FF・DQ千一夜物語 第五百五十二夜at FF
FF・DQ千一夜物語 第五百五十二夜 - 暇つぶし2ch132:104 ◆V0Z9gQxKXc
05/08/08 20:50:40 b10bHGrp
>>129
「! シドのおじいちゃん!? おじいちゃんなのね!」
「む? わしをおじいちゃんなどと呼ぶその声は……リディア! お前さんもこのレースに!?」
 シドと呼んだその初老の男を見るやいなや、リディアが声を上げ、そのまま勢いよく抱きついていった。
「みんな紹介するわ、シドのおじちゃんよ! 前に一緒に戦った仲間で、飛空艇を扱わせたら一番なんだから」
 どうやら、リディアの知り合いらしい。
 先程の点呼では呼ばれていないが、ジタン達と同じ艇に乗る気のようである。
「まあ、そういうことじゃ! よろしくな!」
「本当かどうかあやしいクポ~」
「ぬぬっ、疑うのか!? この……この……白いもこもこが!」
「! もっ、もこもこって何クポ!! ボクにはモグっていう名前があるクポ!」
「お、親分いじめる、許さない!」
「……な、なんともにぎやかになってきたね」
 手元のはぐりんを撫でながら、トンヌラは苦笑いを浮かべた。

133:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/08/08 22:01:28 BeF34AtG
便り(レス)が無いのは無事(このまま続けていいよ)の知らせ

134:辻裏のおとめ
05/08/09 16:08:55 BFRnF6JD
「そこな少年よ、そなたの歩みに迷いが見える。占いは迷いの闇を照らす光…」
完全無視して少年は歩いていった。だめか。

今日び占い稼業も楽じゃない。見台に肘ついてため息ひとつ。
夜風がさむざむと吹き抜けて、辻占の乙女を振り返る者もない。
ああ、神秘の美貌と不可思議の深い声音。なのにエンドール銀座のカリスマは遠い。

さっきの少年がもどってきた。
「なんか言いましたか」
「う、占いよ。占い。ひとつどう」
水晶玉とわたしの顔を見比べて、瞳が揺れる。いい引きだ。
この子にはどんな悩みがあるのだろう。少年は各種コースの値段表をじっと見つめた。
「じゃあ、下から二番目のコースで」
どれも内容は同じだ。オッケー釣れたぜ。

クリスタルの向こうの椅子に、すとんと少年が腰掛ける。
緑に透ける髪はさらさらで、可愛い感じの男の子だった。
「さて、お名前は」
「名前なんかどうでもいいでしょ。どうしても呼びたければ、勇者と呼んでください」
すこしカチンときた。
「では勇者くん、きみの悩みを話してください」
くん付けで呼ばれてむっとした顔。でも、ぼつぼつと話し始めた。

過酷な環境だったらしい。ある日、両親に自分は実の子でないと知らされた。
村のごたごたに巻き込まれて、両親は彼を置いて蒸発した。
幼馴染の女の子は変わり身してしまうし、家は焼かれて居場所もなくなってしまった。
ひとり村を逃げ出したものの、行き先に迷ってるわけか。これだけ材料があれば楽勝だ。

覗き込んだ水晶玉が光っていた。
「七つの光が見えます…。まさか、あなたは勇者さま!」
「さっきからそう言ってますが」


135:ブルジョワジーの密かな愉しみ
05/08/09 16:10:23 BFRnF6JD
きらきらと縦横にめぐる水路に、ゆったりと小舟が行き交うさまをみる。
水の都はスタンシアラ。ある日、国王は憂鬱になった。
「私はなぜ生きているのか」
「私はなぜ私なのか」
こうして一日中玉座に座っていると、根拠のない想念が次々と湧き起こってくる。
奇怪であり、やがて狂おしくなってきた。

そう、今となっては、何もかも色あせて見える。
王は政務を放り出し、遊興に耽るようになった。それが楽しいからではない。
都に放火して酒の肴にしたという、古代の皇帝にも習うところがある。
王は城の水路を酒で満たし、黄金のゴンドラの上で退廃した宴を開いた。
莫大な財貨を投じ、王は笑いと快楽を求めた。そして、なお憂鬱であった。

当代随一というお笑い芸人が、王の前で大仰に見得を切って見せる。
「ここにおられる御方こそは、誰あろう、予言の勇者に違いありませぬ。
 すべての王より尊い天空の血を引き、竜神の祝福を受けた御方。
 地上にはびこる妖怪悪魔を駆逐すべく、御光臨あそばされたのでございます」
そのとき、王はにっこり微笑んだ。

