05/12/28 12:00:45 6yUevkLd0
∴月㌶日 短銃(♀)
最近なんか妹がおかしい。
いや本当におかしい、なんかアンゲロアンゲロとかラブエンジェルとか訳のわからないことをつぶやいてるのを聞いたし。
ツォンさんもおかしい。
っていうかツォンさんが一番おかしい。
タークス本部にでかい仏壇置きだして『皆アンゲロリーナ様へ毎日3回祈りたまえ』とか、本当におかしい。
ひょっとして宝条博士が勝手にタークスメンバーをレイヴンに改造してるのだろうか・・・。
501:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/12/28 16:09:56 5ieGujsJO
ちょ、ねーちゃんキタコレwwww
502:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/12/29 03:23:07 e+9Kdr6G0
お姉ちゃん登場だね
503:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/12/29 04:23:29 PBT1PqlVO
BCキャラキチャッタwwwたまに現役タークス以外のキャラが出てくるのがいいね。
胆汁は勝手に死亡確定キャラだと決め付けてたので登場嬉シスww
504:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/12/29 15:26:45 dE4Curmy0
久しぶりに覗いたら凄い展開になっててワロスww
ツォンさんとは反比例な社長の冷静っぷりがいいw
505:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/12/29 15:45:14 Nen4zQSE0
∴月㍊日 短銃(♀)
昨日社長に呼ばれた。
用件はツォンさんおよびアンゲロリーナ信奉者の拘束指令、私は喜んでOK。
だってあの人が最近社内で奇行に走っているのは見てて痛いし。
社長はさらに続けた。
「今信用できるのはタークスのみだ。タークスでアンゲロに感染していない人間でチームを組んで
対応したまえ。これは神羅はおろかミッドガル全市民にも影響のおよぶ・・・アンゲロクライシスだ。」
Final Fantagy Ⅶ Angello Crisis
506:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/12/29 15:55:06 OlEBBw9wO
アンゲロクライシスワロスwwww
507:キモヲタツォン ◆JQFiOOZnXY
05/12/29 20:27:15 mmV6R+2kO
>>505
もうひとつのACキタコレwwwwwwww
508:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/12/29 23:41:33 SOe1VBpt0 BE:274251874-
゛月㍉日 短銃(♀)
Angello Crisisが始まりしばらく経った頃、
神羅の情報部からある情報が送られた。
「ツォンはA(アンゲロ)-ウィルスなるものを使い、
市民をアンゲロ化しようとしている」
この流れ、どっかのホラーゲームであった気がするけど・・・。
そう思いつつもツォンさんの自宅へ向かう私達(社長+ソルジャー)。
そしてツォンさんの自宅の扉の前に到着した頃、
また情報部から情報が送られて来た。
「先程お送りした情報はホラーゲーム好きのB氏が悪戯で
書いたものを誤って送信したものです。お騒がせしました。」
ツォンさんだけじゃなく神羅内部も危ない気がして来た。
(皆の日記→12/25に続く)
509:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/12/30 00:35:10 1yxHQk8E0
Й月〆日 ツォン
社内に監禁されてそろそろ※日ぐらいだろうか…。
たまに社長とリーブ部長に尋問されるぐらいで、暇でしかたがない。
こういう時にはホクロビームを打ちながらアンゲロしたいのだが、
そうしたら、レノが私の為にせっかく作ってくれたクマエルちゃん絆創膏を破壊してしまう!
私にはクマエルちゃんを焼き殺すなど……出来ない……!
しかもレノが私の帰還を信じて貼ってくれたお守りを剥がす訳にはいかない!
でも、ホクロビームしたい!
ホクロビームアンゲロしたい!
したい! したい! したい! したい! したい! したい!
したい! したい! したい! したい! したい! したいぃぃぃぃいぃぃぃぃィィィ~~~~~!!!!!!!!
こんなにも体内にホクロリーナエネルギーがチャージされているのに打てないなんて!ハァハァ!!!!!!!!!!!!!
これは拷問に等しい!…………でもこれを耐える気分もちょっと良い……かも。
クマエルよ…可愛さあまって憎さ百倍とはこんなことなのか……。
こんなやきもきした気分は久しぶりだ。
そういえば昔、エアリスが「明日もこの場所でお花売りするね」って言うから、
寒風吹きすさぶミッドガルの繁華街でなかなか来ないエアリスをやきもきしながら待ったっけ
………15時間。
結局エアリスは来なくて、私は風邪をこじらせ肺炎になって10日間寝込んだな……。
……今日は泣いてみるのもいいかもしれない。
510:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/12/30 00:54:49 fx40WDFA0
アンゲロクライシス面白すぎ!!
511:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/12/30 01:29:40 Oat1GTk4O
τ月ζ日 刀♂
最近ツォンがおかしい。
レノはともかく、ルード、イリーナまでが長期に渡る無断欠席をしているというのにツォンは平然とした顔をしているし、時折アンゲローと、脈絡もなく叫ぶという奇行をみせる。
こんな人にタークスを任せて…ヴェルド主任、帰ってきてくれないかな…
そう思っていたのはどうやら僕だけじゃなくて短銃♀ものようだ。
とくに、短銃♀はイリーナが姿を見せないことを気にしてるみたいだ。
短銃♀は昨日、社長室へ呼び出され、Angello Crisisという極秘任務を言い渡された。
任務内容はアンゲロリーナ信仰者の拘束らしい。
よくわからなかったけど、とりあえず、ツォンっぽくなった人を捕まえればいいんだよね?
ツォンっぽくなった人…ツォンを思い浮かべて、ものすごくこの刀を使ってあげたい衝動にかられた。
…拘束じゃないと社長におこられるかなぁ……
512:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/12/30 04:23:26 Bs28XGgaO
>>509 ホクロリーナってなんだYO!!ww
>>511 アンゲロに冒されてないのに素で危険人物な刀ワロス。キター
513:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/12/30 10:16:42 3I6exGDM0
⊂月㌘日 短銃(♀)
今日、刀にAngello Crisisの件を持ちかけたら喜んでOKした。
他にもロッドと散弾銃も同じくOKした。
短銃(♂)は熊の人形を抱きしめながらアンゲロアンゲロつぶやいていたのでコレルプリズン送りにしてやった。
さらにスカーレット部長から私と散弾銃にスナイパーCRと特殊接着弾が支給された。
なんでもこの弾に入ってる接着剤は宝条博士の特製で中和剤が無ければ半永久的にくっついたままらしい、
その上1000000度以上の熱にも耐えれるという優れものだそうだ。
これで熊の絆創膏を撃てばホクロビームは回避できる。
514:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/12/30 13:19:10 hsjqKyKm0
アンゲロ封殺部隊が着々と準備を整えてきたな
でもこれであのツォンが止まるのか…?w
515:キモヲタツォン ◆JQFiOOZnXY
05/12/30 15:13:15 OsSo2fwhO
>>513
ひでぇwww
短銃♂愛用キャラなのにwwww
516:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/12/30 16:47:15 Oat1GTk4O
Ж月Я日 刀♂
極秘任務Angello Crisisが正式に稼動をはじめた。
メンバーは短銃♀、僕、をはじめロッド♂、散弾銃♀というタークスの面々だ。
短銃♂も声をかけたところ、時すでに遅し、っていえばいいのかな…「アンゲロリーナ信仰者を捕まえる」って言ったとたん「アンゲロー!」って叫ぶからびっくりした。
胸にはクマの可愛らしいヌイグルミを抱き締めてアンゲロと叫ぶ成年男子。
正直見ててちょっと痛かった。
ほぼ条件反射で切り付けたところ短銃♂のうざったい前髪が全部切れちゃった。
これで少しは現実がみえるようになったんじゃないかな…
前髪がなくなった途端、血走った目を見開いて「アンゲロー!」と大きな声でさけぶ短銃♂がぶっちゃけウザイので頭と胴体を切り離してやろうかと思ったけど女の子の前でそんなことをするのは気がひけるしやめておいた。
コレルプリズン行きの運送車に乗せられた短銃♂が前髪がなくなったことに絶望していたようでちょっと可哀想だと思ったので切り落とした前髪を束ねてセロハンテープで頭に貼ってあげた。
少したれてなさけない感じになってしまったけれど、細かいことを気にしてたら良い大人になれないから気にしない。
短銃♂は前髪がないときより元気になった気がした。
現実は見せないほうが親切なのかもしれない。
517:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/12/30 17:03:36 o0D+O5fL0
二丁カワイソスwww
でも自分もネタ投下するとしたら、アンゲロ感染者には二丁を選んでたと思うw
まだ出てないロリ剣、格姐、ゴリが気になるところだ。
ケットを見て可愛いと思う意外な一面のある格姐は、クマエルちゃんにめろめろに
なってる可能性が高いような気がするがどうか。
518:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/12/31 12:07:57 6Oh/xUUiO
>>516GJ!
>良い大人になれないから気にしない
にワラタw
刀って台詞とかみてると端々に危ない感じが漂ってるよな
見た目はまともそうなのに
519:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/12/31 20:24:53 RgkoChudO
波瀾万丈だった今年もあとちょいで終わりだね
キモヲタツォンさん、ネタ士さん楽しませてくれてありがとう
お疲れさまンゲロゲロ
520:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/01 00:03:06 o89LO+tSO
明けましておめでとうアンゲロ!
今年一年がアンゲロリーナ様とスレ住人にとって
飛躍の年になりますように(´∀`)
521:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/01 00:04:51 H8ufLSQKO
アンゲロましてお目出度うございますwwwww
今年もこのスレ、あのサイト共々宜しくお願いします
522:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/01 00:52:23 nFxMJ9AxO
明けましておめでとアンゲロ(´∀`)
職人さん今年もがんがって!
523:キモヲタツォン ◆JQFiOOZnXY
06/01/01 01:02:52 DBZutBlWO
>>521
鳥忘れt(ry
524:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/01 01:38:47 zuoSgV/vO
明けましておめでとう!
今年もアンゲロリーな様の御加護がありますように…。
525:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/01 01:38:58 z1+wqUvLO
(〟゚Д゚)<あけましてアンゲロう!今年もアンゲロ!
526:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/01 01:57:49 Dpw1hT8N0
新年、初アンゲロォォォォォーーーー!
527:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/01 02:04:15 75xRGO9H0
明けましてアンゲロうございます!
今年もアンゲロリーナ様にお祈りを奉げます。
528:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/01 02:26:59 mI3qQPB40
あけおめ。
今年もアンゲロウウゥゥゥ!
529:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/01 02:46:40 rl9Warm10
新年オメデトアンゲロ!今年もアンゲロ!
記念に神社で二時間お祈り捧げてくる。もちろんアンゲロリーナ様にだ。
今年も豊富なネタが見れるといいな。今から楽しみでならない。
530:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/01 07:47:21 +PC8OWF5O
アケオメンゲロ
何がめでたいってスレ住人がこんなにも祝メッセージを寄せているところが…!
愛されてるなぁタークス。
ていうかアレなツォン。
531:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/01 11:31:39 CWUdi8LmO
あけましておめでたンゲロ
今年も皆でおかしなタークスを愛でてまいりましょう!
532:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/01 12:59:55 slZUY5i3O
アンゲロ!
ことよろ!
533: 【だん吉】
06/01/01 13:12:10 3zV6sTuOO
皆さん明けましてアンゲロッ
534:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/02 00:06:47 QJM72mY60
あけましてアンゲロ!
今年もタークスそしてスレの皆にアンゲロリーナ様のご加護がありますように!
535:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/02 12:05:05 /TVj2H9KO
謹賀新アンゲロォー!
アンゲロ神社に祈りを捧げてくる!
536:短銃の中の人
06/01/02 18:41:18 ZsuuCGD1O
アケオメアンゲロ。
今年もAngero Crisisで頑張ってください。
537:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/04 00:28:57 0cxLt0aLO
ω月Ν日 イリーナ
社長から謹慎処分を言い渡されて一週間以上経ち、年もあけてしまった。
ツォンさんは無事でいるかしら。毎日アンゲロリーナ様にお祈りは捧げているけれど。
ツォンさんの安否があまりに気になってしょうがないので、何とか落ちつくために
私が牛乳を飲もうと冷蔵庫を開けるとアンゲロリーナ様が入ってました。
私はビックリして思わず冷蔵庫のドアを閉めてしまいました。
きっと今のは何かの見間違いであろうと、思い直し再び冷蔵庫を開けると
なんとそこにはアンゲロリーナ様が白目を向いていたのです。
私は思わずドアを閉めましたが、きっと疲れていて見えもしないもの見てしまった
のだと思い直し覚悟を決めて改めて冷蔵庫を開けました。
するとそこにはアンゲロリーナ様が白目を向いてほのかにほくそ笑んでいるのです。
私はビックリして冷蔵庫のドアを閉めましたが、きっと幻覚を見たに違いない、
最近あまり寝てないから見えもしないものが見えてしまったのだと思い直し、
冷蔵庫を開けました。するとそこのには白目を向いたアンゲロリーナ様が入ってたのです。
驚いた私は気がつけば冷蔵庫の扉を閉めていましたが、気のせいだと思い直し
再びドアを開けると、やっぱり白目を向いたアンゲロリーナ様がほのかに笑っているのです。
思わず扉を閉めてしまいましたがきっと幻覚に違いありません、最近寝てなかったから。
と、思い直し冷蔵庫を開けると、やっぱりアンゲロリーナ様が入ってるのです。
思わず冷蔵庫を閉めた私でしたがこれは何かの間違いに違いない。
疲れているから見えもしない者が見えたのだと思い直し冷蔵庫を開けると
そこにはなんと白目を向いたアンゲロリーナ様が・・・、うわっと思い冷蔵庫を閉めましたが
きっと疲れのせいで幻覚を見たに違いない、と自分に言い聞かせ再び冷蔵庫を開けると
なんとアンゲロリーナ様が白目を向きながら笑っているのです。思わず冷蔵庫の扉を閉めましたが
きっと気のせいで、何かと見間違えをしたのだと自分に言い聞かせ、扉を開け直すと
なんとそこにはアンゲロリーナ様が白目を向いて笑っていたのです。
助けてツォンさん助けてレノ先輩たすけてねえさ
(錯乱した文字で書かれたぐしゃぐしゃのメモはここで途切れている…)
538:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/04 00:33:23 KlQ15FMI0
>>537
ちょwww何回開け閉めしてんだよwwwww
539:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/04 01:12:32 oHmV2lrcO
精神汚染進みすぎwww
しかもアドベンチャーゲームっぽい
540:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/04 05:30:27 EJ+z6Px70
>>537 新年から笑いを抑えられない。
牛乳吹きそうな位エンドレスな笑いをマリガトウ!!
541:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/04 16:55:06 ceMg9xyj0
コーヒー噴きそうになったwww
イリーナ大丈夫かw
542:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/05 01:09:15 YCzBGIqU0
エロパロの控え室スレで似たようなのあったな
543:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/05 02:11:30 I5fDqB4n0
ω月★日 レノ
自宅謹慎なんてしてると、暇でしょうがねぇ。
イリーナやルードはどうしてるんだろうか、なぜか連絡も取れやしねーし。
不貞腐れてボーっとしてると、色々な事が頭に浮かんでくる。
ツォンさん……いつからああなっちまったんだ……。
昔はもっと冷静で、落ち着いていて、頼りになる人だった、はずだ。
そういえばこんな事もあった。
俺がタークス入りしてから今まで、ツォンさんにはよく怒られていた
理由は遅刻だとか、些細な喧嘩とか
ツォンさんは怒り始めると徐々に興奮してホクロが発光してくる
第一段階で目をカッと見開きぎらつかせ、顔が真っ赤になる。この段階ではまだ説教も流暢だ
第二段階に入ると興奮スイッチがどこかで入り、鼻の穴がプクープクー、ピクピクッとなり、
鼻からフシューと空気が漏れだす。目をギラギラ充血させながら鼻の穴をひくつかせる顔がもうダメ
何とか正座の姿勢で俺はうつむき必死に堪える段階に入る
最終段階に入るともう何を言っているのか分からない
「お前はいつもプルルーッだから私はンゴッゴッなんたらかんたらフリイィィィィィ」
穴という穴から息を吐くと共に奇妙な音が出、吸うと鼻がンゴッゴッと鳴りの繰り返し
興奮すると段々早くなっていくのでンガンガ速度も比例して早まり、本当に何を言っているのか分からないし、
こっちは笑いを堪えるので必死だしで大変だった
最後はついに耐えられず俺がゴバァッと吹き出して終了
ルードもイリーナも私が怒るといつも笑うんだよなぁ、とポツリ不思議そうにもらしていたことがあったけど、
気付いてないのかツォンさん……。
そんな事を思い出していたら、ずっと昔からツォンさんはあんな感じだったという結論に達した。
もういいや。寝よう。アンゲロクライシスとかいう作戦が進行中だと聞いたが、謹慎中の俺には関係ねぇ。
忘れるんだ、あの人の事は。忘れるんだ……全部……─クマエルの事も……。
布団に入った俺は、なぜか泣いていたような気がする。
544:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/05 12:06:25 H9fx30oZ0 BE:411377876-
Ω月゛日
町の外れの洞窟にモンスターが住み着いたというウワサを聞きつけ
勇気あるルードがモンスター退治に向かった。
ところが洞窟にいたのはツォンで、
ニコニコしながらルードに向かって手を差し出してくる。
「握手したいんだな」
ルードはそう思いツォンに近づくと
ツォンは突然差し出したその手をルードの股間にのばし、2つの玉をグッと握りしめた。
「なにするんだ!手をはなせ!!」
ルードは怒鳴ったが、ツォンは玉を握ったまま。そしてルードにこう囁いた。
「プラス2?マイナス2?」
どうやらルードにどちらかを選べと言っているようだった。
そこでルードはとりあえず「プラス2」と答えると
ツォンはあっさりと握っていた手をはなしてくれたのだった。
ほうほうの体で洞窟からルードは逃げだしたが、股間には妙な違和感が。
そこでズボンとパンツをおろして見ると玉が4つになっていた。
慌てたルードはそのまま町医者の所にかけこみ、
何とかしてくれと泣きついた。しかし医者は
「増えた2つを切ることはできるが、手術で切るのは非常に危険です。
それよりももう一度老人の所へ行って、 今度は『マイナス2』と答えたらいいじゃないですか」
名案だと思ったルードは洞窟に戻り、ニコニコしているツォンに近づいた。
するとツォンは先ほどと同じようにルードの玉をグッと握りしめてきた。
「しめた!」と思い待っていると、ツォンがこう囁いた。
「プラス4?マイナス4?」
545:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/05 12:37:42 5wKxpVTxO
>>544ワロスwww
546:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/05 17:44:17 7R4n+pwV0 BE:264456893-
Ω月б日ルーたん
飛行機に乗っていたルーファウスが、隣の席のツォンに提案をした。
「退屈しのぎにゲームをしないか?交代で質問を出し合って、答えられなければ相手に罰金を払う。
君の罰金は5ギル。私の罰金は・・・そうだな、ハンデとして50ギルでどうかね。」
「受けてたちましょう。社長からどうぞ。」
「地球から太陽までの距離は分かるかね?」
ツォンは黙って5ギル払った。
「勉強が足りんな。約1億5000万kmだ。『1天文単位』でも正解にしたがね。ツォンの番だ。」
「では社長、丘に上がるときは3本脚で降りる時は4本脚のものをご存じですか?」
ルーファウスは必死に考えたが解らず、とうとう目的地に着いてしまったので、50ギル払って尋ねた。
「降参だ・・・解答を教えてくれ。」
ツォンは黙って5ギル払った。
547:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/05 18:14:25 mBH/u98CO
英検のリスニングで聞いたことある話だな。
つーか流れ嫁よ。
548:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/05 20:18:45 qYBLeKag0 BE:690455197-
л月з日 刀♂
Angello Crisisが始まってもう数日がたつ。
成果は一向に向上しない。
第一の理由としては僕たちのアンゲロリーナ信仰についての知識が少ないためだろう。
とりあえず、どこからどのような経緯で広がっているのか、それだけでも抑えておきたいところだ。
一番この件について詳しいと思われるツォンはもう最近は話しかけても僕のわからない言葉を喋っている。
ずっと宇宙人と交信してるみたいだ。
きりがないから神羅課長とかいう幸薄そうなアンゲロリーナ信者を捕らえた、と聞いたのでその人の様子を見に行った。
外から少し覗いたところ、なんだか手のひら大の大きさの人形のようなものを「アンゲロリーナ様」と言いながらあがめているようなので押収。
その際に、叫びながら足にすがり付いてきたのでウザかった。
押収した人形はゴム製・・っていえばいいのかな?
キュー○ー人形のようなさわり心地で、なんともいえないいびつな形をしていた。
しかも白目をむいててキモイ。
これが一般的にアンゲロリーナとしてあがめられているモノなのかもしれないと思って、ためしにイリーナが監禁されている部屋の冷蔵庫の中に入れてみた。
ふふふ・・・イリーナ、今頃どうしてるかな
549:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/05 21:28:27 +cBg3qAu0
>>548 ちょww>>537は刀の仕業だったのかwww
550:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/06 00:25:54 ACqeZ5m70
>>543
こういう先生が昔いたwwwww
こんなツォンさんに憧れているイリーナがある意味最強www
551:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/06 20:22:41 vQTKj4Yr0
●月●日ソルジャー
今日、外に歩いてたら道路のど真ん中に座りながらパン食べている大きな刀を持った男が
いた。
そーいえば変なクマが埋まってたので可哀想だから拾って洗ってたらレノが
来て涙流しながら「間違いない俺のクマエルたんだっと」てすっごく喜んでた
552:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/06 20:23:20 vQTKj4Yr0
ここはタークスなのか・・・間違えて書いてしまった
553:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/06 21:38:25 vC2l4DEN0
AC冒頭
イ:「ツォンさ~ん!……見てください」
ツ:「うん………当たりだ」
イ:「神々しいっスね~~」
ツ:「2時間お祈りしていこう」
レ:「いいから早くしろよ、と」
554:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/07 02:05:21 uaF22hUe0
>>553 ジェノバ発見して拷問されるんじゃなくて、アンゲロリーナ様BOX発見してお祈りか!w
アンゲロを母さんて呼ぶカダージュ達と、アンゲロBOXを必死で隠す社長を考えて笑った。
555:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/07 08:54:00 ksavquc00
>>44の話もあるしジェノバ=アンゲロでもおかしくはないよなw
>>552
スレの流れに沿ってればタークス以外の日記もおkだと思う。
現に社長とかリーブの日記もあるし。
GJ!
556:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/07 11:07:53 4D0gU+U10
>>553-554
カダージュが教会で絶叫した理由が今、明かされた。
557:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/07 13:25:03 d9XvB4FO0
ω月〇日 ツォン
監禁中。私は正しい事をしているのに社長が反省しろとか言う。
で、私が黙っているのをいい事に、毎日説教をねちねちされる。
こっちは監視中はお祈りも我慢してるのに。
だから、やっつけようと思って、レノのくれたクマエルちゃん絆創膏に
アンゲロリーナ様呼ぶ方法聞いたら
「さぁ。ナマニクとか置いて、合わせ鏡とかすんじゃね?」
って言われた。
その日の夜すぐに合わせ鏡して、なけなしの夕食から肉だけよけて
それを鏡の真ん中に置いて体育座りして、ずぅっと見てた。
で、気が付いたら朝。
翌日社長に
「お前、昨日外から見てたけど、ずっと何してたんだ?」
って詰問されたので、やばいって思って、
「あぁやると肉がいっぱい見えるんです」
って言ったわけ。
そしたら、夜すき焼き出してくれて部屋のカーテンもクマちゃん柄にしてくれた。
なんか急に優しくなって、「本当に反省したのならば、ここから出す事も検討している」
って言ってくれた。
やっぱりアンゲロリーナ様ってすごい。
558:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/07 17:39:14 +HPegmkGO
>>557
ちょww哀れwww
559:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/07 18:43:53 uaF22hUe0
ちょwwツォンさんそこに住んじゃえwww 毎日肉出るぞwww
>>555 おかしいけどおかしくないな!
560:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/08 00:21:50 YThpSpG9O
ф月日 短銃♀
今日はAngello Crisisで、誰がいつツォンさんを洗脳したのかを聞き込んだ。
ツォンさん本人は監禁中なため、ツォンさんがタークスに入った頃から行動を共にしていた人物---ヴェルド主任に話を聞きに行ったのだ。
主任の話では
「ツォンがアンゲロなど謎の言葉を発し始めたのは・・・リーブが課長に就任した年だから、ちょうどミッドガルの基盤が出来上がった頃だ。
ツォンはある日を境に突然人が変わったようにアンゲロリーナの教えとやらを信奉するようになった。」らしい
誰が教えたのかと聞くと
「本人はXXXXというタークスに教わったと聞いたが、そんな人物は私の知る中ではタークスにはいなかったはずだ。」
と言ってくれた。
まずはこの人物を探すことからだ。
イリーナがタークス本部の冷蔵庫の前でメモを持ったままぶっ倒れていたので、ミッドガル中央病院の精神科に搬送しておいた。
冷蔵庫の中からグロい人形が出てきたが、これが例のアンゲロリーナなのか。
561:キモヲタツォン ◆JQFiOOZnXY
06/01/08 01:58:41 PdOVIDuoO
Angello Crisisのポスター描いてみたお^^
562:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/08 02:10:32 zFejT6ZS0
>>561
キモヲタさん乙!!!
563:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/08 02:24:53 6YkNKqx70
>>561
ちょwテラワロタwwww
564:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/08 03:11:54 h8BQLGty0
>>561 キモヲタさん超GJ!!www 前髪貼ってある二丁とかテラワロタwww
これなんてFF7番外編ゲーム??
565:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/08 03:27:57 PNqXHt350
キモヲタツォンさん最高www芸細かいwww
ツォンさんちゃんと絆創膏してるし
イリーナはいまだにターザンルックだし
レノはクマエル抱いてるし
ルードは言わずもがなフォーーー
深夜にハゲワロタ
566:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/08 10:58:00 W2bRk7ux0
ф月Д日 クラウド
今日、神羅屋敷の地下でセフィロスに出会った。
リユニオンがどうとか言っていたが、そんな事興味ない。
あと、元タークスの男が仲間になってくれた。
セフィロスの誕生に関する話をしてくれたどうやらせフィロスの母親にベタ惚れだった様子。
「美しいアンゲr…間違えた…美しいルクレツィア………」とか言ってた。
クラウドも神羅関係者でOKでしょうか?
567:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/08 11:09:06 QnhBFZWh0
どうだろう
確かにストーリーの真相では元神羅の一般兵だったけどね
漏れ一人の判断はムツカシイな
つかアンタのお陰でラスボス形態のセフィロスがアンゲロ連呼してるのを
想像して吹いたw
568:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/08 11:19:15 85/ImBrpO
>>567
自分はおまいのせいであのイカセフィロスがアンゲロー!!って叫びながら
スーパーノヴァやってるところ想像して吹いたwwどうしてくれるwww
569:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/09 00:49:49 nZTvEcg+0
アンゲロクライシスのポスター凄いね!
