03/03/08 01:14
842の続き
リヴァース元帥を陥れ、カコンシスの双子姫を捕らえたギザロフは
元帥となりゴタール村の領主となったが、徴税は既に終了していたため、
クルーガーに自作自演の野党討伐をやらせてゴタール村を襲撃することにした。
だが、兵を進めた二人はゴタール村が魔物に襲われているのを目撃する。
クルーガー「こ、これはどうしたことだ!!」
ギザロフ「魔物どもめやけに統率が取れておる。賢者の水晶が狙いか!!」
必死でゴタール村を救援する二人だが、時既に遅し。
賢者の水晶と村長の娘はなぞの仮面の男によって奪われたと言う。
ランディウス「ギザロフ元帥のおかげで村は助かった。
あまりいい噂は聞かなかったが…。だが、レイチェルが心配だ」
リッキー「兄上、ギザロフ元帥に相談してみてはどうでしょう。
魔物があのような統率された行動をとるというならば何かしらの処置を
ほどこしてくれるはず」
ランディウス「そうだな」
クルーガー「父上、ゴタール村の村長の息子とやらが面会を求めていますが」
ギザロフ「ふむ、会ってみよう」
クルーガー「よろしいので? もはやこの村には何の価値もありませんが」
ギザロフ「だが、あのランディウスとリッキーとかいう者達、なかなかの腕前だ。
何かに使えるかも知れぬ」
クルーガー「承知致しました」