06/01/09 16:12:50 qvohCpsJ0
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Angello Crisisが思ったように進まないとかで、俺だけ現場復帰させられた。
もっとも事情聴取が復帰後の初仕事なんだが……余程情報がねえってことか。
現場復帰っていっても俺はAngello Crisisメンバーには入ってない。
洗脳されていないようには見えるとはいえ、ツォンさんとの関わりが深いということで、用心に越したことはないってことらしい。
そんな訳で、俺は手薄になった通常業務に回されるようになり、正直ホッとした。
だって、最悪「あのツォンさん」と対峙するハメになるなんて勘弁してくれ。
勝ち目があるとかないとかの世界で生きてないし、アノ人。
絶対ムリムリムリムリムリムリムリムリムリ、超ヤバイってアレ!
俺に一通りの事情聴取をした後、リーブさんが渋い顔で「ちょっと、ツォンの様子を見てくれ」というので、
リーブさんについて、モニター室でツォンさんの部屋の様子を見てみたら、
俺との約束通り絆創膏したまま、いつも通りに裸に靴下姿でブリッジしながら瞑想していた。
少しはマトモになってるかな、という期待はあっさり打ち砕かれた。何にも変わってねえ。
「社長はおとなしいようだったら、釈放も視野にいれているらしいんだが……。
おとなしいといえばおとなしいんだが、いつもあの調子で3時間程ブリッジした後、2時間お祈りをして、
他の時間は例の「クマエル賛歌」を歌いながら謎の動きをしたりしているんだが……どう思う?」
と、リーブさんが深刻な面もちで聞いてきた。