570:1/2
06/01/09 16:12:50 qvohCpsJ0
Ж日※日 レノ
Angello Crisisが思ったように進まないとかで、俺だけ現場復帰させられた。
もっとも事情聴取が復帰後の初仕事なんだが……余程情報がねえってことか。
現場復帰っていっても俺はAngello Crisisメンバーには入ってない。
洗脳されていないようには見えるとはいえ、ツォンさんとの関わりが深いということで、用心に越したことはないってことらしい。
そんな訳で、俺は手薄になった通常業務に回されるようになり、正直ホッとした。
だって、最悪「あのツォンさん」と対峙するハメになるなんて勘弁してくれ。
勝ち目があるとかないとかの世界で生きてないし、アノ人。
絶対ムリムリムリムリムリムリムリムリムリ、超ヤバイってアレ!
俺に一通りの事情聴取をした後、リーブさんが渋い顔で「ちょっと、ツォンの様子を見てくれ」というので、
リーブさんについて、モニター室でツォンさんの部屋の様子を見てみたら、
俺との約束通り絆創膏したまま、いつも通りに裸に靴下姿でブリッジしながら瞑想していた。
少しはマトモになってるかな、という期待はあっさり打ち砕かれた。何にも変わってねえ。
「社長はおとなしいようだったら、釈放も視野にいれているらしいんだが……。
おとなしいといえばおとなしいんだが、いつもあの調子で3時間程ブリッジした後、2時間お祈りをして、
他の時間は例の「クマエル賛歌」を歌いながら謎の動きをしたりしているんだが……どう思う?」
と、リーブさんが深刻な面もちで聞いてきた。
571:2/2
06/01/09 16:13:40 qvohCpsJ0
よくよくリーブさんの顔見たら、目の下ものすっげえクマだし、目ぇ血走ってるし。
この人も都市開発部門以外にこんな仕事押しつけられて、相当苦労してんな。
「とりあえず、いつも通りだと思います、と。でも、釈放はまだ危険すぎるんじゃあないですか」
そう答えると、リーブさんはそうだよな、と脱力したように頷いた。
「それから、タークス本部の冷蔵庫から発見されたものなのだが…これが何かわかるかね?」
そういってリーブさんはゴム製の人形を取り出して俺に見せた。
それはベールに身を包み、あぐらをかいた足の上にクマエルを抱いている女の人形だった。
頬がこけ白目をむいた顔は絶叫しているように口を開き、胸の前で腕を交差し、
右の小指は左の鼻の穴、左の小指は右の鼻の穴へと指を交互に鼻の穴に差し込んでいる。
……こんなヤバイ人形は忘れたくても忘れられない。間違いなくコレ「アンゲロリーナ様」だ。
何度コレを目の前にしてホクロが発光したツォンさんにアンゲロを説かれたことか。
リーブさんには「これがアンゲロリーナ様です。早く捨てるなりなんらかの処理したほうがいいですよ」とは
伝えといたけどどうするかな。
ロッカールームに戻り自分のロッカーを開け、今朝拾ったクマエルちゃんを取り出した。
別に俺はアンゲロに洗脳されている訳じゃない、クマエルちゃんが好きなだけだ! クマエルちゃんに罪はない!
そう思いたいがコレを持っている限り、やっぱりアンゲロから逃れられないような気がする。
後ろ髪引かれるような気がしたが、クマエルちゃんをダストシュートに捨てた。
悪いな……クマエル、俺普通に戻りたいんだ……成仏してくれよ、と。
572:キモヲタツォン ◆JQFiOOZnXY
06/01/09 17:40:13 n4z7zHcEO
>>571
アンゲロリーナ様詳細キタwwwww
こんな感じだろうか?
URLリンク(k.pic.to)
573:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/09 20:44:56 lc8bpyiJ0
>キモオタツォン氏
ちょwwwwwwwwwwwwwおまwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ハゲワロスGJ!wwwwwwwwwwwwwwww
574:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/09 20:58:23 koHExjkjO
アンゲロリーナ様は4のカルコブリーナを想像していた自分がイル。
575:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/09 21:31:11 Btv7waN0O
アンゲロリーナ顔アップ。
ブレたけどこのままのほうが吉
URLリンク(l.pic.to)
576:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/09 21:36:22 jBVySwxE0
PC許可してくれ
577:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/09 21:42:58 Btv7waN0O
たぶん今ならみれる。
578:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/09 21:44:18 uVHqvQ9x0
泣きそうだ
579:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/09 21:51:10 8Oo5U5do0
>>575
うわあぁぁぁぁぁ
580:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/09 22:03:01 jBVySwxE0
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
581:キモヲタツォン ◆JQFiOOZnXY
06/01/09 23:34:41 n4z7zHcEO
>>575
目のでかい白い顔のグロ人形と予想してみるテスツ
俺も朝一番で見たときには泣きそうになった
582:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/09 23:42:53 n4z7zHcEO
>>575
あ違った、ごめんね・・・
583:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/09 23:48:32 2RwOKINy0
すごいっすねー
584:1/2
06/01/10 01:32:33 6AWWEzOs0
±月ヾ日 ルーファウス
留置室にツォンを閉じ込めてからη日経つ。
あの男を拘束した日。
他のタークスやツォン自身の様子について、聞きたい事は山ほどあったが…
一応、栄養剤の一件として本社へと連行したため、
ツォンを監禁している部屋へ、まずはリーブを連れ
例の薬についてツォンに尋問をする事にした。
私がこれを渡された時、ツォンは風邪に効くビタミン剤と言っていた。
だが北条から聞いた話では、>>451のとおり、単なる洗脳薬だった。
その事についてツォンに尋ねてみると、彼はどっちとも容認した。
…詳しく聞くと、この薬は幻覚などの副作用として、風邪に対する
効用も確かにあるらしく、また風邪以外にもあらゆる病気に対して効き目があるのだという。
そこでたまたま風邪気味だった私に、心遣いからこの薬を渡したというのが
ツォンの言い分だった。
だがこれでは、単なる新薬の実験に対する口実としか思えない。
ツォンには解雇……いや。それ以上の処分を下すつもりだったが、やはり長年信頼してきた
部下だ。少なからず彼に対して私にも情はある。
そこで私は、しばらく反省という形でツォンの監禁を続行し、
その監視をリーブに任せ様子を見ることにした。
だが監禁から数日後の事、問題が起こった。
585:2/2
06/01/10 01:37:10 6AWWEzOs0
「ツォンの現在の状況です」
そう言い少しやつれたように見えるリーブの手には、厚く束になった報告書が。
一通りパラパラとめくると、所々に挟まれた写真が目に入る。
…その写真をよく見ると、裸に靴下で…なぜか逆立ちしながら目を閉じ集中しているツォンの姿が。
それ以外にも妙にメルヘンな表情で踊っているものや、いとしげな顔で床をのたうちまわるものなど、
実に様々な姿が写っている。
……異常だ。
以前、私自身がツォンの様子を見に行ったときも>>557のような事があった。
薄暗い部屋に一人で閉じ込められている事に、そろそろ精神的な限界が来ているのだろうか。
そうなると、なるべく早くにツォンの開放を検討しなければならない。
だが今の段階でツォンを放っておくのは少々…いや、かなり問題がある。
これから一体、どうすればいいのだろうか…。
586:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/10 14:57:50 Kh3Z3lYd0
ここの>>3ばっかり見ているうちに、元のツォンさんがどんな顔だったか忘れちまった
587:1/2
06/01/10 22:58:29 //pNlU8a0
Й月¥日 レノ
イリーナの様子を見にミッドガル中央病院の精神科に行った。
しっかし冷蔵庫の前でブッ倒れてたぐらいで妹を精神科にブチこむなんて、オッソロしい姉ちゃんだな。
でもイリーナはこの神羅1色男のレノ様をいきなり釘バットで殴ったからな……。
同情するのはやめて、今日はたっぷり絞ってやろう。
…と思っていたのに、病室に入ってきた俺の顔を見るなりイリーナの奴が
「れのせんぱぁぁ~いぃぃ! れいぞうこのなかにあんげろりーなさまが、しろめむいてこっ(ry」
とかよく分からないことを口走って、泣きながら俺に飛びついてきた。
病室に入る前はどうイリーナを苛めてやろうか、とか思ってたもんだから、このイリーナの行動に戦意喪失しちまった。
「なんどもあけしめしても、れいぞうこのなかにあんげろりーなさまが…ひぃぃぃっっく」
イリーナの奴、ガキみたいにむちゃくちゃ泣きじゃくっていて泣きやむ気配がない。
て、いうかなんでコイツはこんなにも色気がねえ泣き方できるんかねぇ。
普通の女だったら抱きしめてなぐさめてやるトコなんだが、イリーナだしなぁ……。
588:2/2
06/01/10 22:59:44 //pNlU8a0
しかも下手に何かしたら、こっちが入院させられそうだしよ。でも、ほっとく訳にはいかねーし……。
どうしていいかわからず、とりあえずガキをあやすように軽く抱いて頭をなでてやってると
「わたし自分がどうなっちゃたのか…ひっく、よくわかんなくて……ひっく
レノせんぱいごめんなさい…こないだ…ひっく……なぐっちゃって……」
イリーナは少し落ち着いてきたらしく、言葉がハッキリしてきたのはいいが、
こっちはこんな状態で素直に謝られても……正直テレるぞ、と。
なのでテレ隠しに
「じゃあ、丁度ベッドもあることだから、お詫びにセッ……」
と言いかけたら
○(#゚Д゚)≡○)゚Д)・∴'.
↑イリーナ ↑レノ
やっぱり殴られた。
でも正直こうやって毎日殴られていたあの平和な日々にちょっと戻りたいと思った。
589:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/10 23:36:19 T0nLZrF80
スマン、BCやってないから分からなかったんだが
イリーナの姉ちゃんってLOでヘリ乗ってるルードの
隣に座ってた金髪女の事か?
590:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/10 23:58:42 nxqAu5Wc0
そうだよ
何歳離れているんだろうね?
591:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/11 01:39:27 nNTkatFcO
>>587-588
グッジョブ
閉じ込めスレなつかしいなぁ
セッ………ナツカシスw
泣きじゃくるイリーナと懐かしむレノカワイス
592:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/11 01:49:01 x2xEYJtg0
>>590
㌧
あれが姉ちゃんか…
そういや最初にBCの絵を見た時
あの金髪姉ちゃんとイリーナを勘違いした俺
593:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/11 02:08:58 P2WTU54A0
ホントに懐かしいよな、閉じ込めスレ。
あの頃はまだ、レノもイリーナもまともだった。
ツォンさんも…いや、ツォンさんは変わってないか。
>>590
短銃ちゃんがタークスになって6年以上経ってるのにイリーナが
まだ学生なので、だいぶ離れてるっぽい。
594:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/11 08:11:35 4i+C9p+BO
閉じ込めスレナツカシス
この所爆笑してばっかだったが、久々にホワ~ンと和んだ
595:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/11 14:02:10 bZCeXUYbO
GJ!閉じ込め部屋のどつき漫才AA懐カシス(´∀`*)
相変わらず色気無いけどレノイリはそこにほっとするんだよなぁ。
あの平和な日々って…。まァ今に比べれば平和だわなww二人ともガンガレ
596:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/11 14:27:43 H3YWh09G0
ここの影響かツォンさんの元のキャラが思い出せなくなってきたw
久しぶりに7プレイしてみようかねぇ
あのポリゴン、今見るとキツそうだが
597:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/11 17:03:20 P0bBBRUs0
Й月σ日 ルーファウス
裸に靴下で逆立ちという奇妙なツォンの行動を見て、思い出した事があった。
ルードだ。
確か彼はツォン拘束時、全裸だった。
私の知るルードは寡黙で生真面目、上司にも忠実という優秀な部下だ。
…いや、待て。
つまり彼はツォンが洗脳するには、もってこいの相手という事になる。
私はとんでもない見落としをしていたのかも知れない。
もしかすると、ルードはレノやイリーナとは比べ物にならない程にアンゲロ状態が深い可能性がある。
そう思った私は、ソルジャー数十人を率いて、ルードの部屋へ来た。
私が部屋に入るとルードは丁寧に挨拶をして、お茶を入れてくれた。全裸で。
…異常だ。
私が謹慎中の彼の生活について聞いてみた。
すると、ルードはいつでも任務へ戻れるように体を鍛えていたと答えた。全裸で。
ブリッジや逆立ちをするのかも聞いてみたが、ルードはそんな変な事はしないと否定した。全裸で。
その答えを聞いて、私はホッと胸をなでおろした。
彼はやはりアンゲロリーナと無関係だったようだ
「では、君はアンゲロリーナとは無関係なのだな?」
私がそう言うとルードはこう答えた。
「アンゲロリーナ?なんですかそれは?私が信じるのは相棒だけですよ、フォーーーーーーーーーーー!!」
…相棒?…レノの事か?
まさかルードをこんな状態にしたのはレノなのか…?
明日にでもレノの所へ行き、事情聴取をしなければならないようだ。
まったく…ツォンの事だけでも頭が痛いというのに、困ったものだ。
598:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/11 17:31:46 jvWgGijq0
連続した「全裸で。」 の流れに全裸スレを思い出したw
599:587-588の裏側で①
06/01/11 19:26:37 UdQTEm3t0
Й月¥日 短銃♀
Angello Crisisが始まって10日が経った。
捜査状況は――、一向に進む気配がない。
私は少し気分を変えようと、精神汚染の進んだ妹の様子を見に行ってみる事にした。
見舞い用の果物篭を片手に病院へ向かう。
バスケットの中には少しの果物と、8番街商店街の福引で当ててしまった大量のカルピスが詰まっていた。
(ちょうど良かった。イリーナはカルピスに目がないって先輩達に聞いたもの)
妹の喜ぶ顔を浮かべて、口元が緩む。私は浮かれていた。
それが失敗の原因になるなんて思いもせず――
病院につき、妹の病室のドアの前まで行くと、中から話し声が聞こえた。
中をそっと覗くと、スーツを着た赤髪の男の後姿があった。聞き覚えのあるその声。
私はとっさに身を隠した。
(レノさん!? 何故ここに―……?)
