06/12/14 11:13:27 ZUBg7iF6
このほかにも本スレではお馴染みの曹沖(アルキメデスの法則で象の重さを計る提案をした)
も天才児として有名。曹沖は前述のエピソード以外にも多くの逸話を残しているので一つ記す。
父曹操の馬屋係の男が座り込んでいるので曹沖は理由を聞いた。男は曹操の馬の鐙(鞍)を
ネズミにかじられてしまったという。曹操に知られれば厳罰は免れないと途方に暮れていた。
曹沖は「3日の後に殿に申し出なさい。必ず不問になりましょう」と答えその場を去った。
曹沖は曹操の前に立ち浮かない表情を見せる。曹操は理由を聞いた。
「馬屋の中に置いておいた着物がネズミにかじられまして、父上に頂いた大事な品をこのように・・」
曹沖を深く愛していた曹操は叱らずに慰めた。そこへ馬屋番の男が申し出てきた。
曹操は「人間の着物ですらネズミに囓られるのだ。馬の鐙などなおさらだ」と言って不問にした。
馬屋番は曹沖に深く頭をさげてから帰った。その様子を見て曹操は曹沖のはかりごとを悟り、こう言った。
「お前には機知に富んだ才能があり、人の上に立つ器量もある。これからも精進せよ」
神童を持つとどんな親でも親馬鹿になるのかね?
まだまだ神童と呼ばれた人間は多いけどまた今度。
本スレのネタがない頃にまたクルヨクルヨ!
次回予告「曹操から公私に渡る贈り物」
かもよ!ワカラナイケドネ!