クラウド×すぎやまこういちでカプばな~at FF
クラウド×すぎやまこういちでカプばな~ - 暇つぶし2ch261:名前が無い@ただの名無しのようだ
05/01/07 19:30:44 8G97fYWH
あてもなく夜の街を駆けながらクラウドを捜すハッサン。突然、暗闇から銀色の疾風が襲い掛かり、
凄まじい殺気を込めて大上段から切り下ろしてきた。ハッサンは紙一重にその長刀をかわし、正拳突きを放つ。
ハッサンの拳は敵の胸に深々とめり込んだ。相手は後方まで吹っ飛び地面を転げ回ったが、すぐさま起き上がり刀を構えた。
ハッサンも身構え相手をにらんだ。二人が対峙する間に数本の髪の毛が宙を舞っていた。
敵の一撃がハッサンのモヒカンをかすめたのだ。
「…不意打ちなんて俺には通じないぜ?セフィロス」
「…おのれ…」
セフィロスの口からは血が流れていた。
「植松の野郎の居場所知っているな?」
「…知らんな…」
「ま、正直に喋ってくれるとは思っちゃいないぜ。なら力ずくで聞き出すまでよ」
「…やれるものならな」
「俺の正拳突きをまともに喰らった奴のセリフかよ?。見たところ足にきてるようだし、アバラも何本がいってるだろ?」
「…チッ…」
「タイミングがわずかにずれていたなら、最初の一撃で俺がおまえに倒されていただろうよ」
「…さすがだなハッサン。甘く見ていたようだ。あの二人とは違うな」
「あの二人?テリーとアモスのことか!…やっぱりてめぇが!!…むっ、誰だ!」
ハッサンは暗闇の中にもう一つの気配を感じた。ハッサンが睨み付ける先から影が現れた。
「おまえは、アーロン」
「…俺の気配に気づくとはな…」
「あんたもグルってわけかい?見損なったぜ」
「…植松さんはこの先の角を右に曲がってすぐのマンション『プレリュード』の一室をアジトにしている。そこにクラウドもいる。…行ってやれ」
「…!おまえ…植松さんを裏切るのか?」
「…これ以上の行為は無意味だ…あの人にそれを分からせてやれるのは、おまえだけだハッサン。さあ、早く行け」
「…アーロン…おまえ…わかったぜ」
ハッサンはアーロンとセフィロスに一瞥すると、目指すマンションへ向けて駆け出した。
(待ってろよ!クラウド!俺が今行く!)


「…テリーとアモスには悪いことをしてしまったが…これでよかったのか?セフィロス」
「…ああ…これであの人も目が覚めるだろう…」
「クラウドへの未練が彼を狂わす…それを絶てば…」


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