妹はベッドの上で泣いている様で、尋常じゃない雰囲気。
私はその姿を見て、側に行って慰めてやりたくなったけれど、レノさんが居るのでうかつに中には入れない。
彼はまだ今回の捜査に関してクロかシロか判断出来なかったからだ…。
時間だけが過ぎていった。
ドアの前で二人の様子を伺いながら、嫌な考えが頭を巡る。
(もし私がアンゲロリーナの使徒だったら…どうする? 精神を病み、マークの薄い病院にいる仲間を再びアンゲロ漬けにしようと、ここに来るんじゃないだろうか)
私はとりあえず妹に危険を知らせる為、レノさんに眠って貰おうと思い、ポケットから吹き矢を取り出した。
北条博士の作った、音を立てず相手を気絶させられる便利な代物だ。
「フッ!!」
私がそれを吹いた時だった。
600:587-588の裏側で②
06/01/11 19:35:53 UdQTEm3t0
レノさんは軽々とそれをよけて、妹の方へ近づいていった。
(何故――!?)
私は攻撃をかわされた事で動揺してしまった。そして、目の前には抱き合う二人。
その光景に、愕然とした。
妹の泣き声には、時折「アンゲロ」という言葉が混ざっている。
これじゃあまるで、タークスの先輩後輩というより――…、病院生活で心の弱った少女と、その弱みにつけこむ宗教勧誘の男、じゃないか……。
(このままではイリーナが…レノさんお願いです、これ以上妹を変な世界に巻き込まないで!)
「フッッ!!!」
もう一度吹き矢を吹く。
しかし、今度はイリーナがレノさんの事を殴りつけ、そのせいでまた攻撃は当たらなかった。
(イリーナ……どうして!)
レノさんは、殴られたというのに満足気に笑っている。ゾクリとした。
まるで、私の攻撃は全て見切っているかの様な笑み――
それ以上攻撃を試みる気力は無くなり、バスケットを扉の前にそっと置いて静かに立ち去った。
(これが、アンゲロの力――)
気づくと、泣きながら、カルピス片手に8番街の雑踏を駆け抜けていた。道ゆく人々が私の顔を見てたので、つい叫んでしまった。
「これはね! 悔しいからじゃないの! カルピスが甘酸っぱいからなの!」
……今日のこの事件のせいで、私のタークスとしてのプライドはボロボロだ。
けれど、今日感じた恐怖、屈辱。
私は決して忘れはしないだろう。
とりあえず、今日の二人の様子を報告書にまとめ、社長に提出しておいた。
アンゲロが何なのかはわからないけども、もしこれ以上妹がおかしくなる様な事があったら、私はアンゲロ教の存在を絶対に許さない。
追記;書き途中のこの日記を刀♂に見られて、
「勘違いって怖いなー」って興味深そうに言われたけれど、何の事だかわからないので気にしない。
601:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/11 20:44:10 nNTkatFcO
ちょww吹き矢ってwwwwアナログでワロス
そしてカルピスもナツカシス
602:1/2
06/01/11 21:15:57 IVxUvFL+0
Й月¥日 イリーナ
……………レノ先輩の前で醜態を見せてしまった。
まさか私が、混乱していたとはいえ、レノ先輩に、し、し、しがみついて泣くだなんて!
恥ずかしくて恥ずかしくて屋上から全裸で飛び降りたくなったが、何とか思いとどまった。
それにしても、レノ先輩ったら!すぐセ、セッ………だなんて。もう、すぐ調子に乗るんだから。
──まさか、誰にでも言ってるのかしらこの人。そう思うと、何故だかは分からないけれど
余計に腹が立ってきて、気付いた時には思わず思いっきり殴りつけていた。
「あ、ご、ごめんなさ………!」
ハッと我に帰って駆け寄ると、先輩は思いのほか満足そうな顔をしていた。
「………くくく、それでこそお前だぞ、と」
唇の端から血を流しながらも、そう言って、私の頭をポンポンと撫でてくれた。
私は、その言葉に、ここのところずっと見失っていた──自分自身をゆっくりと思い出す。
みるみる涙が溢れてきて、それを見られたくなくて、レノ先輩の胸にタックルするようにして顔を埋めた。
「ゲフぉっ!!イ、イリーナ、力強すぎるぞ、と………!!」
先輩が何か言っていたような気がするが、私の耳には入ってこない。
何だかやっと、やっと安心できる空間を手に入れたような気がして、私は溢れる涙を止める事ができなかった。
呆れたような溜息が上から降ってくる。髪を撫でる手つきが心地よい。
私は、久方ぶりの自分以外の体温に包まれたまま──睡魔に身を委ねた。
603:2/2
06/01/11 21:17:35 IVxUvFL+0
どれほどの時間が経ったのだろう。
ゆっくりと目を覚ますと、私の身体はきちんとベッドに横たえられていた。
慌てて周りを見回すと、視界の端に真っ赤な頭が見えて、私はほっと息をつく。
「レノせんぱ………」
声をかけようとして、私の動きは止まった。
先輩の指先に、何か、白い液体がこびりついている。
「あ、イリーナ起きたか。なんか、誰かが見舞いに来たみたいだぞ、と」
先輩が何か言っているが、私の目はその白い液体に釘付けでそれどころではない。
「床に置いてあったの拾おうとしたら、こぼしちまって──イリーナ?」
急速に赤くなっていく私の顔を怪訝そうに見て、先輩が首をかしげた。
し、しらじらしい。やっぱり先輩ってそういう人だったのね。一瞬でも信頼した私が馬鹿だった。
まさか、寝ている私をオ、オ、オカズに、病院でそんな事をするなんて。
「………おい、イリーナ。おまえ、何か勘違いしてるんじゃないかな、と」
先輩が、白い液体で濡れた手をこっちに向かって伸ばす。
「キャアアアアッ!!触らないで、不潔っ!!」
私は叫んで、ベッドの隅に寄る。すると、先輩は慌てて更に身を乗り出した。
「勘違いするなよ、と。これはただの零れたカルピ──」
「どう見ても精子です。本当にありがとうございました!!」
○(#゚Д゚)≡○)゚Д)・∴'.
↑イリーナ ↑レノ
気付けば、レノ先輩は、床にこぼれた大量の白い液体の中で倒れていた。
こんな大量に。………いったいどれだけ溜まってたのよ。
私はもう何だか情けなくなって、泣いた。
604:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/11 21:26:31 H3YWh09G0
スマン、カプ苦手な奴もいる事を忘れないでくれ
閉じ込めスレの時は仕方ないと思って諦めてたけど
たまになら良いが引っ張られると正直キツイっすorz
605:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/11 21:38:09 FRjZ6iHq0
閉じ込めスレのノリに懐かさを感じただけで、カプ云々は別に
気にならなかったけどなぁ。過剰反応じゃないか?
まぁ、行き過ぎになる前に軌道修正かけるのが悪いとは言わんけど。
606:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/11 21:46:24 bZCeXUYbO
602-603のどっかで見た流れテラナツカシスwwwGJ!
まぁこれ以上引っ張らなければ良いんジャマイカ…。
607:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/11 21:55:18 JxKXch+00
気にならない人から見れば「どこが?」って感じかもしれんが
苦手なヤツにとっては結構キツイ
まぁ、程々にって事で
608:書いた人
06/01/11 21:56:53 IVxUvFL+0
スマソ(´・ω・`)俺的にはレノイリカプ話を書きたかったんじゃなく
前半でそれっぽい流れになりそう……、と見せかけつつ
後半でどんでん返し!…と感じてもらうつもりで書いたんだが
読み返したらカプネタキライな人には辛かったかもな。ゴメン。
反省しつつ
↓以下いつもの流れ たのむorz
609:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/11 22:08:29 nNTkatFcO
職人さんにリクエスト
まだほとんど出番のない散弾嬢とロッドが何してるのか知りたいお
もし筆が乗ったら彼らの動向も見たい(`・ω・´)シャキーン
610:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/11 22:34:48 FRjZ6iHq0
>>608
だいじょうぶ、その意図は読んでいてちゃんとわかったから。
懐かしのネタが上手に取り入れられてて楽しめたよ。
そう気にすんな。
611:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/11 23:00:54 uplT0hhP0
>>608
前スレみたいに対談形式じゃないから、逆に文章力が裏目に出ただけだしさぁ
意図はわかるからそんなに気にしないで、文章力生かしてまたネタおとしてくれ。
612:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/12 00:23:42 vakFeesu0
亀だが
>>597吹いたw
最近、ルード出てこなくて寂しかったんだよな
妙に冷静な社長もワロスww
613:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/12 02:10:39 Y1QCmwBlO
>>605
同意。ギャグ落ちだしなぁ。
愛してるとか言い出したらキモイけどw
どこで殴りAAくるかとワクテカしながら読んでたよ
614:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/12 02:16:34 Y9IQEI0EO
遅いかもしれんが>>570のクマエルのその後を考えてみた。
Ж月※日 兵器開発部門
書類運びのOL
今日もいつも通りの退屈な書類運び…。
どっかにいい男転がってないかな~…なんて、溜め息つきながらふと足を止めると、階毎に設置されたゴミ収集場の、ある物に目が止まった。
………ぬいぐるみ??
可愛らしい羽の生えたクマがラッパを手に、つぶらな瞳で自分を見つめている…
ああ―何かしら、この気持ち………何だかフワフワしてすごく…すごくアンゲロな感じ…。
615:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/12 02:31:42 Y9IQEI0EO
気がついたらクマエルちゃんをだっこして、兵器開発部門の自分の持ち場へ戻っていた。
クマエルちゃんを愛でていると、私なんかじゃ滅多に会えない総括のスカーレットさんとすれ違った。
私が会釈すると、彼女はなぜか立ち止まり声をかけてきた。視線はクマエルちゃんに釘づけだ…。
「そのぬいぐるみ…可愛いわね。私の趣味だわ。」
言うやいなや私の腕の中からクマエルちゃんを奪い取った。
上司に逆らえるはずもなく…泣く泣くクマエルちゃんを手放したけど………
胸が痛い。私のクマエルちゃん…クマ…える??
そういえば、どうしてクマエルなんだろう…?
…分からない。分からないわからないワカラナイワカラナイ。
その日、帰宅後。私は延々と愛しいクマエルちゃんの事を考えていた。全裸で。
616:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/12 02:42:15 vakFeesu0
>>613
次から気をつければ良いだけの事だし
終わった話題蒸し返しなさんな
オレモナー
>>614-615
GJ!!
クマエルどうなったか気になってたんだよ
617:614-615を受けて続き
06/01/12 03:15:55 0/7Rg3m30
Ж月※日 スカーレット
新兵器開発に行き詰まったので、息抜きにリーブでもからかってやろうと
都市開発部門にあるリーブの部屋に遊びに行った。
「キャハハハハ!元気にしてる!?スカーレット様が遊びにきてやったわよ!
さっさとお茶でも出しなさ──……」
軽快にドアを開けるが、そこで私の得意の高笑いはぴたりと止まった。
リーブは沈鬱な表情でデスクに向かい、眉間には深いしわが刻まれている。
「キャハハ………なによ、いつもながら辛気臭い顔してるわねぇ」
明るく言ったつもりだったが、リーブは困ったように苦笑するだけ。
「ああ、スカーレットか。悪いな、今、お茶を………」
明らかにHPゲージは黄色くなってるのに、そんな事言って立ち上がろうとする。
「………いらないわよ。それよりアナタ、平気なの?」
「平気とは?」私を巻き込まないつもりなのか、シラを切り通そうとするリーブ。
「とぼけないで。アンゲロリーナに関する話よ。この私の情報網を甘く見ない事ね、キャハハ!」
はっきりその名を出してやると、リーブは目を見開いてから、大きく溜息をついた。
「かなわんなぁ………」疲れた様子で首を振って、続ける。
「ダメだ。アンゲロリーナが何者かもハッキリしない上、どこまで広がっているかも不明。
この神羅内でも、誰が信頼できて誰が信頼できないのかわからない」
吐き捨てるように口にする。こんなリーブを見るのは久しぶりだ。
黙って聞いている私に、リーブは真っ直ぐ視線を向けた。
「なぁ。こんな事頼むのは筋違いかもしれへん。けど………」
少し言葉を切ってから、やがて決意したように続ける。
「もし私に何かがあったら──スカーレット。………ケット・シーを、頼む」
その台詞がゆっくりと私の頭に入ってくる。
数分の沈黙。
618:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/12 03:18:53 0/7Rg3m30
「………わかったわよ」
真摯な台詞に、軽く肩をすくめて見せながら私は答える。
リーブはほっとしたような顔を見せた。
「おおきに。ほんま、おおきに」
心底、安堵したような微笑み。きっと、ずっと引っかかっていたのだろう。
私は大げさに呆れたような顔を作ってみせる。
「猫なんかより、自分の心配をしたらどう?最近、寝てないんでしょ」
私の問いかけに、リーブは曖昧に笑った。私は軽く息を吐き、入り口へ向かう。
「………ま、猫の事は心配しないで。がんばんなさいよ、キャハハハッ!」
最後まで礼を言うリーブに背を向けて、後ろ手にばたんとドアを閉める。
──次の瞬間。赤いルージュを引いた唇がにぃっと吊り上がった。
ばかね、リーブ。女は大切なもののために、いくらだって嘘がつけるのよ。
「………アンゲロリーナ様………」
持っていたハンドバッグから、愛しのクマエルちゃんを取り出す。
アンゲロリーナ様の使徒であるクマエルちゃんを手にしたその時に、私は真理に気付いたの。
仕事中に部下が持っていたぬいぐるみに触れたその時から、私はアンゲロリーナ様のとりこ。
「キャハハ………キャーハッハハハハハハハ!!」
クマエルちゃんに軽く口付けると、私は高笑いをしながらその場を去った。
「………キャハハ………」
先程のリーブの顔を思い浮かべた瞬間、なぜか、ずきんと頭に痛みが走った。
『ほんま、おおきに』
安堵したようなその声がリフレインして、もやもやとしたものが胸中を渦巻く。
気のせいよ。気のせいに違いないわ。
だって私はアンゲロリーナ様の従順なるしもべ。
神羅中をアンゲロリーナ様に捧げるまで、私の使命は終わらないのよ。
誰にも、そう社長にだってバレずにこの任務を遂行してみせる。
タークスが妨害作戦を実行しているようだけれど、関係あるもんですか。
必ずやこのミッドガルをアンゲロリーナ様のものに………キャハハ………キャーハハハハハハッ!!
619:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/12 05:24:47 HtIAVB7H0
スカーレットは汚染されたんだな…。クマエル羨ましいwww
投下フィーバーに乗って朝からハイデッカーを書いてみたんだが…長くなってしまった。
しかもちょっと最後カップリング臭いのでキモかったらスマソ!
620:ガハハの日記 1/3
06/01/12 05:38:49 HtIAVB7H0
Ж月※日 ハイデッカー
今、社内で『アロエリーナ』だか『テロテアリーナ』だかという物が流行っているらしい。
フン、どうせまた、たまごっちだかそういうものの仲間に違いないのだろう。
若い者の間で流行るおもちゃなど、下らん。
実に下らん……つい数日前まで確かにそう思っていたのだが、社長までそれに執着するのを見て、ワシは焦りを覚えていた。
何とかして『アンゲロアリーナ』とやらの正体をつきとめねば。このままではワシの出世にかかわってくる。
廊下を歩いていると、リーブとすれ違った。
そうだ、馬鹿正直なコイツならすぐに親切に教えてくれるだろう。
そう思ってリーブの肩を叩くと、奴のただでさえ覇気の無い顔から、生気まで消え失せていた。
ワシはそれを見て途端にヤル気が失せ、リーブに活を入れようと、挨拶がてらに背中をドンと叩く。
すると、そのまま勢いよくダストシュートの中に飛び込んでいってしまったので、大声で笑い飛ばし見送ってやった。
モニター室の前に行くと、中からスカーレットの笑い声が聴こえてきた。
ワシはこいつもべらべら喋りそうだと思い、中に入った。中に入っても奴が笑ったままなので、ワシもとりあえず笑う事にした。
「ガハハ! ガハハハハ!」
「キャハ! キャハハ! キャハハハハ!! …びくっ _, ._ ( ゚ ω゚)な、何よハイデッカー。いつからそこに居たのよ。」
「ガハハ! ドアの音にも気づかなかったか愚か者め。最近の若者は目先の流行にばかり囚われていて、自分の周りが見えなくなってると見える。ガハハ!」
「…えぇ、そうね。私の視界はムサ苦しいものは掻き消される様に出来ているもの。キャハハ!」
ぬぅぅ…
胸ばかりでかくなりおって、肝心の頭の中身がからっぽの様だ!
621:ガハハの日記 2/3
06/01/12 05:45:48 HtIAVB7H0
いつもならそこで奴の嫌味を大声で笑い飛ばしてやる所だが、今日は違う。今こいつに教わらねば、他に聞けそうな人間は社内に見当たらない。
「おい、貴様に聞きたい事があるのだが…」
「――フン。『おい、貴様』ですって? 本当に野蛮な男ね。名前位ちゃんと呼べないのかしら? キャハハ」
「ぬぅ……スカーレット。貴様、今流行りの『アンゲロゲローナ』とは何か、知っているか?」
その名前を出した途端、奴の体がビクッと反応し、固まってしまった。
その反応にピンと来て、ワシは更に食い下がった。
「まぁ…その何だ。社長から直々の命令でな。お前に聞いて来いと言われたのだ。ガハハハハ!」
ワシは嘘をつき、今すぐ知りたいという興奮を抑え答えを待ったが、スカーレットは一向に口を開こうとしなかった。
そして、しばらく経ってからいつもと全然違う顔で微笑み、こう答えた。
「な、なんの事かしら?(にっこり)」
ウソだ。
「貴様、隠そうとしても無駄だ。今すぐに教えろ『アンゲロゲロリーナ』とは一体何なのか…」
「知らない! 何の事だかさっぱりわからない!」
「嘘を言うな、貴様知っているだろう『アンゲロゲロゲロリーナ』の正体を」
「………」
「今すぐに答えるがいい、『アンゲロゲロゲロゲロリー…」
その途端。
バチーーーーーンとワシの横っ面に奴のビンタが炸裂した。
女の力とは思えないその威力にワシは目は点になった。
「ほんっと失礼極まりない男!!! ゲロゲロ何度も言ってんじゃないわよ! 名前位ちゃんと呼べっての!! キャハハハッ!!
正式名称は『アンゲロリーナ』様!! 今すぐ復唱して覚えなさい!! キャハハハ!!!」
「祈る時はねぇ、こうして両方の鼻に小指を突っ込んで、アンゲロ!アンゲロ!って叫ぶのよ!! わかった!? わかったらとっとと同じ様にッ…―、」
そこまで叫ぶと、黙ったままのワシの顔を見て、ハッとした顔で指を鼻から抜いて、いつもの調子に戻ってこう言った。
「――っていう挨拶が社内で流行っているらしいじゃない?」
622:ガハハの日記 3/3
06/01/12 05:46:21 HtIAVB7H0
ワシはあんぐりと口を開いたまま、納得した。
そうか。
アンゲロリーナとは――――流行りの挨拶の事だったのだ。
しかしスカーレットの奴、何故そんな事を勿体ぶっていたのだろう。
…いやきっと、『アンゲロリーナ』の格好をするのが恥ずかしかったのだろうか?
「フッ――貴様にもウブな心がまだ残っていたとはな。意外だ。ガハハ!!!」
その言葉を聴いて、奴は口元をヒクヒクさせて笑っていた。
「え、えぇそうね、とっても恥ずかしかったわ。キャハハ…そうよ、だからね…ハイデッカー。私がこの挨拶をしてた事は誰にも言っちゃダメよ。キャハハッ!」
「あぁ、わかっている。ワシと貴様だけの秘密だ! ガハハハ!!」
わしがそう言って爽やかにウインクをすると、奴は真っ青になってクマの人形がちぎれる位強く握り締めていた。
フッ…クマの人形まで持ち歩いているとは。……所詮、奴もただの女子供だったわけだ。
部屋を出た後に廊下で社長に出会った。
スカーレットの意外な一面を見る事が出来て上機嫌になったワシは、早速奴に教わったポーズを社長に向かって取り、大声で挨拶をした。
「若き神羅社長に敬礼ッ! 神羅万歳アンゲロォォーーーーッッ!!!!!!」
社長は持っていた書類をバサッと落とし、そのまま足早に何処かへ消えてしまった。
きっとワシがナウでヤングな挨拶をした事に驚き戸惑い、昇格の計画を練り始めたに違いない! ガハハ! これから毎日あの挨拶をしてやろう。
今日は良い事だらけで、愉快でしょうがない! ガハ! ガハハッ!! ガハハハハッッ!!!!!!
おしまい
623:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/12 07:39:16 4x6/fytTO
>620-622
GJGJGJ!!!
アンゲロォォォッ!!!
624:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/12 09:51:58 i/fLKKcN0
>>622
ハイデッカーアホ杉w
テラワロスwww
つーか、まじ神羅やばいな。
神羅が汚染されたのを聞き付けて元タークスのヴィンセントとかが
心配になってアンゲロクライシスに参戦したりしないかな
と微妙にネタを振ってみるテスト。
625:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/12 10:09:21 OJ8IPkHRO
ヴィンネタは自分も考えていたけど、この時期でヴィンセントを出すのはまだ少し微妙かなと思って様子見してた。
いずれにせよ、他の職人さん達などの判断にまかせる(′・ω・`)
あとハイデッガーGJww
626:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/12 18:03:39 dIQO4huT0
ヴィンセントはアンゲロ症候群っぽい>>566
627:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/12 18:22:13 jU7rA+C5O
そうかヴィンセントもアンゲロに侵食されてたんだっけ。
大丈夫かよ神羅で正気な奴ほとんど残ってねえじゃんw
628:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/12 18:36:08 Lft5SyrUO
神羅でまともなヤツって
・ルーファウス(アンゲロを危惧)
・リーブ(同じくアンゲロを危惧)
・ハイデッカー(馬鹿なので色々ギリギリ)
・宝条(ツォンに弱味を握られている)
これとあとACメンバー&レノ……………………だけか!?!?
629:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/12 22:16:44 NVLsi6gYO
「クラウドー、お店に可愛いクマのぬいぐるみが届いたわよ、クマエルちゃんだって」
「興味ないね」
630:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/12 22:18:22 NVLsi6gYO
ageちまったスマソ
631:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/13 00:44:23 5QUXHEV30
>602-603を見て久々に閉じ込めスレのまとめを見て来た。
あの頃はレノもかっこいいとこあったのになあ……w
632:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/13 00:47:30 2Fn/yaVc0
>>628
ルードはマトモの部類に入らないのだろうか?
633:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/13 00:56:16 WqNuPiCY0
>>632
別の方向にヤバイ>ルード
つか、スカーレットが洗脳されたらある意味最強のような気がw
634:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/13 01:24:53 lMlxEwd10
Ж月!日 刀(♂)
今日はいいニュースがある。
しばらく長期出張でミッドガルを離れていた手裏剣(♀)が本部に戻ってきたんだ。
知っての通り、Angello Crisisは最早にっちもさっちもいかない状態。
短銃(♀)も頑張ってくれているけど、妹の事となると冷静になりきれないようだし…。
やっぱりずっと僕の同期としてやってきてくれた手裏剣(♀)がいてくれると助かるよ。
こんな意味不明な任務に彼女を巻き込むのは気が引けるような気もするけど、
彼女だってあの若さで、この厳しいタークスをずっとやってきた子だ。
キャリアの長さじゃ短銃(♀)より数段上。きっと力になってくれるだろう。
信頼してるよ、手裏剣(♀)。明日からもAngello Crisis頑張れそうだ。
Ж月!日 手裏剣(♀)
長期出張で離れていたミッドガルに、ひさしぶりに帰ってきた。
疲れた様子の刀(♂)が出迎えてくれて、Angello Crisisに関しての資料を貰った。
出張先でAngello Crisisの事は聞いていたけど、あまり進んでないみたいね。
安心して、刀(♂)。今から私もAngello Crisisメンバーとして力になるわ。
そう言うと刀(♂)は笑った。ずいぶん苦労していたみたい…。
……。
刀(♂)、あなたがこんなにすっかり騙されるなんて珍しい事もあるものね。
長い付き合いが、あなたの眼鏡を文字通り曇らせちゃったのかな。
…大切な仲間であるあなたをたばかるのは心苦しいけれど。
私は幼い頃にその才能を見出され、タークスになるべくして育てられた孤児。
つまり………私は、ツォンに育てられたようなもの。
その私が─フフ、いえ、これ以上書く必要はないわね。
アンゲロリーナ様のために、私はあえてスパイとなる。
アンゲロ教に対抗しているフリをして、うまく内部を操り、まずはツォンを助けなくちゃ。
…ごめん、刀(♂)。信じてくれてありがと。でも私は、アンゲロリーナ様を…。
635:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/13 02:35:01 rMlQT1XfO
【アンゲロリーナ派】
ツォン(監禁中)
イリーナ(謹慎中、入院中)
短銃♂(コレルプリズン送り)
神羅課長(?)
スカーレット(汚染中)
手裏剣(隠れ信者)
クマエルちゃん(布教中)
アンゲロリーナ様(最強)
【Angello Crisis部隊】
ルーファウス
短銃♀
刀
散弾銃
リーブ
【その他】
レノ(謹慎中、単独行動)
ルード(ハードゲイ)
ハイデッガー(勘違い)
宝条(被害者)
ロッド(未登場)
格闘♀(未登場)
格闘♂(未登場)
パルマー(未登場)
636:まとめGJ乙 1/2
06/01/13 03:22:42 hQXIwNQdO
Ж月!日 散弾銃(♀)
今日は、ルーファウス社長直々に命令されて、
コレルプリズン送りになっている短銃(♂)の様子を見に行く事になった。
監獄暮らしで彼がどこまで改心したかどうか見極めるのが、私の任務。
元に戻っていたら、Angello Crisis部隊に入れるつもりなんでしょうけど─
この私に言わせれば、危険な賭けね。人手不足なのがありありと窺えるわ。
とにかく、私はコレルプリズンに向かったわけ。
─天然の監獄、コレルプリズン。
……………驚愕。
短銃(♂)はその中の、マンホールのような地下室にうずくまっていた。
それだけじゃない。奪われたクマの人形が恋しいのか、そこに出るレアモンスター、
“テスト0(ガードハウンド)”とかいう動物を抱き締めてハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァしていたわ。
モンスターは「もうやめてぇ」とか何とか泣き叫んでいたけど、全く気にしていないみたい。
砂がこびりついて剥がれかけたセロテープに貼り付いている、ちぢれた前髪がひどく悲しかったわ。
短銃(♂)は私の姿に気付くと、その行動に似合わぬクールな笑みを浮かべたの。
彼の瞳が怪しい光を帯びる。……まさか、私をアンゲロの世界に誘惑しようというの?
「フッ。よく来たな。ここに来たという事は、あんたもアンゲロ教に入るという事か」
まずいわ。本能が危機を知らせるが、短銃(♂)の言葉はなぜか、甘美な響きを持って届いてしまう。
「アンゲロリーナ様の魅力に気付いた事は正しい。アンゲロリーナ様より魅力的な者はいない」
………………………。
「アンゲロリーナ様はこの星の唯一無二なる存在。誰よりも最高、何よりも完璧──」
………………………………………!!
