06/03/11 19:47:23 5F8fQ8zS0
うふふ。挑発に我慢しきれないバトルレックスのマヌケな姿が頭に浮かび愉快です。
でも、そのバトルレックスはドランゴではありません。バトルレックスはテリーの近くまで来たとき
平然と横にテリーの剣を避け、テリーのヘタレ具合に気づき
目にもとまらぬ速さでテリーに襲いかかってきました。
テリーはいつもドランゴにやっていたようにまじんぎりを連打しましたが
ドランゴよりのろまなはずのバトルレックスにかわされ、すぐに接近されてしまい
体をガブリと噛まれました。
血まみれのテリーは薄れ行く意識の中で、本当はヘタレの自分がバトルレックスと
一対一で勝負して勝てるわけがないことと、ドランゴはテリーに「してやられた」ふりをして、
わざとテリーにやられていたことにそのとき始めて知ったのです。
ドランゴの大きな優しさと友情に気づいたのです。
そしてドランゴがいなくなった時の胸の奥のチクチクの正体にも気づきました。
かけがえのない友を無くした悲しみでした。
テリーの売り飛ばした魂が体を抜け、地獄の牢獄に堕ちた時
牢獄の中には優しく微笑みテリーを待っているドランゴがいました。
「また勝負ができるね」
「のぞむところさ青い人、今度こそ…。」