
クジャ「泣きゃしないよ女の子じゃあるまいに。醜いもなにも・・・
・・・君はまだ本当の化け物を知らないんだ。それに人は案外逞しいよ。
インプリンティングされればどんな化け物でさえ自分の親と思い込める。
さて、お開きにしようか。スゴイものを思い出しちゃったから夢に出そうで怖いけど」
ヴィン「私も恐ろしい想像をしてしまった。飲みすぎだな・・・」
翌日
クジャ「(後ろ向きで)もーいーかい?」
ビビ「(後ろ向きで)ヴィンセントさん、無理しないでねー?」
ヴィン@ガリアン「・・・よし、もういいぞ。二人とも心してから振り向くように」
ビビ「 わぁ!?」
クジャ「 おお!?」
ビビ「かぁーっこいー!!うわぁ!すっごいカッコイイよヴィンセントさん!!(キラキラ」
クジャ「まさにクールでヒールな感じだね!!いやあこれは大歓迎だろう!(キラキラ」
ヴィン@ガリアン「そ、そうか?」
男児+α 大 喜 び
341:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/02/28 23:19:30 J1lwxIJm0
ビビ 「ビンセントさん、自分のこと”人間じゃない”なんて言ってたから心配してたけど
こんなカッコイイ怪獣に変身できるんだね!」
クジャ「いや~、驚いたよ。召喚獣にも劣らない姿だ」
ヴィン「…(まさかこんな反応が聞けるとは…。この体も捨てたもんじゃないな)」
ビビ 「ねぇねぇ今日はずっとこの姿でいてよ」
ヴィン「…仕方ない、いいだろう」
ビビ 「やったー!」
ヴィン「(無邪気だな…)」
ヴィンセントの人気が+50上がった。
342:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/01 00:45:15 y+RPt44C0
ヴィン「実は…ガリアンビースト以外にも3形態あるんだ」
クジャ「ほう!それは興味深いね!さすがマテリア!!」
ヴィン「マテリアは魔法だが…」
ビビ 「変身してみせて!」
ヴィン「よ、よし。では少しばかり殴ってくれるか」
クジャ「心は痛むが…仕方ないね、ビビ」
ビビ 「う、うん。きりすてごめん!!」
ぼこすかバキバキ ぴかっ、どどーん
ヴィン「よし、そろそろだな…げほっ…下がっててくれ」
リミットレベル3:ヘルマスカー!!!
ビビ 「わ……わああぁぁぁああ!!怖いよう!」
クジャ「この狭い部屋でチェーンソーは危ないだろう!?」
ビビ 「首が変な動きしてるぅぅぅぅぅう」
クジャ「武器をしまうんだ…って…話が通じないようだね!
仕方ない、ビビ、やるしかないよ!」
ぼがっ!
クジャ「もう少し考えてリミットを使ってくれよ。今は夜だよ?
トイレに行けなくなるじゃないか!」
ヴィン「…はい。(うけると思ったんだがな…)」
343:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/01 03:13:12 rPMRO6VD0
いったんアゲ
344:1
06/03/01 12:05:12 mhJozolC0
私は不意に眠りから目覚めた
直前まで見ていた夢の内容は覚えていないが
悪夢ではなかったことだけは確信が持てていた 穏やかな寝覚めだった
棺のフタをずらすと 既に部屋は暁の薄白い明かりで満ちていた
横の布団では ビビビが穏やかな寝息を立てている
その隣には 半裸父がわが子を護るように片手を隣の布団に差し出しながら眠っていた
雨の音がする…不意にビビビとの台所での会話を思い出した
ビビビ…今冬はもう雪だるまはつくれないな
だが 純真な子供の興味はすぐに きたる春の魅力に取り付かれることだろう…
不意に私はルクレティアの手紙を書き上げたい衝動に駆られた
345:2
06/03/01 12:07:10 mhJozolC0
ルクレティア 君は今でも頑なに心を閉ざしたまま眠りについているのだろうか?
その身を置いている過酷な試練 あなたはそれで満足なのだろうか?
私も 悔恨と悪夢の澱に漂っていた昔この運命を呪いこそすれ疑問に思ったことはなかった
だが ルクレティア 聴いて欲しい
仲間たちと出会い 久方ぶりの陽光の下で旅をした時にも生まれなかった感情が今湧き出している
きっかけは ある子供の話だった。
純真で しかし賢い子供だ
私はもう一度あなたの笑顔を取り戻したい
過去 私達は幸せな関係を築けなかった
しかし たった一つ あなたの笑顔を溢れんばかりに浴びた大切な思い出が私にはある
…あ 覚えていないかもしれないな…
あなたがニブルヘイムでお気に入りだといった場所で 見た あの笑顔
悪夢にまみれていた時にもけっして忘れることはなかった
そう その子供の話 どんな話だったのか 直接あなたに話して聞かせたい
風が心地よかった あの木陰で 今度は 私が昼食を用意させてもらいたい
君の笑顔をもう一度 取り戻したい その一心で作った不器用な男のサンドイッチを食べて
そして笑って欲しい
そして そして ルクレティア
私は あなたと一から その 出会いから やり直せないだろうか
あの木陰で 新しい二人の関係を作っていけたら
これは私のやましい願望ではないんだ うん 君を幸せにすることが 私の贖ザ…いや望み
ふっ 話が前向きになると まるで考えがまとまらないじゃないか
しかし 私はこの書きかけの手紙を丁寧に畳むと そっと懐にしまった
346:3 次でおしまい
06/03/01 12:07:58 mhJozolC0
クジャ「ねぇ、今朝はずいぶん熱心に何か書いてたじゃないか?
ルクレティアさんへの手紙 書けたのかい?ニヤニヤ」
ビン 「いや、まぁ出来たような…」
クジャ「そしたら 特 別 に 僕の銀竜で手紙を届けてあげるからさっ 渡しなよ ホラ」
ビン 「せっかくの好意感謝するが これはこの部屋を出て直接私が渡しに行くことにする」
クジャ(ちぇっ せっかくヴィンセントの手紙の盗み見&ルクレティアさん拝見のチャンスだったのに)
「分かったよ ん まだ何かあるの?」
ビン 「…うん 実は料理の腕を磨きたいんだが…うまいサンドイッチを是非作りたい」
クジャ「(料理の腕!ってサンドイッチ?!)はぁ、いやいいけど 何故サンドイッチ?」
ビン 「いや その 女性と遠出をした時に 彼女の心を掴むことができるような じゃなくて いや
とにかく 以前作った時に ビビビに辛い思いをさせてしまったので…」
クジャ「?!?!?(手紙を書いているうちにどんな心境の変化があったんだ?ヴィンセント?
へ、へぇ~?ルクレティアさんは?どうするの?手紙届けるんでしょ?」
ビン 「…そうだな…こういうことは もしかして直接話したほうがいいかもしれない…
二人共過去を清算して 新しく出直そうという趣旨なので…だが…私は口下手だ…
手紙の方がいいかな?」
クジャ(過去を清算??新しく出直す?もう彼女をふっきるということか?)
「いや!いやいや そんな重要なことは直接話し合いたまえ!いいね?まったくいつも君には
驚かされるよ まったく」
ビン 「そうか そうだな」
(この手紙の内容ではな(苦笑)しかし彼女を前にして その 口説けるだろうか?)
347:4
06/03/01 12:09:30 mhJozolC0
ビビ 「ふうん ビンセントさん そんなこと言ってたんだ」
クジャ「うん まったく平静を装うのに苦労したよ まぁ一度失った奥さんを未だに未練があるのは
よいことじゃないからね しかし…サンドイッチ?新しい恋を見つけるのに サンドイッチー??」
ビビ 「きっと前に作ったことがあるから 早く上達しておいしく食べてもらえると思ったんだよ
だって…ほら ビンセントさん おにぎり 握れないから…」
クジャ「まったく 二人共おバカさんだね
今時おにぎり握る時は ラップで包んで握るんだから そんなヘマしないんだよ
でもいいさ 彼のために せいぜいおいしいサンドイッチの作り方を伝授しようじゃないか
新しい恋を手に入れられるようにね」
元ネタ>>44-45 >>224 の職人様ありがとう 使わせていただきました
348:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/01 12:24:02 QJgwp4WdO
惜しむならルクの名前はルクレツィアで、ヴィンがルクを呼ぶ時は「あなた」でなく「君」だな。
しかしちょっといい話だった…と思ったら勘違いは健在かw
乙、そしてGJ。
349:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/01 12:49:34 mhJozolC0
>>348 ご指摘ありが㌧!!
ルク関係まったく確認してませんでした orz
しかも「あなた」「君」混在してる…
また頑張ります…
350:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/01 14:14:53 AFDe71GNO
GJGJ!!
こーゆーの好き。お時間あったらまた書いて欲しい
ワクテかしてお待ちしてます
351:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/01 15:20:03 HSmd/7zI0
句読点を打たないのはなにかこだわりがあるの?携帯だからか?
読みにくくてちょっと残念。
352:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/01 15:56:50 mhJozolC0
>>351
こだわりじゃない 多分癖かな?気にしたことなかった
でも携帯じゃないよIDで分かると思うけど…
長文なのでPCで投下。ワードで推敲してから投下したんだけど
ヘマ多かったね。でも参考になります。ありが㌧!!
353:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/01 17:39:30 PPBF6LKKO
気にするほどかな?全然いいと思うけどな。癒されました。
354:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/01 17:45:38 GRPXBCAG0
おそらくワードが悪かったんだな
355:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/01 17:54:13 Om3qT3uY0
GJ!久々に癒しをありがとう。
356:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/01 22:14:07 f61PbTjP0
おにぎり握れないヴィンセントってなんかすげー笑えるw GJ!
357:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/01 23:35:24 AS65khiA0
GJ!アンジャッシュのコントの様に、お互いに勘違いをしてるのに話が合ってるw
私も頑張ろう
ヴィン(そういえばユフィからのプレゼントがまだあったな。どこだ…)ガサゴソ…
ビビ(びんせんとさん、なんか探してる…お腹空いたのかなぁ??)