637:2/2
06/01/13 03:25:21 hQXIwNQdO
「アンゲロリーナ様は………」
「ふざけないでちょうだい!!!」
次の瞬間、私の平手打ちが短銃(♂)の頬に炸裂していた。
パァンという音がして、続いて吹っ飛ばされた短銃(♂)が壁にぶち当たるゴキャッという音がとどろく。
「唯一無二なのは、この私よ!私が、この星のルールなんですから!!」
短銃(♂)は一瞬、殴られた頬に手を当てて呆然としていたが、やがて、今の衝撃で
ご自慢の前髪が剥がれ飛んでいった事に気付くと、オロオロと床をはいずり出したわ。
「余所見しないでちょうだい!今言った事、おわかりかしら?」
無理やり顔をつかんでこちらに向けてやる。ゴキリと鈍い音がしたが気にしない。
「………す、すいませんでした。アンゲ………散弾銃(♀)様」
「それでいいわ」
短銃(♂)はガクガクとひどく怯えながら、震えた手でワカメのような前髪をギュッと握っていた。
涙ぐんで揺れる瞳には─その一瞬だけは確かに─アンゲロリーナは、映っていなかった。
満足した私は、任務終了とばかりに完璧な微笑みを浮かべ、意気揚々と帰路についたの。
──あら?任務の内容ってなんだったかしら?
まあ、アンゲロとかいうくだらない物から改心させる手助けにはなったでしょうから、何も問題はないわね。
連れ戻すのも忘れて放置してきちゃったけれど、ま、彼ならその気になれば自分で出てこられるでしょ。
地味な仕事だったけれど、まあいいわ。エクセレント!本日の任務も完璧よ!
638:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/13 04:24:32 qkgQh6FQ0
ちょっwww GJ! 散弾銃様ワロタww そしてカワイイ。
どう見ても任務遂行度は「S」です(←色んな意味で)。
本当にありがとうございました。
639:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/13 10:10:04 eGyZM7xIO
Ж月┰日 短銃♀
XXXXという人物が未だに見つからない。
どこかで見た記憶があるはずだけど思い出せない。
入社試験の時どこかに書いてあった気がするんだけど・・・。
気晴らしにハイウインドを見に行ったら、ハイウインドの ビキニの 姉ちゃんが
真っ白な翼が生えて 白目をむきながら絶叫し 右の小指を左の鼻の穴に 左の小指を右の鼻の穴に 入れた 神々しいとは言い難い 女神・・・
つまりは アンゲロリーナ になっていた。
本気でリボルバー落としそうになった。
慌てて艦内に入ると、ブリッジには
あの ツォンさんが 本部に置いたのと 同じ 仏壇が
もう有無を言わず責任者をとっ捕まえました。
640:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/13 10:41:52 biMIVgKz0
短銃♀まで汚染されちまうのかと思ったw
てかツォン抜け出したのかよwww
641:566へ繋げてみる
06/01/13 12:22:54 NpEKxeR5O
@月$日 手裏剣(♀)
刀(♂)と会ってから、ふとニブルヘイムの任務で出会った、赤いマント姿の元タークスの人のことを思い出した。
この間行ったときに棺桶の中へそっとクマエルとお祈りの仕方を書いた紙を忍ばせてみたけど、
あの人は今頃どうなっているのだろうか…
642:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/13 12:37:55 OIUOdBGi0
>>635
まとめ乙。
でもレノは謹慎中じゃなくて、>>570で復帰してないか?
643:1/2
06/01/13 22:08:23 v5VxsEKo0
@月 Й日 ルーファウス
今日はとても奇妙な夢を見た。
どうもAngello Crisisの件で予想以上に疲れが溜まっていたらしい。
レノに事情聴取しなければならないというのに、この夢のせいで既に頭が痛い。
それに普段は日記に夢の内容を書くことなどないのだが、どうも胸騒ぎがする。
まあ気にし過ぎだとは思うが、一応書き記しておくことにした。
その夢はかなり壮大な内容だった気がするが、覚えているのは荒れ果てた建物の中で
何故か車椅子に乗っている私がXXXXと話をしているところからだ。
ルーファウス「なあXXXX、一つ教えてくれ。」
XXXX「一つだけだよ。」
ルーファウス「ツォンはクマエルを使って元通りになると言っていたが、あれはどういう意味だ?」
XXXX「彼が・・・帰ってくる・・・」
ルーファウス「アンゲロリーナ・・・悪夢だな・・・」
XXXX「らしいね・・・」
ルーファウス「らしい?」
XXXX「僕はアンゲロリーナ様を知らない・・・感じているだけだ。・・・イライラするよ。アンゲロリーナ様は僕とツォン、どっちを・・・」
ルーファウス「哀れアンゲロリーナの使者。」
XXXX「どっちだろうとあんた達の結末は同じだ!!アンゲロリーナ様は長い旅をしてこの世界にやってきた。
愚かな連中にアンゲロの素晴らしさを教える為にね。でも、分かるよねぇ?
ここはアンゲロリーナ様が来た頃と何も変わっちゃいない。だから僕がアンゲロリーナ様を喜ばせてアンゲロるんだ。
アンゲロリーナ様が命じるなら、どんなアンゲロな事だってやるよ。」
ルーファウス「ふ、悪夢再びか・・・」
XXXX「あんた達がいる限り、何度でも同じアンゲロな事が起こるのさ。」
644:2/2
06/01/13 22:09:37 v5VxsEKo0
ルーファウス「星を巡るライフストリーム・・・。生と死の狭間を行きつ戻りつ・・・
その繰り返しこそが命の正体ならば、アンゲロが繰り返されるのも必然。
アンゲロリーナだかクマエルだか知らないが、何度でもことを起こすがいい。
我々は命の定めに従い、その度にお前達を阻止して見せる。」
XXXX「社長、それはAngello Crisisなんて無謀な任務を指示した言い訳?本当は後悔してるんじゃないンゲロ?」
ルーファウス「後悔?私は楽しくて仕方がない。」
XXXX「・・・よかった。じゃあ、そろそろ終わりにしようか。」
ここでXXXXが巨大な羽の生えた熊の人形みたいな物を召喚して大騒ぎになる。
ソルジャー1stとタークスがその熊の人形みたいな物と戦っているとまたXXXXが喋りだした。
XXXX「楽しいねぇ!社長!次は何を呼ぶ・・・!」
ここで私は何故だか分からないが持っていた熊の人形を取り出し
XXXXに見せ付けた後、建物の外に投げ捨てた。
XXXX「クマエルッ!?」
ルーファウス「気付けよ、熊不孝者。」
XXXX「アンゲロオォォォォォォォオオォォォォォォオッ!!!!!」
XXXXは叫ぶのとほぼ同時に手を私に向けてエネルギー弾のようなものを放ち
熊の人形を追って建物から飛び降りた。おそらく私はこれを避けたと思うが、ここから先はよく覚えていない。
この夢で一つ気になったのは、XXXXという人物についてだ。夢の中で私は確かにXXXXという人物を知っていた。
だが、起きるとXXXXの顔も服装すら思い出せない。夢なんて曖昧なものだ、気にする必要など何もないはずだ。
しかし、XXXXはツォンにアンゲロを説いた人物だと報告をうけている。XXXXがタークスだったという話もあるが
そんな記録は残っていない。なのに私はこのXXXXという人物に会ったことがある気がしてならない。
もしXXXXがタークスだったのなら私も会っているはずだが、そんなタークスがいた記憶もない。
このことは考えても答えは出そうにない。Angello Crisisの成果に期待するしかないだろう。
645:1/2
06/01/13 22:39:40 5/hHhfvD0
@月 ■日 宝条
明日、北の大空洞へと向かう事になった。
社長達はアンゲロどうたらとかいうモノに固執しているようだが、私にはどうでもいいことだ。
私の予想する明日は、まずセフィロスに擬態化したジェノバが大空洞へ来ているはずだ。
そしてそのジェノバはそこにいるセフィロスと…我が息子とリユニオンをする。
クッ…クックックァックァックァックァッ!!!
明日こそ、私のジェノバリユニオン仮説が証明される楽しみでならない。今日は早く寝よう。
646:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/13 22:41:11 cztYk9MI0
>>635
ロッドはAC部隊だよ。>>516参照
>>634-644
熊不孝者ワロスw
647:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/13 22:42:00 35T3SiRaO
>>644
>喜ばせてアンゲロるんだ
わろすwwww
648:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/13 22:43:02 35T3SiRaO
上げちまったorz
スマソ…!!
649:635
06/01/13 22:54:44 rMlQT1XfO
俺ダメダメだなwwwww
650:2/2
06/01/13 23:00:58 5/hHhfvD0
@月 ■+1日 宝条
今日、凄まじい出来事が起こった。
私はその場の光景を信じることが出来なかったが、とにかく順を追って書いていく。
私達は大空洞へついた。
そして…そうだたしかクラウド一行と出会った。
クラウド……私が失敗作と判断したもの。
その時、私は自分の科学的センスのなさを思い知らされた。
しかしながら、これでリユニオン仮説は証明されたはずなので、私は落胆の中にも少々嬉しさがあった。
ところが、セフィロスに擬態していたはずのジェノバはいつの間にやら、
「真っ白な翼が生えて 白目をむきながら絶叫し 右の小指を左の鼻の穴に 左の小指を右の鼻の穴に
入れた 神々しいとは言い難い 女神」に擬態しているではないか。
そしてそのジェノバは大空洞の巨大マテリアの中にいた熊のぬいぐるみとリユニオンを始めて……
私は本当に科学的センスが無……いや、こんな事あの天才ガストですら予測不可能だっただろう。
このように散々な一日だったが、ひとつだけ良い事があった。
大きく予想を外し、落胆する私に社長が近づいてきた。
どうせまた、二流だの何だの嫌味を言いにきたのだろう、
しかし社長は
「今日は素晴らしい物を見せてもらった!これで我々の作戦も大きく進行するだろう。」
と私を褒め称え、更に限界ギリギリまで神羅の利益を研究資金にあててくれる事を約束してくれた。
しかし、もはや私には研究する対象が…いや、あった。
アンゲロリーナ(今日名前覚えた)。現在凄まじい勢いで神羅を侵食している謎多き者。
そう、今日から私はアンゲロリーナについて徹底的に調べるのだ!
クァックァックァックァックァックァックァックァックァックァックァックァッ!!
651:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/13 23:17:45 biMIVgKz0
>>650
博士・・・調べれば調べるほど汚染されてっちまいそうw
652:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/14 06:12:38 IrhXou+p0
Ж月ф日 スカーレット
いつものようにハンドバッグにクマエルちゃんを忍ばせて、社内を歩いている時だったわ。
廊下の隅で、何だか黒っぽくて小さなものがウロウロしているのよ。
何かしら?と思って近づいてみると──あら。リーブの猫じゃないの。
ダストシュートの入り口をカリカリと爪で引っかきながら、ニャアニャア必死に泣いてるの。
「ちょっと。こんな所で何やってんのよ、アンタ。リーブはどうしたのよ」
ひょいと後ろから首元をつまんでやると、リーブの猫……ケット・シーは私にしがみついてきた。
ボロボロと涙を零しながら私に抱き付いて、フニャフニャ事の次第を話し始めたわ。
ずいぶん混乱しているようで、正直何を言ってるのかいまいち理解し難かったけれど──
「…………ハァ?マジで?キャハハハッ!!嘘おっしゃい!!」
全てを聞き終わった後、私は思わずこう言ってしまったわ。
だって、信じられる?いくら疲れていたからって、ハイデッガーの馬鹿に背中を叩かれた衝撃で、
あのリーブがダストシュートの中に落っこちていっただなんて(>>620)。三流のコメディじゃないの。
………でも、このケット・シーの必死な様子を見ていると………。
それに、リーブの姿を見ていないのも事実。─私は黙ってしまったわ。
『もし私に何かがあったら──スカーレット。………ケット・シーを、頼む』
いつかのリーブの言葉が頭の中でリフレインする。
泣きながら私にしがみついて、リーブを助けてと懇願する、この猫。
キャハハハ!こんな馬鹿らしい話、誰が信じるというの?
………──私以外に。
「仕方ないわね!見に行ってあげるわよ。でも、何も無かったらアンタを丸焼きにしちゃうからね、キャハハ!」
ケット・シーを床に降ろすと、私はびしっと指を指して言った。
ケット・シーはまだ泣きながら、何度も何度もお礼を言っている。
私は溜息をついた。アンゲロリーナ様に対抗するリーブを助けてどうするつもりなの?
………信じられないほどの、自分のお人よしさ加減に呆れつつ、私はダストシュートに足を踏み入れた。
653:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/14 06:16:13 JdJNFnpP0
「クサッ!!それに汚いわね……私にこういう所は似合わないのよ!!」
ぶつくさと文句を言いながら、ゴミ溜めの中を進んでいく。
本当にありえないわ。この私が、こんなに不潔な場所に………っ!!
美しい化粧ははがれ落ち、綺麗にまとめた髪もグシャグシャだ。
「リーブー!!どこにいるのよ!!返事しなさいよっ!!」
もう、こうなったら意地よ。私は大声を張り上げた。
「スカー……レット……?」
かすれた弱々しい声が、私の耳に届いた。
はっとして、その声の聞こえた場所に走る。ゴミをかき分けて。
自慢の真っ赤なドレスは汚れ、ストッキングも伝線してしまった。
でも今は、そんな事を気にしている場合じゃないわ。
「リーブ!!しっかりしなさい!!」
ゴミの中に埋もれた彼を抱き起こし、数度往復ビンタをぶちかます。
「へぶっ!!(,,)゚3)・∴'. ス、スカーレット、なぜ、ここに………?」
「アンタの猫に頼まれたのよ。さあ、ここに長居する必要はないわ。さっさと行くわよ!!」
リーブは笑った。ふん、どうせ化粧は落ちちゃってるわよ。悪かったわね。
「ありがとう………スカーレット」
………まあ、お礼を言われるのは、やぶさかではないわ。
ダストシュートから抜け出す時、ハンドバッグが引っかかり、クマエルがゴミの中に落ちてしまった。
私はそれに気付いていたけれど──取りに帰るつもりはなかった。
クマエルよりも大切なもの。それは、今、こうして生きているという事よ!!
