01/11/16 14:45
>>102
心の力の扱いですが、確かにただの攻撃魔法と化しているのは否めません。
映画版では「親を亡くした子供」=エミと「子供を亡くした親」=間宮夫人を対比させていましたが、
自由にリネームできるファミコン版ではその設定は必ずしも活かせませんし……。
ですが私は、ラストバトルで各キャラに「台詞」という演出を持たせたこと、
そして単に敵のHPをゼロにすれば勝ちではなく、
間宮家の悲劇にまつわる重要アイテムをも台詞の演出に絡めたことで、
通り一ぺんのラスボス戦とは比較にならないくらい、心に響く最終戦闘になっていると思うのです。
なお、「武器と超能力で殴り倒しただけ」というのは、ちょっと事実誤認です。
間宮夫人戦にはいくつかのフェーズというべきものがあり、
武器攻撃が効くのは、夫人が「グガーッ! 死…ね…!」などと叫ぶフェーズだけです。
「私たちは幸せに暮らしている!」「ああ…! 赤ちゃん…! 私の…赤…ちゃん!」
などの発言中は、ダメージを与えたように見えても実は効果はないのです。
間宮夫人が殺意だけをあらわにしている時は、人の力の振るう刃で傷を負わすことができる。
でも、本当に夫人の魂を解放するには、我が子と再会させ心を取り戻させねばならない……。
これって、すごく意味深じゃありません?