ヴィン(これだ。中は…マテリア。しかも[ぜんたいか]…これだけでは意味がないではないか)
ビビ(あっ、大きい飴玉。紫色だからきっとぶどう味だね)
ヴィン「はぁ…(ユフィは何故コレを?? マテリアハンターなのに)」
ビビ(ため息してる…ぶどう味は嫌いなのかなぁ。僕のお菓子あげようかな)
ヴィン「…ふん(あのユフィがマテリアをくれるのだから、気を遣ってくれたのだろう…だが、[ぜんたいか]か…)」
ビビ「びんせん…!?(え!? 笑った!? なんで??)」
ヴィン「?? ビビビ、どうかしたか??」
ビビ「え!? …あっ、その大きい飴玉が嫌だったら、僕のおかしあげるよ??」
ヴィン「(マテリアが飴玉に見えるのか。子供は無邪気だな)これは、飴玉ではなくマテリアと言って…」
ビビ・クジャ「マテリア!? それが!?」
ヴィン「!?…そうだが…(なんだ、この驚き様は…)」
ビビ(マテリアってのは型番って、半裸夫言ってたよね??)
クジャ(そう思っていたのだが…)
ヴィン「これは[ぜんたいか]のマテリアで、魔法マテリアと組み合わせることで、魔法効果を全体化することができるようになる」
ビビ(え!?『組み合わせ』ってどういうこと??)
クジャ(…。あっ、きっとマテリアって薬なんだよ。それで、マテリア=薬の飲み合わせによって変化するんだ。)
358:上の続き
06/03/01 23:36:02 AS65khiA0
ビビ(そっかぁ。…でも、アレを飲むのってちょっと大変じゃない??)
クジャ(きっとアレはケースで、中に錠剤か液体が入ってるんだよ。借りてみよう)
ビビ「(じゃあ、僕が借りるね)びんせんとさん、ちょっと貸して」
ヴィン「あぁ」つ〇
ビビ「ありがとう(…開けるところがないよ、半裸夫)」
クジャ「キレイだな(…。きっと壊すんじゃないのか??)」
ビビ(え!?)
ヴィン「…」
クジャ「…。えいっ!!」ごんっ!!
クジャはマテリアをテーブルの角にぶつけた
マテリア『ぺきっ』…『ぱかっ』
マテリアは二つに割れた
3人「あっ!!…」
ビビ「ご、ごめんなさい!!(半裸夫、何も出てこないよ??)」
クジャ「すまない、手が滑って…(あれ??おかしいなぁ…)」
ヴィン「…。まぁいいさ(アレだけでは使い物にならないからな)」
ビビ・クジャ(…マテリアっていったい…どうやって飲むんだろう??)
誰か、続きを頼みますm(__)m
359:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/01 23:41:34 ugeVUJ1a0
>>358
…初めてマテリアの破壊を試みる瞬間に立ち会った気がしたwww
360:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/01 23:50:34 1BDuW1F6O
最近さらにクオリティ(互いの勘違いとか、FF9と7の世界観の融合加減とか)高くなってきたな。
とりあえず
職人さんみんなGJGJGJGJGJ!!!
361:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/02 00:23:50 dvnWHDM50
>>385 バトン受け取ります
ヴィン「(2人友考え込んでどうしたんだ…)…マテリアのことなら気にしなくていい」
クジャ「あ、いやいや済まなかったね。うん、いや、でもこれ、どうやって飲むんだい?」
ヴィン「飲む?マテリアは飲み込むものじゃない。(武器や防具に)はめ込むものだ」
ク・ビ「(は、はめ込む!?体に!?)」
ヴィン「(?)…そんな難しいことではない。マテリア用の穴がもともと開いている」
クジャ「(!? …も、もしかして彼、機械仕掛けなんじゃ?)」
ビビ 「(えぇ!?でもさすがにすれは…)」
クジャ「(うーん…。もしかしたら回収後に”神羅”が改造したのかもしれないね)」
ビビ 「(そういえば宝条って人に人体改造されたって言ってたよね)」
クジャ「(…ビビ、たぶんそれで当たりだ。宝条=神羅の人間…。複雑だな…)」←ここだけ間違っていない
ビビ 「(う、うん)」
ヴィン「…どうした?」
クジャ「い、いや、なんでもないよ。気にしないでくれ」
ビビ 「こ、壊れちゃってけど、これは返すね」
ヴィン「…あぁ、わかった」
クジャ「さて、今夜はもう寝よう。ささ、布団の準備準備」
こうして勘違いは複雑化していった。
362:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/02 00:27:16 dvnWHDM50
ごめんアンカーミスったw正しくは>>358です。失礼しましたー。
363:さらに続けてみます
06/03/02 00:35:46 SJ1BELqi0
クジャ(ヴィンセント…作り物…マテリア…組み合わせ…)
ヴィン「しかし…ユフィが騒ぐかも知れんな。恐らく電話で騒いでいた物(>>184)だろう」
ビビ 「お、怒られる?」
ヴィン「なに、かまわんさ。怒られたら、料理でもてなしてやればいい。そうだろう?
それより、怪我はなかったか?」
クジャ「質問」
ヴィン「何だ?」
クジャ「怪我って言ったけど…この薬は、気体なのかい?僕たちはもう、
浴びてしまっているのかな?」
ヴィン「薬とはマテリアのことか?魔法効果があるアイテムと勘違いしているのか?安心しろ。
そういうアイテムとは違って、これは衝撃を与えただけでは作動しない」
ビビ 「じゃあどうやって使うの?」
ヴィン「使えない人にとってはただのガラス球だ。ブロンズバングル(マテリア穴0)装備者とかな」
ビビ 「ば、ばんぐる…?(タイプ・マテリアの、前のタイプかな?)」
クジャ「…マテリアの穴が無きゃダメってことかい?」
ヴィン「そのとおり。使えない者は、マテリアをいくら持っていても使えない。
逆に使える者は、状況に応じて黒魔法、白魔法等、好きに使い分けることができる」
364:さらに続けてみます
06/03/02 00:37:21 SJ1BELqi0
クジャ(なるほど。黒魔道士・タイプ・マテリアはいわばハードか。そしてマテリア球はソフト)
ビビ (ハードであるびんせんとさんは、ソフトのマテリア使い放題。同じ黒魔道士でも、
僕は対応機種じゃないから反応が無かったんだね)
クジャ「一人で回復も攻撃も可能となると…まさに超人。最終兵器だね。単独戦闘も可能じゃないか」
ヴィン「兵器…まあ、マテリアはそうとも言えるな。単独戦闘と言えば、メテオの混乱の際、最後の敵は
クラウドが一人でしとめていた」
クジャ「クラウドもマテリア!?」
ヴィン「もちろん魔法を使えるとも。旅の仲間は皆そうだった」
ビビ (最後の敵って…ペプシくらい強いのかな?それを、一人で?)
クジャ(ま、まさか。でもそんな超人たちの戦いだ。もしかしたらそのくらい強い敵だったのかも…
恐るべし、タイプ・マテリア!!僕なんか比じゃない。彼らが怒ったら世界の終わりだ!)
「ユフィさんに土下座しよう!」
ビビ 「そうだよ!土下座しよう!」
ヴィン「だ、大丈夫だ、そんなに壊れたのはそれほど貴重なマテリアではないから!