ジョークが面白かったからではない。芸人の後ろにいた、緑の髪の少女が可愛かったからだ。
王家重代の秘宝『天空の兜』を少女に贈って、王は満悦した。
その夜、少女のことを思い出すと、またにんまりと笑えてきた。


136:104 ◆V0Z9gQxKXc
05/08/11 01:42:44 M+Kbcwuz
>>132
 発進準備を迎えた中型艇グレイハウンド号では、各作業が着々と行われていた。
 全長約40メートル、3基の上昇用と2基の推進用大型プロペラを備えた、機動力に優れた
機体である。ただ、動力に未知のエネルギーを使用しているため、出力や安定性など不明な点は多い……
『ミド、どうだ?』
「むー……」
 というのは、この艇の機関士長の言葉である。中でも中枢部に何かのエネルギーを秘めた「宝石みたいな
もの」が組み込まれているエンジンに関しては、特に不明な点が多いらしい。
『おい、聞こえてんのか??』
「むむむ~」
『あんだってぇ?』
「わかんない!」
 そう言うと、機関士ミド・プレビアは両手を上げ、その場に寝ころんでしまった。
 通信管からしつこく流れ落ちてくる声を聞いてか知らずか、すっかり不機嫌な顔である。
『てめぇ、わかんないって言いぐさはなんだ!? 仮にもこの船の機関士長だろうがよ!』
「機関士長って、そんなの主催者側に勝手に決められただけだもん! ……同じ名前のクセに、
おじいちゃんとは大違いなんだから……」
「まぁまぁ…… ハイウィンドさん、ひとまずコレのことは忘れましょう」
「チャモロの言うとおり! 悩むな、悩むな。心配するのは年取った証拠って言うよ?」
「~~~!」

137:104 ◆V0Z9gQxKXc
05/08/11 01:44:55 M+Kbcwuz
>>136
 エンジン室から聞こえる少年達の声を聞きながら、艇長シド・ハイウィンドはため息を吐いた。
 機関士長であるミドとアーヴァイン・キニアス、そしてチャモロという3人の少年には、
それぞれの性格は違いこそすれどうも調子を外される気がする。
「でも、退屈はしなくて済みそうじゃない?」
 と、そのやりとりを笑いながら聞いていたアリーナが、微笑みながら言った。
「そうだろうな、退屈なんざするヒマもねぇだろうさ」
「ええ……孤独よりマシよ」
 赤い巻き毛を手でさぐりながら、ふと呟く。
 そんな時であった。
『艇長! 今すぐ上に来てみな!』
「おぅ! どした?」
『隣の飛空艇がさ、なんだか動くみたいなんだ! なんてゆーか、ヘンテコな形の飛空艇……』
 2人の男女の声が、少し興奮した様子で甲板の様子を伝えた。

138:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/08/12 17:36:18 2jB7rS0Z
過疎あげ

139:書き手  ◆F/WveZadCU
05/08/14 02:12:52 Hn9yes6F
お久しぶりです。
めぐれメタルスレ落ちちゃいましたorz
470KBまで行っていたのに無念。
合宿帰宅報告でもしておけばよかった・・・。
書き込もうとしたら過去ログ行き。二時間前はなんともなかったのに。・゚・(ノД`)・゚・。
復活させるにしても2.0になるのか2.5になるのか、それすらも微妙です。

場の悪いことに明日から帰省・・・。
一週間ほど帰ります。どうするかはそれから考えます。
ごめなさい。

とりあえずここに非難させてください。

140: ◆QWzUF/wj3.
05/08/15 22:30:18 1bFZ5PEn
すごい久しぶりの書き込みで最初躊躇った・・・
ま、短く。
>>52
A・Iさん、すみません。お題スレでは感想くれたのに返事できなかった。
もう何ヶ月前のことになるやら・・・
このスレでも自分のあとに間髪入れず投下してるのに今になってレスをするような
体たらくぶりですよ、はい。
なんだかもう暑くて忙しくて・・・どうでもいいか。
とにかくその軽め(?)なストーリーと文体は健在なのでよかったです。でも時々重厚な話も
書いてますよね。
>>54
実際だれかが測ってみて一分半くらいだったらしいです。
クラウドのつっこみもやっぱり欲しかったか。
やったことないけどインター版のスーパーノヴァは凄いとか

141:あやかし
05/08/16 16:14:31 aZ+k81J5
深い森の緑に包まれて、人の目に隠れた隠れ里。
夜の丘にたつ不思議の塔は、あたかも月光にゆらめく幻のようである。
ここに妖魔の王子デスピサロ様は、黒い鳥の姿を借りて飛来された。

