05/11/23 17:45:53 KCosoMcE0
○月φ日 イリーナ
久々にちょっと反省した……。
とりあえず昨日からの経緯を記してみる。
こないだのラブカキコからレノ先輩がやたらそわそわしてたので気にしてたら、
やっぱり感づいていたらしくある日いきなり髪を桃色に染めてきやがった。
おまけにルード先輩が赤髪電磁ロッド所持の、普段のレノ先輩スタイルになってた。
なんて分かりやすい人だろう、ルード先輩を生け贄に差し出すつもりなのだ。
他人を犠牲にして、あまつさえそれを笑おうだなんて、なんて汚い!
このままいけば純粋なツォンさんはレノ先輩の目論みに引っかかってしまうかも…。
でもそうは問屋がアンゲロよ!
そして昨日、私は頃合いを見てレノ先輩のデスクに近づいていった。
おまけに今日はあのルード先輩が珍しく欠勤。アンゲロリーナ様も助けてくださってるんだわ。
なんだか血相を変えて携帯と奮闘してる先輩に話しかける私。
「せ・ん・ぱ・い」
「ルードルードオオオオオ出ろおおおおいいい!ルー……お、イ…イリーナ?
なななんか用か、と。俺は今忙しいんだぞ、と」
「あのお……この間はぁ、私のミスでご迷惑かけちゃいまして……」
身体をクネクネさせて全力で甘ったるい声を出す私。
我ながら寒気がするほどイタいわ……でもここが我慢のしどころよラブエンジェル!
「あ…あぁ、そんなもんもう気にすんなよ、と」
「でもそれじゃ私の気が済みません!ですから……」