二人とも、ほら、顔を上げてくれ!」
365:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/02 01:12:28 RoKvaAFU0
ビビ「どうしよう・・・ねえ、これって直せないのかな?」
クジャ「構成が解らないからね。でも、どうせ割れてるんだし調べるだけ調べてみても・・・」
ヴィンセントが割れ物入れに放置したマテリアは、魔導士達の好奇心に火をつけてしまった
クジャ「これは・・・いくつかの魔法を組み合わせて結晶化しているのかな?」
ビビ「そんなことできるの?」
クジャ「組み合わせること自体は可能だよ。新しい魔法を作り出す場合
複数の呪文を編みこむ方法は割とスタンダードだし。知ってる呪文も見えるだろう?」
ビビ「ううーん?あ、これは時間操作かなあ。スロウに似てる」
クジャ「魔法以外にも数式みたいなものが見えるねえ。
おそらく威力をコントロールしてるんだろう。ただ不思議なのは」
ビビ「発動しないままでとっておけること?」
クジャ「そう、賢い子は嫌いじゃないよ。今までも偶発的に結晶化できた呪文はあるけど
こうも自由に結晶化できるような媒体が見つからなくて」
ビビ「じゃあこのマテリアを固めてる物が何か解れば」
クジャ「大発見だよ!もしかしたら新しい物質かもね。
このままじゃ埒があかないし、どうせ割れてるし・・・」
ビビ(嫌な予感・・・) クジャ「解体しちゃおうか」
ビビ「(言うと思った!)危ないよ!半分ってことは呪文も半分なんだよ!?」
クジャ「大丈夫。どうせここにいる生物は僕ら3人だけなんだから。
ちょっとくらい危険な反応を起こしても、防御呪文かけておけば平気さ」
少年は思った。この兄弟は1度言い出したら常識などでは止まってくれない。
どうせ無駄ならば、何が起きても大丈夫なように念入りな対策に取り組むべきである。
ビビ「ヴィンセントさーん!危ないからいいって言うまでこの部屋に入らないでねー!」
クジャ「魔法かかってるからドアノブ回しても無駄だよー?よし・・・準備いいね」
いくよ! ディスペル!」
確かに他に生物はいなかった。しかし魔晄エネルギーを知らない二人は
事態を甘く見すぎていたのである。
ヴィン「2人とも大丈夫か!?今の変な悲鳴は一体・・・何ご・・と・・」
その時彼が見たものは、棺桶の上で静止していたはずの「ケットシー人形が」・・・
366:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/02 01:15:36 HzH43Wil0
数日前、ビビは最近の出来事(>>344-347)を手紙に認め、ガーネットに送った。
恋愛ごとにまだ興味のないビビは、いつものような(一見日記にも思える)文章で手紙を書いた。
ガーネットは手紙を読み終えると暫く考え、無言のままペンを取った。
親愛なるビビへ
お手紙拝見しました。感慨深い内容に、胸が熱くなった気がします。
そしてあなたが今送っている生活、時間は、紛れもなく素晴らしいものだと改めて感じました。
ビビはヴィンセントさんの心境の変化に、少し戸惑ったようですね。
しかしその方も、その考えに至るまで、数えきれないほどの葛藤があったに違いありません。
1人の人を思い続けることは、美しくもあり、同時に残酷でもあります。
優しい思い出は心を縛る鎖となり、色褪せぬ想いは未来を閉ざしてしまうからです。
きっとその方は、とても辛い想いをしてきたのでしょう…。
…ごめんなさい、少し重たい内容になってしまいましたね。
ビビ、ヴィンセントさんからたくさんのことを学んで下さい。そして、共に過ごせる時間を大切にして下さい。
いつかビビからたくさんのお話が聞けることを、楽しみにしています。
なにか困ったことがあったら、いつでも言ってね。遠くの地より見守っています。
お料理、うまくいくといいですね。 あなたの友 ガーネット
ビビ 「…」
クジャ「どうしたんだい?手紙片手にぼーっとして」
ビビ 「うん…。僕…、この部屋にこれて良かったなって思って」
クジャ「んー、まぁ、そうだね。ヴィンセント達は怒らせたら恐そうだけどね」
(勘違いの中、)3人の愉快な物語はまだまだ続く。
367:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/02 01:44:15 6Xrxrj260
. ∧_∧
(´・ω・)
/ \
__| | | |_
||\ \
||\\ \
|| \\ \. ∧_∧
. \\ \ ( ) ほかに言う事ねーのかよサル
. \\ \ / ヽ
. \\ / | | .|
. \∧_∧ (⌒\|___/ /
( )つまんねーんだよお前 ∧_∧
_/ ヽ \ ( ) ギャハハ泣かすなよオメーら
| ヽ \ / ヽ、
| |ヽ、二⌒) / | | |
368:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/02 01:57:02 6y00ub+y0
ヴィンセントが(ドアを撃ち開け)キッチンから慌てて六畳間に戻ると、そこは煙に包まれていた。
クジャ「げっほげほ…」
ビビ 「ごほ…」
ヴィン「(これは…)おい、半裸…。説明しろ」
クジャ「ははは、いや、ごめんごめん。このマテリアに魔法をかけてみたんだが…。暴発しただけだったよ」
ヴィン「まったく…。お前達はもうマテリアにさわるな。危なくて見てられん」
ビビ 「ご、ごめんなさい…」
ヴィン「…ユフィには私から謝っておく」
クジャ「!? い、いやいやこのマテリアは僕達がなんとしてでも治すよ!なぁビビ!」
ビビ 「う、うん!」
ヴィン「(はぁ…)また爆発が起きたらどうなるんだ。これは没収だ」
クジャ「(やばい、このままマテリアを返したら…)あ、待って。じゃあそれをユフィさんに返すとき、お詫びとして僕達からなにか
贈り物をつけるよ。それで(命は)大丈夫だろう…?」
ヴィン「…そこまで気にすることではなんだが…」
クジャ「いや、ぜひ!!な、ビビ!」
ビビ 「う、うん!」
ヴィン「(…そこまで言うなら)わかった。近いうちに用意してくれ。配達は…クラウドに電話でもして頼むか」
クジャ「(よし、そうと決まればビビ、ガーネット姫に助けを求めよう。僕達の危機だ)」
ビビ 「(うん、わかった。僕、手紙書いてみるよ!)」
クジャ「(いい子だ。できるだけ高価なものを頼むんだよ、いいね)」
369:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/02 06:22:00 k08Uce6e0
部屋の掃除を始めるヴィンセント
ヴィン「(そういえばケットシーの人形が見当たらないな…。爆発で吹き飛んだのか?)」
一方ビビビとクジャは小声で相談していた
ビビ 「半裸、いくらおねぇちゃんでも、ただ『高価なもの』じゃ困っちゃうよ」
クジャ「うーん、言われてみればそうだね。ユフィさんが喜んでくれるものが分かればいいんだけど…」
ビビ 「ビンセントさんに聞いてみる?」
クジャ「そうしよう」
クジャ「ヴィンセント、掃除中すまないが、その…ユフィさんへの贈り物を考えていたんだけど、彼女はなにが好みなのかな?」
ヴィン「ユフィか?…あいつはマテリアに目がない、いわばマテリア娘だな」
クジャ「(うっ…)あーえっと、マテリア以外で好きなものとかないのかい?」
ヴィン「そうだな…(物欲が強いからな…)、貴重なアイテムでも喜ぶかもしれないな」
クジャ「そうか、わかったよ。ありがとう」
ヴィン「(ずいぶん念入りなんだな…)」
ビビ 「レアアイテム?『クポの実』とか『キング・オブ・ナワトビ』のこと…?」
クジャ「うん、そうだよ。それを贈ればきっとマテリアのことも許してくれるさ」
ビビ 「いろいろあるけど、どんなのがいいかな?」
クジャ「聞けばユフィさんは若い女の子らしい。そこで、二枚目俳優の『スターのサイン』なんてどうだい?」
ビビ 「い、いるかなぁ…サインなんて」
クジャ「ロウェル=ブリッジスのサインだよ?若い娘なら泣いて喜ぶ。ガーネット姫に頼んでリンドブルムでもらってきてもらおう」
ビビ 「わ、わかった。じゃぁ、手紙にはそう書いておくね」
クジャ「ああ、頼んだよ」
370:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/02 12:55:29 AwnO1J1OO
そのまま「ぜんたいか」のマテリアが増えちゃったりして。
371:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/02 13:56:27 q2KLWETB0
ビビ「・・・やっぱりサインだけだとファンじゃなかったら申し訳ないよね」
なにかなかったかな?と道具袋を探ってみる。
あまり重い物が持てないので小物類を多く持たされていたのは幸いだった。
やはりかさばる物はよくないだろう。
ビビ「女の人ならアクセサリーとか好きかな?」
まもりの指輪、妖精のピアス、パールルージュ・・・
ビビ「最近手作りするのが流行ってるってエーコが言ってたっけ。材料になる物は」
アクアマリン、ペリドット、アメジスト、サファイア、ダイヤモンド・・・
やっぱり大きい方が使いやすいよね。これで包んでと。
ヴィン「ん?何だこれも贈り物に加えるのか?」
ビビ「うん」
ガラスのおもちゃか。この歳で戦闘経験豊富とは
一体周りの大人は何をしていたのかと怪訝に思っていたが
ちゃんと子供らしい接し方をしてもらっていたようだ。
まあユフィは驚くだろうが、相手に小さな子供がいるとわかれば
流石にあの小娘でも文句を言ったりはしないだろう。
あれは図にのる可能性があるからな、その歯止めに丁度良いかもしれん。
ヴィンセントは心の中で苦笑いをし、梱包に使う予定の箱の中に
黄色いスカーフに包まれた大粒の宝石達(本物)を加えた。
ヴィン「それにしても、掃除したら欠片くらいは出てくると思ったのだが」
ケット・シー人形はまだ見つからない。
372:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/02 14:21:18 u2H0Sl1RO
アクアマリンにアメジストにペリドットにサファイアって…
高価なだけじゃなく、ユフィ召喚しまくりwww
373:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/02 15:50:19 98juG69+O
ふっと思ったんだけど~、トランス繋がりで、ティナが来たら、更に誤解が進みそう(笑)
374:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/02 19:12:59 GeiDfaC30
ビビ「ヴィンセントさん!」
ヴィン「一万年と二千年前からあ~い~し~て~る~」
ビビ「そ…そんな前からルクレッアさんのことが」
ヴィン「八千年すぎた~ころからもっと恋しくなった~」
ビビ「ヴィンセントさんって長生きなんだ…」
ヴィン「一億と二千年たってもあ~い~し~て~る~」
ビビ「そ そんないきれるんだ すごいよぅ…」
ヴィン「君を知ったそ~の~日から僕の~地獄~に音楽はた~えな~い」
ビビ「ルクレッアさんは歌手だったんだね!」
ビビ「お姉ちゃんへヴィンセントさんの奥さんは歌手だった事がわかりました僕も練習したらお歌上手くなれるかな」
375:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/02 21:05:34 hAcCWXyo0
ビビ「あれ?この手紙ってモグネット・・・スティルツキンからだ!」
ビビへ
よおビビ、モモに聞いたぜ。なんか大変らしいな。
すぐに居場所がわかったからいいものの 未成年者略取誘拐だぞ。
一応保護者が一緒とはいえ監禁までされてる自覚あるか?
ミコトなんか犯人を見つけ次第、見せしめに■■する気でいるぜ。
またやられたら堪らないってさ。当然の反応だな。
俺は今、未知の大陸を旅しているんだ。なかなか面白いところだぞ。
デカイ飛空挺が飛んでるなと思ったら、城が丸ごと空中移動してるんだ。
豪快な出不精もいたもんだ。がーでんとか言ったかな。
そこで会った兄ちゃんがよ、突然「カードの臭いがする」とか言ってきてな
なんだか種類が違うみたいで結局勝負は出来なかったんだが
珍しいってんで交換したんだ。お前こういうの好きだろ?