クマエルに小さく手を振って、あとは振り返らずに光を目指す。
ダストシュートを抜けて、抱き合って喜ぶリーブとケット・シーを眺める私は、もう、アンゲロリーナ様のものじゃない。
「いいこと?シャワー浴びてきますから、私へのお礼を考えておくことね!キャハハ!!」
背中で、リーブとケット・シーの声を聞きながら歩いていく私。………ふん。それほど、悪い気分じゃないわね。
──さよなら、私の愛するクマエルちゃん。
私、あなたがいなくても強く生きていくわ。
654:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/14 06:17:14 JdJNFnpP0
なぜかID変わってるけど>>652-653です。
ひさびさに1から読み返したら、
スカーレットは汚染されてほしくないという意見がいくつか。
そんな訳で、キャハハにはアンゲロを乗り越えさせてみた。
まだクマエルを手にして数日しか経ってなかったから出来たって事で。
あ、もし汚染されたままが良かった書き手さんがいたら
今後の展開はお任せします。
655:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/14 07:09:01 /Y46KABAO
ケットシーテラカワイスwwwww
スカーレットいいやつだなあ…
656:(^ω^) ◆BOONky9q9o
06/01/14 15:58:16 n3X60uTk0
>>537が面白かったから描いてみたお
URLリンク(k.pic.to)
657:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/14 15:59:05 n3X60uTk0
↑スマン、鳥消し忘れ・・・
658:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/14 16:22:04 ICJZEewD0
>>654
リーブ思いのケットに萌え。
リーブとかスカーレットとか幹部連中も
本当は仲がいいんじゃないかなんて思えてきたw
スカーレットが更正するなんて
アンゲロ信者を更正するためのヒントがここに隠されてるかもなw
>>656
GJ!
自主規制ワロスw
659:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/15 01:43:52 yPeYk7AjO
ちょwwwwwスカーレットツンデレwwwwww
660:キモヲタツォン ◆JQFiOOZnXY
06/01/15 01:51:47 8r86PfeSO
>>575>>656
記念画像姦に転載してもおk?
661:656
06/01/15 12:22:58 3yya8GdE0
>>660
( ^ω^)<あんな絵で良ければ別にかまわないお
662:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/15 12:30:46 3rdouTOy0
>>650
他人にアンゲロ細胞埋め込みまくって、最後には自分に埋め込むわけですね
663:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/15 14:55:50 Nain5jFRO
13機関スレにアンゲロネタ貼った子、先生怒らないから正直に手を挙げなさいwww
664:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/15 17:03:12 c8X4Dvc6O
13機関スレってどこ…?
検索したけど見つからないお(´・ω・`)
665:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/15 17:20:05 Yrow8dzB0
>>664
ゲームキャラ板。
でもあのスレは神が過剰に犇めき合ってカオスってるからな…
アンゲロ関連だし、アンゲロリーナ様も許してくれるよね
297 名前: 名無したんはエロカワイイ [sageもこネタ+アンゲロで] 投稿日: 2006/01/15(日) 07:11:30 ID:SMgdlkmU
ロクサスの日記Ψ月Å日
マールーシャたちが忘却の城へ行ってから一週間以上経ち、年もあけてしまった。
アクセルはいじめられていないだろうか。毎日キングダムハーツ様にお祈りは捧げているけれど。
アクセルの安否があまりに気になってしょうがないので、何とか落ちつくために
魔法の針金を使ってアクセルの部屋に侵入しました。なんか羽の生えた熊のぬいぐるみがこっち見てるけど気にしない。
俺が牛乳を飲もうと冷蔵庫(私物)を開けるとサイクスっぽいものが入ってました。
俺はビックリして思わず冷蔵庫のドアを閉めてしまいました。
きっと今のは何かの見間違いであろうと、思い直し再び冷蔵庫を開けると
なんとそこにはサイクスっぽいものが白目を向いていたのです。
俺は思わずドアを閉めましたが、きっと疲れていて見えもしないもの見てしまった
のだと思い直し覚悟を決めて改めて冷蔵庫を開けました。
するとそこにはサイクスっぽいものが白目を向いてほのかにほくそ笑んでいるのです。
俺はビックリして冷蔵庫のドアを閉めましたが、きっと幻覚を見たに違いない、
最近あまり寝てないから見えもしないものが見えてしまったのだと思い直し、
冷蔵庫を開けました。するとそこのには白目を向いたサイクスっぽいものが入ってたのです。
驚いた俺は気がつけば冷蔵庫の扉を閉めていましたが、気のせいだと思い直し
再びドアを開けると、やっぱり白目を向いたサイクスっぽいものがほのかに笑っているのです。
思わず扉を閉めてしまいましたがきっと幻覚に違いありません、最近寝てなかったから。
666:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/15 17:20:37 Yrow8dzB0
と、思い直し冷蔵庫を開けると、やっぱりサイクスっぽいものが入ってるのです。
思わず冷蔵庫を閉めた俺でしたがこれは何かの間違いに違いない。
疲れているから見えもしない者が見えたのだと思い直し冷蔵庫を開けると
そこにはなんと白目を向いたサイクスっぽいものが・・・、うわっと思い冷蔵庫を閉めましたが
きっと疲れのせいで幻覚を見たに違いない、と自分に言い聞かせ再び冷蔵庫を開けると
なんとサイクスっぽいものが白目を向きながら笑っているのです。思わず冷蔵庫の扉を閉めましたが
きっと気のせいで、何かと見間違えをしたのだと自分に言い聞かせ、扉を開け直すと
なんとそこにはサイクスっぽいものが白目を向いて笑っていたのです。
助けてアクセル助けてゼムナスたすけてナミ
(錯乱した文字で書かれたぐしゃぐしゃのメモはここで途切れている…)
667:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/15 17:21:55 Yrow8dzB0
306 名前: 1 [sage] 投稿日: 2006/01/15(日) 11:24:41 ID:lGh/PRyl
携帯から>>297の続き
アクセルの日記 ∮月д日
今日、忘れ物を取りに久しぶりに自分の部屋に帰った。
部屋の中には何故か腐った牛乳がぶち撒けられ、
冷蔵庫の前にはロクサスがクマエルを抱きながら呆然としゃがみ込んでいた。よく見ると目が逝ってやがる。
ちなみにクマエルというのは俺が生まれた時に背負っていた熊のぬいぐるみだ。
ノーバディになっても離さないなんて、あまりよく覚えていないが俺の本体は余程気に入っていたのだろう。
熊の天使だから『クマエル』と名付けたそれを見ていると、不思議と俺にも心があるような気になってくる。
だから俺もクマエルを大切にしていた。
実はもうひとつ、生まれた時に左手に握り締めていた人形があるが、
そっちはキモいうえになんだかサイクスに似ているので冷蔵庫に隠してずっと放置していた。
でもいい加減処分しないとな。燃やすか。
307 名前: 2 [sage] 投稿日: 2006/01/15(日) 11:27:21 ID:lGh/PRyl
その前にしゃがみ込んでぶつぶつ言っているロクサスのちんこを揉んだら殴られた。
正気に戻ったか。狙い通りだぜ。
しかしロクサスは俺がキモクス(仮)を燃やそうとすると、突然白目を剥いて
「なんてことするゲロか!
そんなことしたら呪われアンゲロ!フヒヒヒ!すみません!」
と叫んで俺の手からキモクス(仮)を奪い、どこかへ駆けていった。
馬鹿だな…おまえが呪われて語尾がおかしくなってるんだろうが…
まあクマエルちゃんは無事だったんでロクサスのことは放っておきました。
誰かいい奴に拾われろよ。
668:575
06/01/15 20:53:38 5AB3VMbZO
問題ないっス
669:キモヲタツォン ◆JQFiOOZnXY
06/01/15 22:37:21 8r86PfeSO
サンクス、早速載せましたww
670:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/16 15:29:49 bgR1B0gOO
∮月∑日 ツォン
困ったものだ。最近は四六時中監視されているせいで、こうして日記を綴るのも一苦労。
全国一億人の読者が『ツォンのおへや』の更新を楽しみにしているというのに……。
……クッ、タークス主任としてこれ以上腑甲斐ない事はない。
皆、心配しているだろうな……私無しでどうしているのだろう?
クマエルちゃんは大丈夫だろうか。
レノはちゃんと『クマエル観察日記』を引き継いでくれただろうか。
意外とうっかり者の奴の事だから、最後の印鑑を忘れていないか心配だ。
『コメントコーナー』は誰か書いてやってくれているのだろうか。
……心配はつきない。
そういえばホクロアンテナで、手裏剣♀が出張から帰還したという情報をゲットした。
彼女は私が手塩にかけてアンゲロ色に染めた、筋金入りのアンゲラー。
きっと私のピンチを聞いて、今頃救出作戦を練っている事だろう。
部下に頼るのは心苦しいが、今の私にはそうするしかないのだ。
彼女は最年少ながら長いキャリアを持つ手練だ。私は彼女を信頼している。
つまり、何が言いたいかというとだな。
ボ ス ケ テ 手 裏 剣
671:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/16 17:20:15 IVtxkyZW0
>>670
アンゲラーテラワロスw
てか初期ツォンって人類最強を目指してるんじゃなかったっけ?
まぁ今でも十分過ぎるほど最強だがw
672:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/16 17:27:22 eBSXPtWVO
手裏剣は最年少なんじゃなくて最年少でタークソに入った、でしょ?
最年少は今んとこロッドらへんじゃない?
673:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/16 17:42:53 elxs0YiEO
>>670
ボスケテは
『ボス、助けて!』
の略だぞ!
まさかロリ剣が対アンゲロリーナ戦のボス!?
674:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/16 17:43:19 acAgOrnr0
Angello CrisisのメインキャラをⅦ本編のキャラに置き換えてみた。
ツォン→セフィロス
イリーナ→宝条(微妙)
レノ→クラウド
ルード→ティファかエアリスw
675:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/16 17:48:43 2Li1dwVyO
>>672
史上最年少でタークスになって、さらに現在の年齢もメンバーの中で最年少。
676:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/16 23:57:22 xXS4sXKK0
最高!!このスレ!!!!
677:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/17 00:33:59 5pElCM/+0
人類最強って言うか
なんかもう、カルト宗教だな
678:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/17 19:04:51 qZPa7n5m0
Ж月ф日 手裏剣♀
感じる。感じるわ。ツォンからの救出要請が出てる。
ツォンのホクロアンテナから出る電波を、私のウェーブアンテナが捉えた。
……でも、ずいぶんと弱い電波ね。絆創膏か何かで遮られているのかしら。
これじゃあ、はっきりと状況がわからないわ。 え、なに?
ボスケテ…………
ボスタスケテ…………
ボス決して走らず急いで歩いてきてそして私を助けて…………
クッ!ツォンったら、何て難しい注文を!!
………って、誰がボスよ。
これでもキャリアは長いけど、私はそんな器じゃないわ。
とにかく、ずいぶんと大変な状況にいる事は確かみたいね。
─いきなり忍び込んで助け出すのは難しいわ。もしうまくいったとしても、
それからもツォンは表立って行動できない。それじゃあ無意味よ。
表面上だけでも、正規のルートで解放させないと………。
考えていても埒が明かないわ。とりあえず、面会にでも行ってみようかしら。
タークスとして主任を心配して訪ねていけば、社長だって通さないわけにはいかないはず。
例えばモニター越しでもツォン本人と会って、現在の状況を確認しないと。
私にアンゲロを教えてくれたツォン。どうか無事でいて。
いざ行かん!!………徒歩で………!!
679:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/17 22:12:00 xPwnU9wSO
手裏剣ナイスだwww
680:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/17 22:33:12 LNHsRLX/0
>>678
手裏剣タソのノリ突っ込みにワロスwwwwww
681:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/18 11:40:21 Jqa+wZhOO
アクセルの本体って………もしや!?
682:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/18 13:43:52 /N37VGToO
なんとなく買ってきたワインがよく見たらangeloだったよ
やけにフルーティーな赤ワインだった‥
683:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/18 16:26:17 ZGJu9535O
>682
うpおね
684:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/18 19:26:55 Wkmigg0xO
>>682
それってアンジェロだよな!?
頼む!
そうと言ってくれ!!((゚д゚;)))
685:1/2
06/01/18 19:37:50 2GuNSHFz0
Ж月м日 イリーナ
私がこの病院で過ごすようになって、2週間が経った。
ツォンさん……今頃どうしているのかしら。
あの日、社長に連行されていってから連絡が取れない。まだ監禁中なのよね。
……私のせいだ。私がしっかりツォンさんを守れなかったから。不甲斐ない自分が悔しい。
心配だ。ツォンさんと連絡が取りたい。でも、どうやったら?─そこで私は閃いた。
…… ツ ォ ン の お へ や 。
あの掲示板で連絡が取れないかしら?励ましのメッセージを残せないかしら?