ぼんやりと白んだ春の月に、王子は心に染み渡るばかりに笛を遊ばし、
魔法の入り口の封印をお解きになった。
階上の部屋にひとり住まう妖精の姫は、王子の姿をご覧になり、
「まあ、デス様」
とお迎えなさった。
「今日は魔界王子ではなく、ひとりの男として参りました。
 ただピサロ、とお呼びください」

ところが姫は、花のかんばせをにわかに曇らせ、困惑したご様子になられた。
「いつもお着けになっている、あの仮面はどうされたのですか。
 黒羽をあしらった黒金の細工、泣きぬれたような宝石の仮面は」

王子は言葉を尽してお慰めなさったが、姫はただ首を振り、むやみに怯えたご様子なので、
なすすべもなく手をつかねて、ただ呆然となさる。
妖精の姫の目にあふれ、こぼれた涙は、落ちてきらめく宝石になった。

そうこうするうちに、緑の甲冑の宿直騎士が戸の前に参り来て、
「もう夜も更けました。姫様にはご就寝の時間でございます」
と告げたので、王子は、
「これはもう、なんともはや」
とその夜はお帰りになられたのも、あわれに優雅なことであった。


142:伝統
05/08/16 16:15:15 aZ+k81J5
新しい太陽がアリアハン国を照らす。少女の十六歳の誕生日の朝であった。
「わたしの可愛い勇者さん、起きなさい」
ベッドを覗き込んだ母親は、娘の頬を指でつついた。柔らかくくぼんだ。
「んー」
「今日はお城に行く日でしょ」
少女は飛び起きた。「いけない、遅刻しちゃう!」

とんとんと階段を降りてきた少女は、真新しい制服を母に披露した。
「どう? どこか変じゃない?」
今日の日のためにあつらえた、伝統の勇者の衣装はミニスカ。
半袖の肩から胸にベルトを渡し、これにかばんと剣を提げる。
くるりと回るとふわり広がる、薄手のマントはブルー、好きな色。
すこし癖っけな黒髪を、額で留める冠は勇者のあかし。

「似合ってる。似合ってる」
おかしそうな母の笑顔に不安になる。棚の上の写真をちらりと見上げた。
どう、パパ?
写真の隣に置いた時計は八時二十分だった。少女はぎょっとした。

テーブルをかっさらって玄関に飛び出した。母の声が後を追う。
「ごはんはー?」
「時間ないから!」
行ってきますの声も慌しく、少女は城への坂道を、食パンをくわえて駆けていった。


143:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/08/18 07:40:24 vKAkPFyl
何この萌え小説w

144:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/08/18 23:21:24 hhZIsuWH
ところでラトーム氏は本当にどこへ行ってしまったんだろう。
今年の3月末のよろず相談所への書き込みが最後のような気がする。
誰か消息を聞いていませんか?特に保管人の方々。

145:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/08/20 08:24:10 mLTlTYzm
 軍人というものは、多かれ少なかれ何を着ていても軍人然とした雰囲気を隠せないもの
だ。以前、近衛隊の上官の私服姿を見かけたことがあるが、あれは何とも言えないものだ
った。サー、制服をどこにお忘れになったのですか?…今はまだ笑っていられるが、ぼく
だってあと十年もすればあの上官とおなじ、軍服しかしっくりこないタイプの人間になる
のかもしれない。ぞっとしない話だ。
 ところがその酒場にいた彼にはそういった様子が微塵も感じられなかった。なるほど騎
士団の洒落た赤の制服を粋に着こなしてはいるのだが、彼の気配はあまりにも貴族的だっ
た。要するに軍服を着ていてさえも軍人に見えないのだ。古風な仕立ての錦の三揃えを着
て、詩篇を引用した訳のわからないジョークで上品に笑う、彼にはそういった世界の方が
よほど似合っているように見えた(だから後になって、彼が没落貴族の出身だと聞いても
ぼくはあまり驚かなかった)。
 彼に会った時、彼の部隊の連中はさぞかし手を焼いていることだろうとぼくは内心苦笑
した。綺麗すぎる男というのは当人の意思に関わらず問題を起こしやすいものだし、何よ
り彼の空気は根本的なところで軍人連中とは馴染まない。例えば上官をネタにしたお決ま
りの下品な小話で仲間と一斉に馬鹿笑いをする、そんな彼を誰が想像できるだろう。言っ
ておくが、軍事組織においてもっとも重要なのは協調性なんだ。
 実際付き合いが長くなってみると、彼は見かけほどなよやかな男ではなかったにせよ、
幼稚なまでの無邪気さと、目に見えないもの手に入らないものを恋慕う屈折したナイーブ
さ、彼のそういった多面性はまさしくある種の貴族性の本質を体現していた。華やかさの
裏の暗い影、情熱と諦念、相反するそれらを共存させて感じやすい心を絶えず揺らす。そ
ういう生き方はぼくのような単純、よく言えば現実的な庶民精神の埒外のものだ。
 しかもこの美人の騎士殿ときたらカードの仕込みまでやらかすらしい。当時、彼のあか
らさまなチーティングのせいで起きた乱闘を眺めながら、ぼくは彼の同僚にますます同情
していた。こんな問題児と上手くやっていくのはさぞかし大変だろう。ぼくなら三日で胃
に穴が開くに違いないと思ったからだ。


146:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/08/21 01:45:40 Fracpwxs
>>141
おー、平安物語調ですね。ロマンチックだー!
文体を自在に変えられるって憧れます。

147:僕らの勇気
05/08/22 15:15:53 37/iqvHU
むかしローレシアのモョモト王子は、魔法で織られた絹のつばさ、
『風のマント』を身にまとい、塔の頂から飛び立った。

眼下に荒れ狂う海峡は、竜のあぎとの名のごとく、
すべてを飲み込む貪欲な渦、行き交う船も絶えてない。
ドラゴンの角の一方から他へ、モョモト王子は空を飛ぶ、
不撓不屈の勇気を胸に。

モョモト王子は空を飛ぶ。
愛と勇気は友だちさ、でも一人じゃない。
右手にサマルトリアのトンヌラ王子、
左手にムーンブルクの犬姫をつなぎ、
海上を三人でグライディン。

「すばらしく気持ちがいい」
とトンヌラ王子。
「勇者がトべるって本当だな」
「やみつきになりそう」
と犬姫。
「船なんかいらないわ。もっともっと」

あまり二人がはしゃぐので、モョモト王子も男気を出した。
海峡を越えてさらに飛ぶ、目指すルプガナがみるみる近づく。
ところが不思議な魔法のつばさ、『風のマント』も限界だった。
あまり長時間展開していると、太陽熱で溶けてしまう。
「なんかやばいぞ。失速してないか」
「きゃー! きゃー!」

最後の力で二人を森に放り出し、モョモトの翼は空中分解した。
つばさ奪われモョモトは、
落ちて命を失った。いや、危うく死ぬところだった。


148:野生児
05/08/22 15:16:37 37/iqvHU
がうがう、おれガウ。獣ヶ原のいっぴき野生児。
今日も野生してるよ。

おいしい匂いや、すてきな香りを追いかけて、まいにち夏の獣ヶ原を走る。
今日は、特別ふしぎな匂いを探してた。すごいお昼にありつけるかもしれない。
もうずっと近いんだ。期待して藪をくぐったとき、すぐそばで声がした。
「なに?」
「なにかいるみたい」
女の人の声。
がさがさ、わざと藪を揺らして、顔を出してみた。きゃーっと歓声。
「かわいーい!」
浅い芝の上にマットを敷いて、ランチとお姉さんたちが載っていた。

緑の髪のお姉さんがおれを指差す。
「あれ、野生児っていうんでしょう」
金髪のお姉さんが、ランチボックス持って、おれの方に来た。
「野生児って何を食べるのかしら」
おれに手を伸ばす。おれは待ってた。

「おいよせよ。噛みつかれるぜ」
お姉さんはびくっと手を引っ込めた。バンダナのおじさんが口を出した。
「そういう野生児にはな、エサとか、やらないほうがいいんだ」
「どうして?」
二人のお姉さんが見つめる。おじさんは言った。
「そりゃあ…野生児なのに、野性を失っちまうだろ」
お姉さんたちは未練っぽくおれを見たけど、納得して、さわるのはやめたよ。

そう言われたら仕方ない。おれも、退散するしかないけどさ。
おれだって時々は、お姉さんたちに甘えてみたかったんだ。
藪を抜けて無茶苦茶に走りながら、おじさんの言葉、忘れたかった。
ちぇっちぇっ。おしっこ、ひっかけてやればよかった。


149:書き手  ◆F/WveZadCU
05/08/22 23:14:59 GoxX3t4t
あやうく挨拶を忘れるところでした。
復帰しました。有志の方が立ててくれたみたいです。
お邪魔しました。また遊びに来ます。
ラトームさんも戻ってこないかな・・・。

めぐれメタルの冒険 2.5 deep strangeness
スレリンク(ff板)

150:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/08/22 23:58:17 r2A4yw87
>>147
「むーかーしギリシャーのーイカロスはー」
ですな。なんか嵌っててワロタ

151:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/08/24 09:21:17 5GN7VB3i
下がりすぎてギリギリの位置だったんで一旦ageますね

152:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/08/24 10:21:38 G9jLrIgd

何がギリギリなの?

まさか最下層=dat落ちって思ってる?


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