俺にはよくわからないからお前にやるよ。
しかしなんなんだあそこは?カードの話が出た途端、
それまでニコニコしてた別嬪さんや、一見してお偉いさんとわかるおっさんまで
目の色変えて集まってきてよ。3人が真剣に話してるところで悪いが
こっそり逃げてきちまった。正直恐かったぜ・・・カードも程々にな。
じゃあな、お前も頑張って家から出ろよ。また会おうぜ。
スティルツキン
勝負師の魂 コモーグリ・コチョコボ・フェニックス・風神雷神のカード
ヴィン「ほう。世界中を自由に旅する友人か」
ビビ「うん。さすらいのお友達なんだ。ワイルドでダンディーなモーグリなんだよ」
ヴィン「?('A`)子供の世界は未知の世界・・・」
ビビ「(このカード・・?気のせいだよね)スゴイ、本当に見たことないカードばっかりだ!」
376:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/03 00:46:39 lE9/6BZJ0
数日後、ガーネットからサインが届いた。
ビビへ
欲しがっていたサイン、贈ります。
なにやら大変なことになっているようですが、頑張って下さいね。
ガーネットより
クジャ「よし、謝罪の手紙と一緒にこのサインと宝石(本物)を包んで…」
ビビ 「だ、大丈夫だよね、怒られたりしないよね…?」
クジャ「きっと平気さ。でも…、いざとなったら土下座だよ、いいね」
ビビ 「う、うん」
クジャ「ヴィンセント、ユフィさんへの贈り物の用意ができたよ」
ヴィン「…わかった。クラウドに電話しておこう。数日で荷物をとりに来るはずだ」
クジャ「悪いね、頼んだよ」
ビビ 「…(クラウドさんって人、>>18でコタツ入っていった人かぁ。あの人もマテリアだったなんて…)」
ヴィン「…どうしたビビビ」
ビビ 「ね、ねぇ、クラウドさんって人も強いんでしょ?」
ヴィン「…そうだな、(セフィロスを倒したくらいだから)おそらく最強だろう」
クジャ「!? そ、そんな人に荷物の配達を頼んでしまって…いいのかい?」
ビビ 「(怒らせたら僕達なんて…)ク、クラウドさん迷惑じゃないかな?」
ヴィン「…いや、配達がクラウドの仕事だ。気にするな」
クジャ「あ、それならいいんだけどね。連絡、頼むよ」
ヴィン「…あぁ(さて、携帯で連絡するか…)」
377:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/03 06:05:09 BCldvQWB0
『こんちわーストライフデリバリーサービスでーっす』
ヴィン「お、来たな」 [[[[ビクッ]]]]
クジャ「面倒をかけるんだし、失礼がないようにここはやはり挨拶でも」
ビビ「う、うん。あ、待って半裸父待って今だけは上着を着て!」
クジャ「今回ばかりは仕方ないね・・・」
クラウド「本日は贈り物発送のご依頼ということで宜しかったでしょうかー?」
ヴィン「わざわざすまないな。実はユフィに・・・
詫びる必要もない気がするんだが、依頼主の親子が律儀でな」
ビビ「あ、あの。こんにちは、お兄ちゃん」
クラ「おっビビ。久しぶりだな・・・と、 !! そちらは?」
ヴィン「ああ、こちらは(ハッ半裸父がまともな服装を!?)(゚Д゚ )ポカーン」
銀髪長髪!!その瞬間、青年の髪が一段と逆立った。辺りに異様な緊張が走る。
「はじめまして。ビビの父親のクジャ・トライバルといいます。
以前、まだこの家に慣れないこの子に良くして頂いたそうでありがとうございます」
!?(゚Д゚;)
クラ「(銀髪なのに常識人!)申し遅れました。クラウド・ストライフといいます。
そうですか、ビビ君のお父さん・・・(若!俺と同じくらいじゃないのか?)」
クジャ「今日は無理なお願いをしてしまってすみません。実は先日『この子が』
遊んでいる時に、ユフィさんからのヴィンセント君への大切な贈り物を
壊してしまいまして。とても代わりにはなりませんが、せめてものお詫びをと・・」
クラ(大切な贈り物?) ヴィン(いや・・・ただのマテリア「ぜんたいか」だ)
クジャ「お願いできますか?」
クラ「はい。かしこまりました。じゃあここに必要事項の記入をお願いします。
・・・はい。では確かに承りましたー(へえ、気の良い人だな)」
ビビ「…ハッ(゚Д゚ )あ!ありがとうクラウドお兄ちゃん!(ヒーローの)お仕事頑張ってね!」
クラ「ああ。お前もあまり気にする必要ないんだからな、元気だせよ!」
クラ(待て待て若すぎだろう?奥さんは?)ヴィン(奥方は既に他界しておられるそうだ)
クラ(はー。十代半ばの子なら有り得なくはないか。しかしあの歳で偉いな、若パパ)
クジャ・ビビ『ホッ・・・なんとか上手くいった』
378:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/03 08:38:14 PdsT4UO3O
GJ!半裸父さりげなくビビのせいにしてるww
379:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/03 09:28:24 399ZbTIaO
金持ちで気前良く若い美形のやもめで子供は愛らしい良い子
こう見えてるのね?w
380:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/03 12:46:59 4zfefBNE0
クジャ「それはもちろん、衣替えの最中だよ!ウキウキするね~♪
重い冬物から明るく軽い春物に衣装を切り替えるこの時期の衣替えが一番楽しいよ~♪」
ヴィン(冬物春物って半裸父、あんたはいつも同じ露出じゃないか?)
「はぁ…今後の勉強にさせて欲しいんだが…どれが冬物でどれが春物になるんだ?」
クジャ「……仕方がないねぇ、田舎の育ちじゃ衣食住は実用本位だったんだろうし
女の子にモテル為にも必要な知識だから特別にレクチャーしてあげよう」
「まず、冬物だね。これはベルベット、ほら細かい起毛があるだろう?
こっちはジャガード、予め織り模様が入っているんだ。
そうそう、こんなのもあったね、ベルベットみたいだけど、起毛の有無で
模様ができるんだ、これは薄い部分があるから裏地でカバーするんだけど
裏地の色が透けるからそこんとこオシャレ…理解してるかい?」
ヴィン「むむむむむむむむ~????」
クジャ「…それじゃ、春物いくよ?こっちはオーガンジー、透けてて軽いんだけど
適度な張りが出る、こっちはシフォンで、こちらも軽いけど透けずに柔らか…
あ、ここまでで質問は?」
ヴィン「つまり、今まで半裸父は冬物で過ごしてきたわけだな?でも今のデザインで
冬の素材を着るより、その、あの、肌を露出させていることの方が問題じゃないか?」
クジャ「何言ってんの?僕は無理に薄着をしてせっかくの玉の肌に鳥肌を立てるのはイヤだって
言ってるじゃない?今でもそうだけど、冬季は肌色のインナーを着てるんだよ」
ヴィン「インナー?下着?下着着てるのか?それで?」
クジャ「まさか、今まで気づかなかった?ほらフィギュアスケートの選手でもさ
露出の多い衣装を着てると思いきや、首から手首まで肌色のインナーで覆ってるじゃない?」
ヴィン「…そうだったのか?」
クジャ「ま、僕の透明感ある白磁の肌を再現できるインナーは特注だから見破られないなら
本望だけど…(そもそも地肌か生地か分からないようじゃさっきの講習も無駄だったか)」
381:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/03 12:52:32 4zfefBNE0
すまん…誤爆 orz
最初の7行コピ損なった
クジャ「♪♪~」
ヴィン「…何をしている?また押入れの下の棚改造したな?」
クジャ「君には考えが及ばないかもしれないけれど、今流行の賢い収納術というやつさ
私のワードローブの一部をこちらに置かせてもらっているんだけど
部屋に置くには狭いじゃない?こういう使わない空間を有効利用しているんだよ」
ヴィン(六畳間が狭いのはあんたが運び込んだ無駄なインテリアのせいなんだが)
「それで、何の作業中なんだ?」
>>380に続く
382:ATE ~お届け物~
06/03/03 21:25:25 lE+lns+y0
ユフィ 「ん?クラウド、ホワイトデーには早いんじゃない?」
クラウド「いや、お届け物だ」
ユフィ 「なぁんだ、10ギルチョコのお返しには豪華だなと思ったよ」
クラウド「確かに届けたぞ。じゃあ俺は次の配達先に向かう。またな」
ユフィ 「はいはーい、どーもねー。あっ、ちなみにホワイトデーは
マテリアお願いしますぜ、旦那」
ユフィ 「さてさて~、これは一体…サイン?読めないな…ヴィンセントのかな?
あいつ、主役はったからって調子に乗って~!
そんでこっちは…宝石ぃ?こんな高価なものくれるんなら、その金で
マテリア買ってくれればいいのに…ん?」
『これでも召喚できると思います。マテリア割っちゃって、ごめんなさい ビビ』
ユフィ 「なんだ、これ、新しいマテリア?赤くないのに召喚マテリアなの?
マテリア穴にもはまらないよ…丸く削るところから自分でやれってことかぁ?