ふってわいた天啓に私はベッドの上で立ち上がり─またがっくりとうなだれた。
……パソコンがない……。確かあのHPは携帯でも閲覧できるはずだけれど、
ここに入院している私はその携帯すらも手元に置く事が許されていない。
あまりの無力さに涙が滲んできた所で、病室の扉がトントンと叩かれた。
お見舞い客だわ。このゾンザイな叩き方は─レノ先輩ね。
この間まではノックもせずに入ってきていたから、少し成長したというべきかしら。
姉さんは任務で忙しいみたいで(内容は教えてくれない。私だってタークスなのに)
あまりここには顔を出せない。心なしか最近、やつれてきたようにも見える。
レノ先輩は現在結構フリーな立場にいるらしくて、ほぼ毎日ここにお見舞い─……
というか、遊びに来る。よっぽど暇なのね……。
ああ、レノ先輩がツォンさんなら、どんなに幸せな事だろう。
そんな夢想をして、また涙が滲んでくる。
レノ先輩が入ってきて、私の泣きそうな顔に気付いたのか、ギョッとした表情を見せた。
こっちに寄ると、どこか痛いのか、だとか、誰かにいじめられたのか、とか見当違いな事を言ってる。
「レノせんぱい……」
私は潤んだ瞳で見つめた。レノ先輩が口を開きかけて、また閉じ、黙る。
「なんでもないんです……少しだけ、こうしていて……」
そう言うと、私は先輩の胸にそうっと顔を寄せた。
686:2/2
06/01/18 19:39:58 2GuNSHFz0
──チャンスよ。このチャンスを逃す手はないわイリーナ。
泣き続けているフリをしながら、先輩のスーツのポケットをそうっと探る。─あった。
私の手は確実にレノ先輩の携帯電話をかすめ取り、布団の中へとそれを隠す。
泣き真似を続ける私の髪を撫でてくれる先輩に罪悪感を感じないでもなかったが、
ごめんなさい、レノ先輩。私は、やっぱりツォンさんが大切なの。
……しばらくして先輩が病室を出ていくと、私は待ってましたとばかりに先輩の携帯を開く。
Bookmark?そんなの必要ないわ。ツォンのおへやのアドレスくらい暗記している。
いつものツォンさんの神々しいお顔のトップページを見ると、私はつい感嘆の溜息をついた。
……だめだめ。こんな事してる場合じゃないわ。私の目的は掲示板。
ツォンさん。イリーナが今行きます。あなたを元気付けにいきます!!
そのためには、今までのように子供みたいな言葉遣いなんてしない。私は大人の女よ。
もうラブ・エンジェルとかまどろっこしい事してる場合じゃない。堂々と本名で投稿するのよ。
でも、エンジェルは残してもいいかも。そうよ、私はツォンさんの天使になるんだから。
よし、書くわ。ええと、名前は、エンジェル・イリーナ──……
Ж/м(水) **:**
あなたに力を
Angelolena
私はいつもあなたを見守っています 自分を信じて強く生きるのです
ツォン、たとえ何があろうとも、私はあなたのそばにいるのですから
[レスする][レス見る]
……よ、呼び捨てなんかにしちゃった。ちょっとフレンドリーすぎるかしら?
考えすぎて、なんだか短いお告げの文章みたいになっちゃったけど、いいわよね。送信、っと。
ツォンさん、どうかイリーナのレスを見て元気になってください。そして解放されたあかつきには、
「辛い時にそばにいてくれたのは君だ、イリーナ……」なんちゃってなんちゃってキャーーー!!///
……ん?あら、私ったら、イリーナ(elena)って打つつもりで、間違えてolenaって打ってるわ。
つい手が滑っちゃったみたい。 でも聡明なツォンさんなら、私だって分かってくれるわよね!
ああ、これからが楽しみ。ツォンさんが早く気付いてくれますように。
687:685-686
06/01/18 19:41:47 2GuNSHFz0
あ、今気付いたがIDがちょっと二丁拳銃っぽい
ニチョケンネタ書けば良かったな、くそう
688:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/18 20:00:42 VNcxqdPmO
とうとうツォンのおへやにアンゲロリーナ様降臨キタコレwww
689:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/18 20:21:34 NoNhUth9O
ちょwwwwwwwwwwwww
やべぇ、この先が気になってならない!
690:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/18 22:57:06 97OJ6MBzO
GJぇええええ!!ww
691:キモヲタツォン ◆JQFiOOZnXY
06/01/18 23:50:22 Kpj4qHPUO
ちょ、GJwwwwwwww
レスは俺が書いていいのか!?
できれば職人さん頼むwwwwwww
692:>>685-686の裏側で
06/01/19 02:38:28 QYOqbnbD0
Ж月н日 レノ
今日も今日とて俺はイリーナの見舞いに来た。
あいつはいっつも「先輩も暇人っすね~」と迷惑そうにしているが、冗談じゃねぇ。
全く、どこを見てるんだ。いまの俺の、どこがフリーに見えるっていうんだかな、と。
………とっくに気付いてるさ。 俺は今、泳がされているだけだ。
俺は、一度アンゲロに触れた人間がどうなってゆくのかの、恰好のサンプルなんだ。
………ったく。社長も抜け目ない人だぜ。 ん?信用されてないだけだって?
ケケケ、そりゃあ悪うござんした、と。 ………チッ。おもしろくねえ。
ほら、イリーナの病室へ向かっている今だって………後ろをつけてきているのが分かる。
この気配はプロだ──………こりゃ、おそらく格闘♀、だな。
俺はいつものように気付かないフリをして、気だるげに病室へ向かう。
せいぜい報告するがいいさ。毎日だらだらと女の元に通う、腑抜けたエースの姿をよ。
それで安心して、さっさと俺とイリーナを自由にしてくれ。こいつには監視の必要なんてないと。
俺は俺のやり方で、タークスの誇りを取り戻す。その為に………悪いが、尾行は、邪魔だ。
扉に手をかけようとして、思い出したように適当なノックをした。
こないだ、ノックせずに開けたらちょうど着替え中で(まあぶっちゃけ狙ってたんだけど)
リミットブレイクかましたイリーナに右ストレートから左アッパー→手榴弾の連続コンボくらった。
くそ、まだ顎が痛ェぞ、と。 そんな事を思い出しながら、病室へ入る。
………こいつの情緒不安定にも呆れたもんだ。最近は特に顕著だな。
昔は絶対、俺に弱味なんか見せなかったのによ。これも、一緒に閉じ込められてからだっけ……。
あの平和だった(?)思い出に引き込まれそうになった俺の身体に、イリーナの手が伸びる。
くすぐるように腰や胸元を撫で回すその手つきに、「お前、誘ってんのか?それじゃあセッ………」
──なんて言ったら、オチが見え見えなのでやめておく。
この手の動き。………全く、バレバレにもほどがあるぞ、と。
軽く溜息を吐いた俺にも気付かず、イリーナは嬉々として俺の携帯をくすねた。
止めなかったのは、同情心からか。………やれやれ、俺らしくもない………ぜ、と。
693:>>685-686の裏側で
06/01/19 02:40:26 QYOqbnbD0
見舞いを終えて自宅に帰ると、俺はまずパソコンの電源を入れた。
あいつの事だ。俺の携帯を使って何をするかぐらいとっくに見当がついてる。
ツォンのおへや。そのトップページの笑顔から無意識に視線をそらす。くそ、慣れねえ。
つーか大体、監禁されてるツォンさんがどうやってHPを更新してやがるんだ。
………ま、あの人の事だからホクロ電波でどうとでもなるんだろ。深く考えちゃいけない。
半ば予想しながらBBSを開く。そこには半分予想通りで、半分予想外の展開が繰り広げられていた。
………ラブ・エンジェルじゃねえ………。
ア・ン・ゲ・ロ・リ・-・ナ。 そのスペルが俺の頭の中をぐるぐると回る。何だ、これは何なんだ、と。
だが、タイミングと内容は明らかにイリーナ。でもラブ・エンジェルじゃない………忌々しい、アンゲロリーナ。
そこで俺はひとつの仮説に行きついた。イリーナの奴、まさか自分を捨ててまでツォンさんに取り入るつもりか。
アンゲロリーナになりきってまで励ます必要が、このクソ痛いサイトのどの辺にあるんですか教えてください。
………くそ、俺とした事が混乱して敬語になっちまったぞ、と! とにかくこれは放っておくわけにはいかねえ。
──俺の中のレッドマーダーが目を覚ました。
Ж/н(木) **:**
バッカじゃねえのwwwwww
レッドマーダー
アンゲロリーナとか言ってテライタスwwwまさか自分をネ申とでも思ってんのかwww
おまいは単なる小娘だろwwwオメガワロスwwwwww
そろそろここもマジ閉鎖すべきwwww心優しい俺が埋めてやろーかあ?www
この俺の必殺技、“パソコンで見ると斜めって見える文字”でな!!www
アロマ企画アロマ企画アロマ企画アロマ企画アロマ企画アロマ企画アロマ企画
画企マロア画企マロア画企マロア画企マロア画企マロア画企マロア画企マロア
アロマ企画アロマ企画アロマ企画アロマ企画アロマ企画アロマ企画アロマ企画
画企マロア画企マロア画企マロア画企マロア画企マロア画企マロア画企マロア
[レスする]
………俺は何をやってるんだ、と。 ふと我に返ったときは、もう俺の手は送信ボタンを押していた………。
694:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/19 02:44:01 QYOqbnbD0
連投スマソ。
>>691
レスはキモヲタツォンさんのセンスにお任せしたい。
あのサイトのキモヲタツォンさんはあなただけだwww
他の職人タンもきっとそれに辻褄合わせてくれると思うので
今回もレス頼むよキモヲタツォンさん。いつでもいいから。
サイト運営がんがってください。
695:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/19 08:49:26 TP4CSwmW0
>>694乙&GJ!
久々にレッドマーダーキター!
ここでアロマ企画でてくると思わなかったw
696:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/19 13:49:00 GvAPq9Rh0
>>692-693
GJ!!!!!! レッドマーダー再来!!!!!wwwwww
タークスらしいレノはこのスレで久々(初めて?)にみたw
697:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/19 15:56:24 u5rOLMOKO
携帯から画像ってうpできる?
今日クマエルに出会ったんだが・・・
698:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/19 16:19:11 QYOqbnbD0
>>697
URLリンク(www.pic.to)
ここの使い方見ればわかるとオモ
PCから画像見るの許可するの忘れないでくれお
699:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/19 23:09:42 RbOc+Ass0
>>684
ごめそアンジェロだった・・ツォンに毒されすぎだ自分
ついでに画像
URLリンク(venus.aez.jp)
700:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/19 23:53:04 SOCAZ7gY0
Ж月н日 ツォン
~プロローグ~
長い監禁生活でつかれきった私は、ぼ~~っと一人金網の上で肉を踊らせていた。
「フフ…このタレと肉の絡まり具合、――絶妙にアンゲロな感じだ。」
社長のおかげで腹はいつも満たされているわけだが、アンゲロまでは満たしてくれなかった。
以前の様にパワーがみなぎる事はもう無いのかもしれない。
(早く、誰か私を助けて。ボス、決して走らず急いで歩いてきてそして私を助けて……………!!!) (~本編へ~)
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今日は信じがたい出来事が起こった。
今日起きた出来事を記す前に、今の私の姿を端的に書いておこう。
私の今の姿はこう。
無精ひげを生やし、髪のキューティクルははがれ、スネ毛は伸び放題。ハイソックスを履いても隠せないその乱れ様。
スーツとクマエル柄のパジャマはそれぞれ一着しかなく、すでにヨレヨレだ。
水場はあるので、自ら洗濯はしているが…全裸で。
とにかく、清廉潔白をモットーに掲げる私のプライドはズタズタだ。
きっと、全国に溢れかえっている私のお客様が今のこの姿を見たらきっと嘆き悲しむ事だろう………。
―――だが、しかし。
今日の出来事は、そんな私の憂鬱な心を吹き飛ばすのに十分すぎる程、希望に満ち溢れたものだった。
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701:名前が無い@ただの名無しのようだ
06/01/19 23:58:25 SOCAZ7gY0
私は今日のメニューであるタン塩を焼き始めながら、机の下で携帯の画面を隠し見ていた。
「ム…!? 久々にお客様からのカキコ発見!」
監禁生活の中での唯一私を癒してくれるのは、このお部屋を見ている時だけだ。
おしぼりで口を拭きながら、肉を焼く手を止めて、画面の方に意識を集中させた。
何を隠そう、私のお部屋のお客様は皆、照れ屋だからなかなか掲示板にカキコしてくれない。
スラムに咲いた花を愛でる様に画面を見て、ボタンを押して掲示板の画面をスクロールさせていった。
「何々――、『Ж/м(水) **:** あなたに力を。 投稿者、あんげろりー… … … 」
ガタッ
「『Angelolena』――アンゲロリーナ!!!???」
その書き込みを瞬間、私の全身が総毛立つ。そして、反射的に携帯を壁に投げつけた。
「な”ッあ”ああ あ あああああ―――ッッ!!???」
箸を落とし、うろたえる私。目を見開き、指が震えるし、発狂しそうになる。
何故。どうして。そんな疑問がホクロの裏側でのたうち回るが理由などどうでも良かった。
「……あうああぅ私のサイトにアンゲロリーな様がこうりnなされt……ッッ」
それが喜びなのか、恐怖なのか、自分でもわからない。
熱く芽吹いた何かが体中を駆け巡る。
焼肉すら放り出し、気づくと震える肉体を自ら抱き、足をバタつかせ床でのたうちまわっていた。
ムッシュムッシュと叫びながら、足を交差させ ゴロゴロゴロゴロ イモムシの様に背中を丸めて部屋の隅まで転がり続ける私。
そのまま、壁にドンッと大きな音をたてて、昇天しそうになってしまった。「ヒーーーーヒッヒッヒッヒ…」
おでこをぶつかった時のホクロリーナの衝撃で、私は少し冷静になった。
(待て。 名前だけで信用していいものだろうか……HNが『Angelolena』だからといって、アンゲロリーナ様ご本人のわけが無いではないか!!)
今の顔から火がでそうだった。過去にいくつもHNを使い、荒らしまがいな行為をするほど不器用なお客様もいた位だ。そんな都合のいい事ばかり起こるはずはないのだ。
「ふひひひひひッ!びーーーっくりホクロアンゲロッ!」
私は紅潮した顔にごまかしの笑みを浮かべ、さも自然なそぶりで携帯を拾い上げ、書き込みの内容を見てみた。
「………………」