FF・DQ千一夜物語 第五百五十二夜at FF
FF・DQ千一夜物語 第五百五十二夜 - 暇つぶし2ch129:104 ◆V0Z9gQxKXc
05/08/08 01:40:45 IJmsQOdh
>>128
 案内役がいなくなってから、10分後。
 ようやく全員が目覚めた所で、ジタン達はひとまず自己紹介を始めていた。そこに浮かんで?いる
飛空艇も気になるが、まずは仲間である。
「さて、と。じゃあ次、こっちから順番に頼むぜ!」
 発案したのはジタンらしい。得意気に名乗った後、隣のトンヌラの肩を叩いた。
「僕の名前はトンヌラ、旅の魔物使いをしています」
「ロビンと申しまス。トンヌラ様の仲間をさせて頂いておりまス」
「ボッ、ボクもそうで……はぐりんです……悪いはぐれメタルじゃないです」
「リディアよ。みんなよろしくね!」
「モグだクポ!」
「ウ、ウーマロ……モグ親分の子分、してる」
「故国ムーンブルグの王女、ルナと申します。……えっと……よ、よろしくお願い致します」
 ルナの自己紹介が終わると、再びジタンが立ち上がった。
「よっしゃ! これからこのメンバーで冒険の旅に出るわけだが、みんな仲良く……」
「こりゃー!」
「いっ!?」
 ジタンが場を締めようとしたところで、飛空艇の方から大声が響いた。
 歳のいった声である。やがてドタドタと足音がしたかと思うと、入り口から油まみれの男が飛び出してきた。
「なっ、なんだぁ!? 変なじいさんが!」
「仲間を差し置いて自己紹介とは何事じゃ! まったく!」
 胸まで届くひげ面に派手な青の飛行帽をかぶり、ゴーグルの中の目が鋭く光っている。


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