後でヴィンセントに電話して聞いてみよう」
383:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/04 00:54:49 aW7CWBi30
ユフィ「ヴィンセントでるかなぁ・・・・」
折れた翼をはばーたーかせ♪すべてを消して・・・・(着歌)
ヴィン「ユフィか?何か用か?」
ユフィ「この宝石は何?新しいマテリアなの??」
ヴィン「あぁそれか。それはただのガラスのおもちゃだ。ビビなりに気遣ったのだろう。」>>371参照
ユフィ「ふ~ん。(なにかありそうだなこのガラスの玉・・・・)」
ヴィン「用はそれだけか?」
ユフィ「うんそれだけ。あ!!自分のサイン贈るのはよした方が良いと思うよ。じゃ!!」
ツー ツー ツー (電話が切れた音)
ヴィン(サイン・・・・?また新たなる誤解が生まれたようだな フッ)
384:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/04 02:36:52 Cgj8tjZdO
ヴィン、携帯の機能(着うた他)使えるようになったんだね・・・
385:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/04 02:40:04 Ygwf/ITa0
ビビ全体的に愛されてんな
386:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/04 07:47:31 FlzSPYgv0
【本】動物の子供は可愛い+その可愛さが成体にクリティカルヒット【能】
ほぼ例外なく他種族にも絶大な威力を発揮する、ある意味最強の力だもの
387:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/04 07:49:41 ANya5fw5O
昨日またⅦ始めた。説明書読んだらビンセントは27歳って書いてあった…
388:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/04 13:13:27 mOd/0wmLO
>387
27歳で年を取らなくなっちゃったからな。
今までいくつだと思ってたんだ。
389:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/04 14:54:45 ANya5fw5O
>>388
ビンセントの年齢なんか気にもしてなかったってのが事実…
一回7やってるんだけど、その時は説明書読まずにやったし、もう六年くらい前だから、すっかり忘れていたわけです。
魔晄パワー(?)で神羅に改造(?)されて歳とらなくなったんだっけ?…
ともかく、7をもう一度クリアするまでROMってます。
390:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/04 15:53:04 /HkZjZT90
ヴィンは実年齢60歳近いんだよな。
だとしたらヴィンとビビは爺ちゃんと孫のような関係か。
…何故かヴィンとビビが将棋やっている姿が脳裏に浮かんだ。
391:幕間1/3
06/03/04 19:45:34 D9rPFYB20
ヴィン「モーグリの友達が大勢いるとは。ビビビは凄いな(リーブに紹介してやるべきか)」
ビビ「モーグリの皆は優しいから、旅の間もいっぱい助けてくれたんだ。
エーコはもっとすごいよ?エーコはね、たくさんのモーグリと家族で仲間なんだ」
ヴィン「ビビビ達の国にはモーグリと仲の良い者は多いのか?その、大人にも」
ビビ「大人にもいっぱいいるよ(ヴィンセントさんもモーグリが好きなんだね。・・でも)
半裸父はあんまり好きじゃないと思う・・・でっでもね?ジタンとか、半裸父の」
ヴィン「隔世遺伝というやつかな」
クジャ「はあ?なに、セフィロス君は親に似てないのかい?」
ヴィン「外見はともかく中身だな。極端な人格の対極はやはり極端というか・・。
いや、そういった話ではない。半裸父はモーグリが好きか?」
クジャ「モーグリ?この僕が モーグリを好きかって?好きなわけないだろう。
僕が愛するのは僕のように強く美しい存在さ。ブサカワイイものは趣味じゃないんだ。」
ヴィン「しかし、ああ見えて実はモーグリは恐ろしく強いのだとビビビが言っていたが・・・」
クジャ「いや強(子モーグリであの強さなら大人は?)・・・強いね。メテオ程度じゃ
話にならないし、より上級魔法でもどうかな・・1人で戦うのは無謀に過ぎるね。
そもそも普段の彼らは仮の姿だ。本来の姿を見たことがあるかい?・・・まさに獣神さ」
ヴィン「獣神・・・(メテオも効かない?・・神は人の諍い如き興味はないということか)」
クジャ「本来の気高く神々しい姿を隠してまで、何故あのような道化を気取るのか・・」
ヴィン(神の姿を隠す仮面が気に食わんということか。だが、この言い方からすると
本来の姿は破壊神的な性格が強い。普段の姿はその御心が穏やかである証ではないか。
統制者の血筋の者が己の使える神に破壊を望むということは)
ヴィン「半裸父の実家は人里離れた特殊な環境で、その神・・城と外界を出入り出来たのは
半裸父と・・長老殿の2名だけであったと聞いたが」
クジャ「長老?あの子から何か言われたんだろうけど、下手な気遣いは不要だよ」
ヴィン「すまない。だが、これだけ聞かせてほしい。
ガーランド殿は、普段の姿のモーグリを 愛しておられたのだろう?」
392:幕間2/3
06/03/04 19:47:33 D9rPFYB20
クジャ「・・・・・・・・(絶句)」
ヴィン「・・・?まさか・・・知らなかったのか?
(なんて事だ!)すまん、何も聞かなかった事にしてくれ」
クジャ「ちょっと最後まで言いなよ!言う気がないなら直接あの子に」
ヴィン「待て!・・・
神殿にいたのだ。外界も戦のことも知らぬ、純粋無垢なモーグリ達が・・・」
クジャ「・・・・・・・・(呆然)」
ヴィン「頼む、ビビビを責めないでやってくれ。私が愚かにも口を滑らすまで
ずっとそれを秘していたあの子の気持ちを汲んでやってくれ・・・頼む」
クジャ「・・・・・・もういない者の話だ。流石に想像したくはないけどね」
(半裸父と初対面の日 彼とビビビの間に見えた過去の対立の片鱗・・・
よもや記憶を失くしたビビビが敵軍に入ったのではあるまいかと懸念していたが
そうではなかったのだ。同じ勢力内にも対立は起こる。宗教内にも派閥はある。
破壊の神を目覚めさせ 敵国を滅ぼし 新たな創造の土壌とする『過激派』
戦は人の手によって終らせ 最終的には敵国との調和を目指す『穏健派』
王城においては、当時現王であったブラネとクジャが前者。ビビビと姉姫は後者。
神殿においては、少なくともクジャの弟であるジタンと力ある巫女エーコは後者。
教皇ガーランドは、表向きは過激派に近い位置にあったが、その胸の内は・・・)
393:幕間3/3
06/03/04 19:50:11 D9rPFYB20
クジャ「・・・ちょっと!浸ってるところ悪いんだけど、他にも何か暴露話とかあったワケ?
あの子を怒ったりしないって誓うから 教えてくれない?」
ヴィン「いや他は・・『最後の場所だけはモーグリはいなかったが、代わりに非常に強い・・』
意味は解らなかったが、要約するとつまり『多分ペプシがカードキング』とのことだ」
(ビビビが記憶を失うほどの事故にあったのもその辺りの事情からか。
世継の王子が消えれば現王側が有利になる。だがそれから間もなくクジャも姿を消す。
後に叔父によって生存を確認されているにも関わらず、現在王位に就いているのは姉。
その点から、第一王子は表向き死亡のままでビビビは遊撃手に回ったと推測できる。
今まではジタンと共に戦ったのかと思っていたが、叔父は姉姫や騎士と共に国の中枢で、
第一王子は歴戦の傭兵モーグリである風来のスティルツキン、嵐の宮廷料理人クイナ
お目付け役神官兵サラマンダー、そして巫女姫エーコにモグ。彼らと共に国外で戦ったのだ。
現在の状況を見るに、神殿の立場上過激派であったはずのクジャも、その失踪後は
どう動いていたやら・・・戦が終った今、国民もその辺の事情は先刻承知という訳か。
激しい戦いの中、とうとうモグの中に封印された破壊神マディーンが復活。
しかし巫女姫エーコとの強い絆によって、モグは現世の身体と引き換えに
自身の内で荒れ狂う神の力を抑えてみせた。
戦いが終った今も公的には前王と第一王子は死亡したことになっているのだろうが、
この2名のことは公然の秘密扱いだな。歴史上は死亡ということか。
同様に、姉姫と叔父も表向きは政略結婚ということになっているのだろう。)
クジャ「やけに時間がかかると思ったら、闘ったの!?あの状況で、異形とカードゲーム!?」
ビビ「だ、だって五天王だよ!?皆もここは勝負を受けなきゃ男じゃないって・・」
クジャ「順応性の高さにも限度ってものがあるだろう!!」
ヴィン(モーグリ大国英雄譚か・・・リーブよ、今ならお前と少しは解り合える気がする)
394:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/04 20:04:27 S7DaPccR0
ネタスレには向かない文体だね
395:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/04 20:57:22 qQ1rH5YU0
ヴィンセントも勘違いしてるwww 嵐の宮廷料理人クイナって強いのか弱いのかwww
………………
ビビ 「…そわそわ…」
クジャ「…そわそわ…」
ヴィン「どうした、二人とも」
ビビ 「ユフィさんから、お手紙返ってこないね。まさか、怒ってるんじゃ…」
ヴィン「それなら心配ない。先日、礼の…いや、礼を言っていたかな…?
とにかく、電話があったから大丈夫だ」
クジャ「歯切れが悪いね。もし慰めならよしてくれよ。怒られるなら、土下座の準備が…」
♪折れた翼をはばーたーかせ…
ビビ 「ひぃ!」
クジャ「来た!!」
ヴィン「どれどれ…」
ビビ 「ま、待ってびんせんとさん、まだ心の準備が…!」
『(留守番電話サービスに繋ぎます。ピーッ…)
おーいヴィンセント、いないのー?コスモキャニオンに行ったらね、
やっぱりこの宝石、召喚ができるみたいなんだよ。
でも使い方がわっかんなくてさ~。ビビって子に話を聞き
(ピーッ…1件 です)』
396:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/04 20:58:08 qQ1rH5YU0
クジャ(ビビを名指しで…しかもコスモ・キャノンだなんて、明らかに兵器じゃないか)
ビビ (ぼ、ぼく、召喚できるかもって、宝石贈ったんだ。
でも使えなかったみたいだね。どうしよう、怒ってるかな)
クジャ(それじゃまるで騙したみたいじゃないか!怒るに決まってるよ!)
ヴィン「ビビビ、電話してみるか?」
ビビ 「え、あ、ま、まだ…」
クジャ「ねえ、マテリアはどのくらい強いんだい?」
ヴィン「物によるが…最も強いのはナイツ・オブ・ラウンドかな。
12人の騎士が徹底的に敵を叩きのめす。
敵にとっても地獄だが…私たちにとっても苦痛の時間だ」
ビビ 「な、何で…?」
ヴィン「全員が攻撃し終わるまでが長くてな。連続で使った時には、
暇で暇で紅茶を入れに行ったこともあった」
クジャ(12人の下僕による、袋叩き!!!)
ビビ (戦闘中に、優雅に紅茶!)
