05/10/04 18:42:44 hXhSPMzo
出会いは東京ゲームショー。タダで1ゲーム出来るから、そんな軽い理由でハマっている
友人に誘われ試遊台へ。
順番待ちで渡されたパンフに描かれた候補の中で不思議な魅力というか、色気を感じた
「萩原雪歩」でプロデューサーデビュー。
内気で儚げな子。そんな先入観は出会い頭に良い意味で飛んだ。
情けなくもあり、可愛くもあり。ファーストプレイの感想は「ダメカワイイ」だった。
彼女とは不思議とウマがあった。パフェ連発がなかば当り前の様に起きる。
だからだったかは解らないが、彼女ために頑張るのは悪い気分じゃなかった。
成れないレッスンをこなし、一週ごとに笑い、時には落ち込み。
クタクタになりながら、眠気を堪えて向き合った日もある。
友人に、駅のホームで終電まで講義を受けた事もある。不思議な、暖かい日々。
忙しい日常も、彼女から送られるメールに救われながら、俺たちはCまで後一歩というところまで来た。
リミットは、近い。残り7万弱というところで伸び悩み、ロングタイムに望みを掛けた。
相次ぐ落選。最後の一回で慎重にタイミングを計る余り、時間切れで強制選択という大失態
をやらかす。結局、最後に臆病風に吹かれたのは自分の方だった。強く、後悔する。