クジャ(強すぎる…彼らにとって、戦いなど狐狩りも同然なのか!ビビの命が…)
397:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/04 21:26:15 nEnB9wjNO
>風来のスティルツキン
>戦闘中に、優雅に紅茶
連続で腹筋にキタ おまいらは人が油断したときにw
398:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/04 21:42:55 KEvwBwFC0
クジャはFF9でラスボスの前座をするほど強いのに
勘違いでユフィにビビってるのがワロスww
399:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/04 23:26:09 FNP+NAYU0
複数回攻撃ないの4以来が9か
400:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/05 01:02:58 eZtGtHqk0
>>396の続き
クジャ「そうだ!僕はラスボス(前座)だったんだ!僕としたことが忘れていたよ」
ビビ「半裸父ならがんばったら勝てるんじゃない?」
クジャ「僕がトランスしたらナイツオ・ブラウンドなんてイチコロさ!!」
ヴィン「名前間違ってるぞ」
クジャ「そんなこと気にしない気にしない♪君はそのマテリアを持っているのかい?」
ヴィン「あいにく今はマテリアは持ってない」
クジャ「ポケットにも入ってないのかい?」
ガサゴソ・・・・
ヴィン(ん?丸いものが・・・・ まさか・・・・」
クジャ「マテリアじゃないか!」
ヴィン「これはハーデスのマテリア・・・・」
クジャ(仮想ナイ・ツ・オブ・ラ・ウンドってことで対戦してみるかな)
クジャ「さあ!僕にそのマテリアで攻撃してくれ!」
ヴィン「いいのか?これは相手を状態異常にする・・・」
トランスクジャ「さあ早く!」
ヴィン「やれやれ・・・・」
ハーデス召喚
Tクジャ「きたな!フレアス・・・・・なんだ!?煙が・・・!」
クジャ毒・混乱・睡眠・沈黙・スロウ・マヒ状態
クジャ(助けてくれ~~~~~~)
ヴィン「ビビ、救急車呼んでやれ」
401:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/05 01:08:25 My9+mneR0
ビビビって何ですか
402:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/05 01:18:33 zclqjXrl0
■Final Fantasyシリーズ PlayStationゲーム ジャンル:RPG
VII=なんでも屋と夢見るバツイチ/タイプマテリアVSマッド製薬企業/
浮気 妻子の裏切り 離婚 未練/美しいツクレッツィアとセフィロス君/血で血を洗う訴訟戦争
IX=魔法使いの王子様波乱万丈奮戦記/お姫様の宮廷ロマンス 禁断のハーレクイン/
半裸 不審者/記憶喪失 ボクに父はいません/ペプシ/クポクポ神聖王国記
403:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/05 01:50:55 9KpGosAC0
>>396
ナイツって13人じゃなかったっけ?
404:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/05 02:37:22 +WKnxsqt0
円卓の騎士だから13だな
最後のがアーサー王だろう
405:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/05 08:15:23 nidxJHxHO
ナイツは防御力無視で一回13万も削るからなあ。
連続召喚されて平気な奴なんかいないだろうな…。
Ⅶのラスボスもナイツで1ターンキルされるし。
406:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/05 09:33:32 8jwmDfe60
LV99のキャラがいて前座のジェノバ・シンセシスの時にナイツ使えば
ラスボスが大幅強化されるよね
それでもムリか?
407:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/05 19:02:19 7bv0g2pO0
>>401
ビ…ビビです。
408:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/05 23:32:39 /J5rHiWd0
>>401
最初>>1から読めばわかるよ
409:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/06 00:21:59 HVuP9Py40
半裸父が加わって、流石に気付いたのだろうけど
ヴィン「そうか、勘違いだったか。すまない、ビビビ。・・・あ」
ヴィン「ビビビ夕しょ・・・ビビ、夕食が」
ヴィン「ところでビビビ、と・・・ムゥ(苦渋)」
ビビ「ヴィンセントさん。無理しなくていいから」
ヴィン「いや、親しき仲にも礼儀ありというが、同居人の名前を間違えるなど人として論外ry」
ビビ「(何を今更。)うーん。親しいなら言い慣れてる呼び方でいいんじゃないかなあ」
クジャ「ニックネームなんて仲の良い証拠じゃないか。それに本人がいいって言ってるのに
本名で呼び続ける方がよっぽど失礼だよ」
ヴィン「半裸父。そうか・・・そうだな。では、ビビビ」
ビビ「うん、なあに?(この場合『半裸父』についてはツッコまないのが礼儀だよね)」
こんな感じな気がする
410:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/06 00:30:50 1wzPBtuC0
ヴィン「やれやれ…エスナ!」
……ピロリピロリきらきら……
クジャ「うぇっほ、げほっ……ん?治った?」
ビビ 「本当に、一人で攻撃も回復も、召喚までできるんだね!」
クジャ(これは本気で命が危ないね。ここは父親らしく盾にならねば。
最初で最後の「パパの勇士」、とくと見るんだよ)
ビビ (ううん、もとはと言えば僕のせいだもん。僕も闘うよ)
「びんせんとさん、電話貸し…」
コン コン コン(ノック)
ビビ 「でん…わ…」
ユフィ『ヴィ~ンセントく~ん、あ~そび~ましょ~』
ヴィン(ユフィ…例の宝石ががマテリアかもしれないから、浮かれているな)
クジャ(何だい、このテンションは…!)
ビビ (狐狩り!狐狩りだよ、半裸父!)
クジャ(そうか!確かにあれは明らかに楽しんでいる声…)
411:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/06 00:31:42 1wzPBtuC0
ビビ 「は、はぁい…どうぞ…」
ユフィ「おぉっ、ビビちゃん!会いたかったよ!!」
ビビ 「は、はいっ!」
ユフィ「そっちのコックさんもお仲間かい?」
クジャ「はいっ!お初にお目にかかります!」
ユフィ「んっ、威勢がいいね。ヴィンセントの友達とは思えないよ。そんでね、
この宝石、マテリア穴に入らないんだ。どうやって加工すんの?」
ビビ 「そ、それは手にして念じるんです」
ユフィ「マジ!?そんだけ!?すごいじゃん!さっそく試してみるよ」
クジャ「(今ここでかい!?)…あのっ、これも差し上げますので、どうかお帰りを!」
ユフィ「へぇ?綺麗だね。これも召喚できるの?ありがたくもらっとくよ。
突然来てごめんね!じゃ、仕事もたまってるし帰るよ。二人ともありがとうね」
……ドアが閉まり、ヘリの音が遠ざかる……
ビビ 「…半裸父、今のって…」
ヴィン「まるでカツアゲだな」
クジャ「自主的に、誠意を見せただけだよ。僕は平和主義者さ」
ビビ 「今の…おねえちゃんの宝石だよね?あれ、国宝じゃないの?」
クジャ「いいや。落し物だよ。劇を見物していたときに、偶然拾ったんだ。
持ち主が誰かなんて、僕は知らないよ。全然、全く、なーんにも、ね」
412:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/06 22:43:16 Xx3WCGM10
ビビ 「今の宝石…本当にお姉ちゃんのじゃないの?」
クジャ「ちょ、ちょっと散歩してくる」
ビビ 「行っちゃった」
ヴィン「それじゃあ、私は新しいおやつに挑戦して来よう…ビビビ、待っててくれ」
…20分後…
クジャ「ただいま、ヴィンセントさんはどこ?」
ビビ 「おかえり。今、台所でおやつ作って…うわ、その犬どうしたの?ケガしてるじゃないか」
クジャ「銀竜で踏んじゃったんだ。ヴィンセントに治してもらおうと思って」
ビビ 「呼んでくる」
ビビ 「すぐだから、ちょっと待ってだって。すごい集中してた」
クジャ「ねえ、ビビ。この犬ここで飼おうよ。名前はう~ん、ポチがいい」
ビビ 「ぼくは飼いたいけどヴィンセントさんにも聞いてみないと」
クジャ「大丈夫だよ、彼はぬいぐるみが好きだったし」
ビビ 「そうだよね、後で聞いてみよう」
クジャ「ポチ、お手」
つづく
413:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/06 22:44:38 Xx3WCGM10
ヴィン「(あとはこれをレンジで5分と…)ピッ。ビビビ、お待た…レッド13!?」
ビビ 「知ってるの?」
ヴィン「ああ…昔の仲間だ、すぐに治してやるぞ」
ヴィンセントは急いでエプロンと三角巾をはずした。
ヴィン「ケアル…どうしたんだレッド13」
レッド「た、助かった」
ビビ、クジャ「しゃべった!!」
レッド「おいらナナキってゆうんだ。よろしく」
ビビ(ヴィンセントさんの仲間だから強いのかな?)
クジャ(どうしよう、踏んづけちゃったよ怒ってるかも)
ヴィン「どうして…あんなケガしてたんだ?」
レッド「うん、よくわからないけど空から何か降ってきたんだ」
クジャ「(チャンス!)そこに僕が通りかかったんだ」
レッド「そうなんだ、ありがとう助かったよ」
ヴィン「もうすぐ、おやつができるから食べながら話そう。ちょっと見てくる…」
ビビ 「ぼくビビです、こっちはクジャ。ナナキさんはどうしてここに?」
レッド「ユフィがヴィンセントにおもしろい友達がいるって聞いたから遊びに来た…」
……バン!、ボン!!、バン!!!……
ビビ 「何の音!? ヴィンセントさん大丈夫?」
ヴィン「あぁ…私は大丈夫だがレンジが…」
ビビ 「何を作ってたの?爆発するなんて…」
ヴィン「レンジで簡単にゆで玉子が作れると思ったんだが…」
ごめん、レッド13を出したかったんだ、あとはお願い
414:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/06 23:01:51 bFn0kFXpO
ヴィン「…レッドⅩⅢ、しっぽの火でボヤは起こさないでくれ」
415:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/06 23:18:28 MGtayUkC0
>>412
無粋なツッコミですまんが
クジャがケアルガしてやればよかったのでは・・・
416:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/06 23:41:33 RxU5127mO
ビン「レッド13、ちょうど良いところに来てくれた。実はちょっと誤解があってな。」
レッド「どうしたの?誤解ってなんなの?」
ビン「価値観の違いからかメテオが……」
ビビ「ねえ、クジャ。何か話してるよ?」
クジャ「まずい!さっきの事がバレたのかな?どうしようか………」
ビン「二人とも、ちょっと良いか?」
ビビ・クジャ「ビク!よ、よろこんで!」
ビン「(よろこんで?)実はメテオの事だが…」
レッド「空から隕石が降って来る魔法なんだ。」
ビビ「うん、知ってるよ。」
クジャ「あれは痛かったね。」
レッド「あれを受けたの!?凄い~」
ビン「レッド13、話が合わないだろ?だから説明をしてもらいたいのだが。」
レッド「オイラ、クジャさんがメテオ受ける所見たいな!」
ビン「なに!?だがあれは……」
ビビ「別に良いよね?」
クジャ「僕はかまわないよ。」
ビン「セフィロスを呼ぼうか。あいつならメテオを使える。」
長いけどこんな感じにつなげてみた。
ダメならスルーで
417:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/07 00:30:35 Psz4VV8s0
一見('A`)な話だけど 7:DB 9:ドクターストップ
9魔法メンバーも降って来た星を(この場合宇宙に)跳ね返すか、
堕ちて来たメテオを拾って(この場合宇宙に)メテオ返しするか
装備によっては(自分だけ)回復しやがってしまう可能性があるよ
世界滅亡スレスレでも ファイナル野郎共とペプシならやってくれるさ。為せばなる
418:テラ
06/03/07 02:07:22 Y9r7qRZOO
なせばなる
じぶんをしんじろ!
みんなGJ
419:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/07 14:10:59 DwcsLkB40
ナナキ「お~い、セフィロス連れてきたよ~」
クジャ「いよいよヴィンセント君の息子と対面できるのかぁ(メテオぶつけられるのは痛いけどねワクワク)
ビビ 「うん、こんなことで会えるなんて思わなかったな、わくわく」
激しく鬱のセフィロス登場
ヴィン「!!!」
ナナキ「あのさ~セフィロス、この人たちがね、君のメテオを受けてみたいって言ってるんだけど…」
セフィ「……………悪いが、今は精根尽き果てて気分ではない…」
ナナキ「えっ、でも、ほら、メテオを落とすと君の野望が叶うとか言ってたじゃない?
是非受けてみたいって言ってくれる(奇特な)人達がいるんだから…」
セフィ「……今日、私は二人と一匹が乗ったバギーを押してコスモキャニオンの山道を登り
チョコメテオを散々食らった挙句に、マテリア全て取り上げられ
終いには皿を4千枚も洗ったところなんだ………帰って休ませろ」
と、言いたいことだけいって セフィロスは帰っていった………
ナナキ「ごめんねぇ、ちょっと気分じゃなかったみたい」
と、サイコロの旅のセフィロス出してみました
420:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/07 14:18:52 D6SoV05e0
勘弁してくれよ…
レノルード六畳間スレはともかくサイコロの旅は全く別モノだろ
421:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/07 15:38:46 DwcsLkB40
>>420
そうかそうか他のスレキャラが出張してくるネタスレよく見てたから
その拒否反応は全く分からん
だが、マジ批判レスは空気汚すからやめてね
スルーして自分が新しいネタ投下してね
もしくは
ヴィン「>>419←デジョン」
くらいのレベルでイイから小ネタ入れてレスつけて
更にネタ重ねるけど
422:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/07 15:41:14 DwcsLkB40
帰っていったセフィロスを見て…
ヴィン「あれは、セフィロス…なのか?」
ナナキ「はぁ~???」
クジャ「(は、話に出てくる男の子じゃないもんね)やっぱり?」
ビビ 「ひ、人違いなの?」
ナナキ「で、でもあれセフィロス、セフィロスだよ!ほらっ古代種の神殿にいたじゃないっ!」
ヴィン「私は神殿の外でハブラれ組だった…」
ナナキ「忘らるる都でエアリスを刺したの…見たでしょ!?他にも各地で見たよね?」
ヴィン「みんな、あれがセフィロスだといっていたが、私の目にはジェノヴァにしか
見えなかったんだが…(特に否定せず黙っていた)」
ナナキ「竜巻の迷宮でマテリア漬のセフィロスは見たよね?」
ヴィン「あぁ、すんごく高いところのを見下ろしていたからよく見えなかったが
裸でいたし…パっと見…クラウドの半分くらいだったな(上半身しかないし)
落ちてきたときには天井諸共だったから逃げるのに必死だったからな」
ナナキ「え…と最後の、最後の決戦の時、星の胎内にいたセフィロスは…そっか…」
ヴィン「リバースやセーファをそうだと認めていいのか?」
ナナキ「…ううん…いいや…ACん時はクラウドが戦っている間黒いライフストリームで
見えなかったしなぁ~」
ヴィン「私が知っているセフィロスは、まだ穢れを知らぬ天使の様な赤ん坊だった…
…ルクレツィアによく似た…」
423:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/07 17:17:33 uxy2BIuIO
クジャV.S.セフィロス
セフィロス「良いだろう。絶望を送ってやる。」
クジャ「(別に痛いだけだし、ヴィンセントが大げさに言ってるだけさ。大したことないはず。)
手加減はいらないよ。」
セフィロス「では、いくぞ。メテオ!!」
クジャ「ん?何にもおきないじゃないか。」
ビビ「半裸父!上、上!」
クジャ「!?お、大きすぎだろ?何なんだい!あれは!」
セフィロス「メテオだ。貴様が言ったんだろ?」
クジャ「あんなの小屋とか村のレベルじゃないじゃないか!」
ビビ「クジャ!頑張ってーーー!たったった…」
ビン「(また、見ているだけだった……罪が増える…ルクレツィア……)小走り」
クジャ「逃げるなー!」
こんなのどうだろうか?
自分は下手だけど
424:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/07 17:56:04 5wvXKY5nO
よし、セフィリルムスレから連れてくればいいのか
425:名無しより愛をこめて
06/03/07 19:37:17 mM3HXDqN0
全員「いいですとも!」
「連れてきて下さいとも!」
426:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/08 02:08:12 3l30wb4wO
>>424にレベル4ホーリー
>>425にレベル5デス
はダメですか?
427:422の会話←当事者以外
06/03/08 12:08:00 ot/ZUGeH0
クジャビビ「・・・・・・・・・・・・・・」
ナナキ「あ・・・」
ヴィン「大丈夫だ。2人は既に概ねの事情を承知している」
ナナキ「そうなんだ。 あれ?ビビ、もしかして具合悪いの?」
ビビ「だ、大丈夫。ちょっと気持ち悪いだけだから・・・」
ヴィン「彼らの国の人々は生来体内のライフストリームの流れが強い者が多いようだ」
ナナキ「遠い国の人なの?免疫ナシでいきなりじゃ過敏反応起こして当然じゃないか!
ビビ、ちょっと休んだ方がいいよ。え?いつリジュ?なにそれ・・・」
(ナナキ、ビビと共に台所から退場)
ヴィン「すまない、うっかりしていた。正常な者にいきなりアレとの対面はキツかったはずだ」
クジャ「我々の体調なら心配無用だよ。しかし・・・君にこんなことを言うのは心苦しいが
彼を自由にしておくのは危険なんじゃないのかい。
冷たいようだが、子供や女性の側にはうかつに近づけてもらいたくない存在だ。
そういう意味では 確かに今回のことは怒っているよ。」
ヴィン「いや、人の親として当然の反応だ。反省を深く胸に刻もう。すまなかった」
クジャ(天使のような赤子の頃を思えば、穢れそのものの現状を信じたくなくなるのは解るけれど)
歳若い女性を1人 人気のない無人の都に呼び出して 思い余って刺殺だと?
解離性同一性障害(多重人格)と実際年齢を理由に不起訴処分?
確かに実質未成年とはいえ、既に人並み以上の体格じゃないか・・・
それでなくとも、普段からマテリア依存症による副作用で精神不安定
あげくのはてに ひどい時には 密かに全裸で天井に張り付いていたり
恐慌して逃げ惑う人々全裸のままを追いかけたりするなんて
ビビ(恐すぎだよ!!まさかセフィロス君が本物の露出狂でストーカー殺人犯だったなんて)
ナナキ「ごめんよ、ビビ・・・」
ビビ「(・・・ホッ。よかった、天井に何もいなくて)ナナキ君は優しいね・・・ボクは大丈夫だよ」
今は反省してるんだ。ジタンの独り言の激しさや ペプシ ヴィンセントさんのポエム 何より
ビビ「父さんに謝らなきゃ・・」
428:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/08 12:41:01 ot/ZUGeH0
訂正スマソ 26行目は 「恐慌して逃げ惑う人々を全裸のままで」
429:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/09 00:10:05 cAfz6X1p0
クジャ「しかしこの部屋から逃げられるのは僕だけさ!」
ビビ 「ひ、ひどい、待ってー!」
ヴィン「くっ…開かない。セフィロス、お前の勝利だ。だから、メテオを何とかしてくれ」
セフィ「何とかなどできるはずなかろう」
ナナキ「白マテリアは!?」
ヴィン「まだ水の底のはず」
???『まったくしゃーないですなー』
ビビ 「あっ…黒猫相談の、ケットちゃんの声だ!」
ケット『そや!こないだのアクシデントで、内部の装置が奇跡的に復活したんや。
ほれ、今、部屋の隅っこに丸いのがいくつかついてるコードがあるやろ?』
ヴィン「中身の配線だけで生きているということか…これか。ずいぶんコンパクトだな」
ケット『そりゃあ、神羅の技術を結集…って、今はそれどこやないで。
メテオと言えばホーリー。ホーリーと言えばエアリスさん。
彼女に何とかしてもらいましょ』
セフィ「どうやって?」
ケット『相手はライフストリームや。祈るしかない』
ビビ 「蛇口に向かって祈るんだね!」
ヴィン「よし、みんな、正座をして、三つ指をつこう。エアリ水が出てくることを祈るぞ」
430:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/09 00:10:09 p0euKuxC0
>>426の奥床しい抗議を無視してセフィリルスレで繋げるとしたら
ナナキ「…ただいまぁ~」
ビビ 「あれ、セフィロス君は連れてきてないの~?」
ナナキ(!!!何故セフィロスに君付け?)それが、なんか事情で閉じ込められてて外に出られないんだって
クジャ「閉じ込められてるとは穏やかじゃないねぇ?」
ビビ 「うん、激しく犯罪の匂いがするね」
ナナキ(彼自体が犯罪の塊のような気が…)一応ねこっちの話をしたんだけど、外には出られないし
もし出られたとしてもこちらから出向いて会いに行く義理はないって」
クジャ「ヴィンセント…随分素気ない口の聞き方をされているようだが…恨まれるような事したのかい?」
ヴィン「全ての怨嗟を背負って生きていくのが私の宿業だ…ふっ」
ナナキ「でね、実は彼と一緒に、女の子も!閉じ込められてたんだよ!でもその子なんか頼もしくって
セフィロスとはなんとかうまくやってるから、(自分の身の安全とか)心配するなって!
代りにセフィロスの知り合いに是非手紙を書いて挨拶したいって…で、これ」
クジャ&ビビ興味しんしんに手紙を覗き込む
『初めまして☆あたしリルムっていうんだ
今大人のジジョーって奴?でセッフィーのルームメイトしてやってる
せっかく知り合いから呼ばれてんのに全然つれなくってごめんっ!
現在のカントク責任ってことで謝ります!
一応昔の話とかいろいろ知ってるつもり、今はホント人畜無害だからご心配なく
なんかさー寂しいんだと思うよ~時々寝言で「かあさ~ん」とか言っちゃってるし、くすっ
イイ年してんのにさ~
まあ、あたしもじいちゃんに育てられてっから、分からんでもないけどね~
二人で脱出の時までまったり暮らしてるから、お気遣いなく~
せっかくだからあたしの書いたセッフィーの絵を同封しようとしたんだけど
マヂ泣きして止められたので諦めます… 会心の作だったのに むぅ~』
クジャ「結構幸せそうじゃないか」
ビビ 「でも、おかあさんがまだ恋しいお年頃なんだ~可哀想に…」
ナナキヒソヒソ(なんかさっきからセフィロスに対して余裕発言…何者この人たち?)
ヴィンヒソヒソ(そう言われてみれば…今まで考えてみたこともなかったが…???)
431:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/09 01:18:11 0W8XLBjTO
あーあ
432:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/09 08:15:19 /kDgpW16O
セフィリルスレ行かないからネタ分からないのだが
433:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/09 08:48:34 TZQekNjy0
あっちのセイフィロスはロリコン入ってたな、そういえば…
434:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/09 12:29:05 IpFbf83Z0
>>433
ちょwwwwセイフィロスってなんだよwww
435:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/09 12:44:21 TZQekNjy0
ロリコンはちょっと言いすぎか
幼女にいいように遊ばれてるヘタレの印象が強い
どっちみちあまり持ってきていい設定じゃないな
スレによって性格がずいぶん変わってるから
436:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/09 13:42:00 tMhR4QnCO
つまり他スレのネタを持ち込まんように努力しましょうと。
そゆことですね。
荒れる原因にもなるし。
ガンガレ職人達!
437:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/09 19:15:14 p0euKuxC0
>>430ネタの投下した本人です…スレ汚しになってすんませんorz
>>427でセフィロス君の正体がばれてるのが
ちょっと残念で、も一度少年説に戻したくて、投下したんだけど…
一応そこの本人を呼び出すと荒れそうだから
リルムの手紙でお茶をごまかしたつもりだった…
もちょっと終盤でバレて欲しいな、結構ほのぼの誤解のネタになるし…
って思ってたら数秒差で前ネタスルーして新ネタ投下してくれた人がいたので
さらに荒れっぽくなってしまってすいません…
ガーネットの手紙ネタ好きでした…またこの職人様のネタが見たいなぁ
ちょっと、スランプっぽいのでしばらく潜ってます
438:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/09 19:46:41 VG0uD+4J0
unn あ、427の者です。
セフィロス君については、本編でもジェノバとジェノムでかけてたしなーということで
クジャやビビと同じで最初から成体、もしくは非常に成長が早いみたいな感じというか
上記の2人は生まれた時からその姿で(だよね?多分)
更にヴィンセントをクロマ派生の人造人間って勘違いしている流れだったので
セフィロス君があの見た目でビビより年下でも、奴らならノーツッコミかなと。
現在の誤解に更に別の誤解を重ねて大真面目にほのぼの奇想天外にして貰えればなと。
あんま深刻に考えんで、都合悪いとこはカンチガイパワーやスルーで流してくれると嬉しいです。
439:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/09 20:16:36 cAfz6X1p0
ケット『祈りと言えば、あれや、お供えものや!』
クジャ「そうだよ、おにぎりを備えるんだ!」
セフィ「この中で古代種と最も親しかったのはヴィンセントだな。お前が作るのがいいだろう」
ビビ 「はい、ラップ。これなら間接にお米もぐらないよ」
ヴィン「よ…よし。では、行くぞ…!」
……1時間後……
ヴィン「こうか?」
セフィ「固すぎる。お前は力を込めすぎだ」
クジャ「おにぎりは空気の含み具合が重要なんだよ」
……さらに1時間……
ヴィン「できた!」
ビビ 「う、うん、だいぶ上手になった、よね?」
ケット『エアリスさん、これ食べて力つけて、ホーリー発動してくれませんか?』
エアリ水『まったく…しょうがないなぁ。また、メテオ呼ぶなんて、悪ふざけしすぎだよ。
今回だけ、だからね。セフィロスはお説教よ!すぐこっちにいらっしゃい』
セフィ「ぐっ…」
ヴィン「すまない……」
ビビ 「うわぁっ、空が真っ白に…」
……その日、青い空に白い光が瞬き、昼にもかかわらず無数の流れ星が流れた。
……ビビが「びんせんとさんのお料理が上手になりますように」と祈ったのは、内緒の話。
440:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/09 20:18:31 cAfz6X1p0
数日後。
おねえちゃんへ。
こないだの流れ星、見た?あれね、びんせんとさん達の魔法が原因だったんだよ。
クジャ「35点」
ヴィン「何?何故さっきよりも点が下がっている」
魔力がすごく強い人がいてね、その人がメテオを使って、それを爆発させたら、
あんなに星が降ったんだ。世界にはいろんな人がいるね。
クジャ「問題点を改善した点は認めよう。さっきはバターを塗らなかったから、
パンがベチャベチャだったからね」
ヴィン「そうだ。だから今回はしっかりとバターを塗った」
クジャ「そのせいで、レタスとトマトが具なのか、バターが具なのか
わからなくなってるじゃないか」
そうそう、びんせんとさん、お料理本格的に始めたんだ。
前から決心はしてたんだけどね。流れ星の日から、毎日クジャに習ってます。
441:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/09 20:19:45 cAfz6X1p0
ヴィン「具として使うのではないのか?」
クジャ「ああ、すまない。説明してなかったね。バターは、野菜の水分でパンが
シナシナになるのを防ぐんだよ。どのくらい塗るか、見本を見せようかい?」
ヴィン「では、片方のパンに塗ってくれ。それを真似して私が塗ってみる」
まだまだ失敗作ばっかりだけど、すごく美味しいんだ。変だよね。
具がうまく切れてなくてぐちゃぐちゃだったり、パンがすごく厚く切られてて
口の中でボソボソするのに。でも美味しいの。フシギ。
ヴィン「その前に、ビビビに味を見てもらってもいいか?」
クジャ「おいおい、失敗作ばっかり食べさせたらかわいそうだろう?」
あっ、お呼びがかかった!今回はバターサンドイッチみたい。
じゃあ、また、お手紙書くね。 ビビ
……リルムがわからないから、メテオを破壊してみたよ…
でしゃばりスマソ
少しホノボノさせてみたかった
442:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/09 20:22:03 f9FLbuHP0
>>439-441
つーかこれ絵本で読みたい。GJ!
443:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/09 20:57:34 QJhqNrRfO
あえて突っ込んでいいのなら
…頼まれてメテオ降らしたのに「お説教よ!」「ぐっ…」って
セフィロス哀れwww
444:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/09 23:18:11 cM4iOpEy0
>>443
ネタスレではいつもこんな扱いだなw
445:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/10 02:22:00 r1MpWFdG0
>>439-441
寝る前にほのぼのさっせて貰った。GJ!
ビビの手紙の後半あたりがすごく好きだ。
446:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/03/10 07:23:04 QuZO3Ki00
ヴィン「つぅ・・・」
ナナキ「どうしたの?うわ~・・・ヒドイ包丁ダコだね。ケアルした方がいいんじゃない?」
ビビ「変なクセが付くといけないから早めに治した方がいいってクイナも言ってたよ」
ヴィン「いや、今この瞬間の私は料理人だ。ガンナーの武具などに頼る訳にはいかない」
ビビ「ヴィンセントさん・・・。うん、わかった。ボクにまかせて!」
ナナキ「そんなこと言っても、今手元にポーションは・・・ビビも回復出来るの?よかった~
(マテリア穴がある包丁や割烹着なんてあるかどうかもわからないし)」
ビビ「・・・ちょっと大胆な方法だけど。ふ、2人とも絶対攻撃しないでね・・・?」
少年はおもむろに手に取った麺棒を中段に構え、棒術の要領でヴィンセントの懐に入ると
『は!!』 クリティカルヒット +7979 のダメージ!
腹部、続けて手首を返し肋部と下顎を思い切りよく打ちつけた。
ナナキ「ビビーーーーーーー!!!??」
ヴィン「・・・・・・・・!!」
ビビ「ふう・・・」
ナナキ「何やってるの!?丸腰の相手に、思い切り急所に!オイラ、ビビのこと信じてたのに・・・!」
ビビ「お、落ち着いて、尻尾が水平になってるよ!び、ヴィンセントさんも何とか言って!」
ナナキ「悶絶してるんだよ!動けないし喋れるわけないじゃんか!」
ヴィン「・・・・・・・・・・・・いや」
ヴィン「回復している・・・」
レッドⅩⅢ「・・・・・・・・・・・・落ち着け、ヴィンセント。麺棒だぞ?」
ビビ「アビリティをつければ特別な武器じゃなくても殴った相手を回復できるんだ。」
ヴィン「日々この回復法で回避力を磨けば、料理人の鍛錬を積みながらも戦いの勘の衰えを防げる。
・・・迷いが晴れた。これで心置きなく修行に励める!2人共、早速クジャを殴り起こしてきてくれ」
ナナキ「・・・・・・・・・その内本当に装備が変わるかも。包丁かー・・・」
ビビ「でもコックさんは体力勝負だし、牛刀なんて装備したらすごく強そうな気がする。
あ、ねえ後でブラッシングしていい?いやしの効果でツヤツヤになるかも」
ナナキ「・・・・・シャンプーじゃないなら、いいよ。」