FF官能小説スレッドPart3at FF
FF官能小説スレッドPart3 - 暇つぶし2ch409:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/03/27 08:20
/

410:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/03/27 22:39
え? どこっすか?<402のぽか

411:R@no-name
02/03/28 04:33
>410殿
注目しちゃイヤーソ(w
   //////////

「私は……わからない」
 不可解な感情が、胸の中で膨れ上がっていく。
「貴方のことが好きなのか、そうでないのか……わからないんです」
 例え抱き締められたとしても、快も不快もなく立ち尽くしてしまいそうな、
捕らえどころのない心の揺らぎが襲ってくる。
「時に、貴方は男性に好意を持たれた経験はおありですか?」
 シーモアの手が、ユウナの頬に伸びてゆく。
「いいえ……人を好きと感じたことはあります。けれど、貴方が言う好意と
いうものとは、違う感情だと思います」
 長い指と、爪が髪に絡む。
「ユウナは考えすぎてしまうのですよ。自分が思うこと、感じること、
皆心の奥深くに閉じこめてしまう」
 二人の身体が接近し、ユウナは、シーモアの胸に抱き寄せられる恰好に
なった。
 空気と衣服の壁を隔てて伝わってくる体温と、香を思わせる微かな匂いが、
死者と生者の境を一層あやふやにした。
「貴方を、解き放って差し上げましょう」
 恐怖とは異なる高鳴りが、ユウナの胸を責め立てた。

   //////////
祭なのに一人ソロはチョト寂しい……ショボンヌ

412:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/03/30 14:05
保全…だけでは何なので…亀レスで悪いのだけど。

>GZ殿
キマリ×ユウナ見た事ないので楽しみ。恐いもの見たさ、というか…

>蜜国殿
待ってた甲斐があった。涙が出そうだ…(大袈裟な;;)

>R@no-name殿
そんな、肩を落とさず…他の方々は構想中だと信じてがんばって!
貴方の文章は何でも無い仕種がなんとなくエロくて好きだ。

413:R@no-name
02/04/01 03:43
これ載せたら寝る……フワァァ
   //////////

「しかし、その前に体調をしっかり整えていただかなくては……」
 思い出したように身体を離し、シーモアは卓に向かった。
「意地を張って、これ以上無理を続けるというのなら、本当に身体が参って
しまいますよ?」
 シーモアの声は、空恐ろしいくらいに穏やかで、優しい。
「どうぞ、お座りください」
 促されるままに、ユウナは、椅子に戻った。
「私の口から言うのは少し違うかも知れませんが……ユウナの曇った顔を
見ているのは、私も辛いのです」
 時に冷徹で、時に柔和な眼差しが、ユウナの心から何かを薄く削ぎ取って
いった。
 小石が砂に磨かれるように、微量ながらも確実に外殻を浸食し、やがて、
内側を全て露わにされてゆく気がした。
「そろそろ葉が落ち着く頃ですね」
 大きめの鉢に、茶瓶の中のものをいったん移し、湯で洗っておいた茶杯に
少量ずつ分けて注いだ。
 うっすらと紅色を感じる水色。
 目の前に出された茶杯を手に取り、ユウナは、その縁に口を寄せた。
 花の香りがする。
 少し、甘い。
 喉を伝って落ちる液体を、渇いた胃壁が貪欲に取り込んでゆくのを感じた。

   //////////
では(眠)

414:奈々氏ここのファン
02/04/01 18:04
ドキドキ。穏やかなシーモアと、おなかペコペコのユウナ。 ( ^∀^)
なんともおいしそうなシチュですね、コトコト。待ち遠しいなぁ。
ちなみにKH面白いね。はまっている。エアリス出ているし~。

415:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/04/03 11:21
がんばれ、書き手様達保全!

416:GZ
02/04/03 15:57
では続きです。前回はちょうど区切りのところで
終わってしまいましたので、前回の終わりから書かせていただきます。

姿を認めたのか少し身を起こすと、身をかがめた彼に、「キマリ」と、腕を
伸ばしてきた。

 *

それは、何度目だったろうか。
「ユウナ!」
ルールーが悲鳴を上げるのに、キマリは駆け寄った。
場にはワッカもリュックもいたが、彼らに目を向ける余裕はない。キマリは
膝をつき、地に倒れ伏したユウナをそっと抱えた。頭部は打って
いなかったが、体のどこかを強く打った可能性がある。
ひとまず、呼吸があることを確かめると、頬を軽く叩いた。
「あ・・・」
切なげにそう漏らすと、ユウナは気を取り戻した。目が何かを捜すように
泳ぐ。ふと、止まったと思うと、一瞬、その表情が苦しげに歪む。それも
すぐに戻ったが、
「ごめん。私、まただね」
そう言って、身を起こそうとした。皆が一声に動いたが、ルールーが
ユウナの前に身をかがめ、両肩を押さえたのが一番早かった。


417:GZ
02/04/03 15:58
「いいから。休みなさい、起きているのは却って毒よ」
「そういやあ、俺もちょっと昼寝したくなってきたな」
ワッカがそう言って、あくびなどひとつした。演技だと一目で分かるのが
彼らしい。
「よし、今から皆で昼寝にしよう。後の仕事はそれからだ」
「何であんたが仕切ってるの」
「悪いかよ」
「らしくないの」
噴き出したのはリュックで、続いてルールーも笑った。ワッカは何事か
ぼやいていたが、ユウナがかすかに笑ったのを見たのか、その表情は
不機嫌なものではなかった。
ひとしきり笑った後、リュックがユウナに抱きついた。
「ね、ユウナん。一緒に休もう」
キマリの腕の中で、ユウナは軽く身じろぎした。頷いたのだ。
「そうだね。そうしよう」
その一言で、一同の空気が和らいだのは事実だった。そうして、ユウナが
倒れる直前までしていた仕事を、一旦片づけるために動き出す。
キマリはそこでようやく、ユウナの怪我を確かめることができた。彼の
意図を察してくれたのか、ユウナは体を動かされるままになっている。手や
足に打ち身は見えない。それ以外の、腹や背に何かあったのなら表情に
現れていただろうが、その様子もない。どうやら今日は、倒れ込んだ敷物が
衝撃を和らげてくれたらしい。心配はなさそうだった。


418:GZ
02/04/03 16:00
「ありがとう、キマリ」
感謝の意を表してだろう、腕に触れていた手に少し力を込めてから、
ユウナの手は離れた。立ち上がるのを支えようとしていた彼を、手と目とで
制する。
その後を継ぐようにリュックが、歩き出した彼女と腕を組んで
歩き出したが、ユウナの背に疲労が見えているのは、彼以外の目にも
明らかだったに違いない。

ユウナとその仲間が急に一休みすると言い出しても、不満を漏らす者は
いなかった。むしろ、「ユウナ様たちは働きすぎるんだから、少しは
休んだ方がいい」と、午後一杯の休憩を言いつけられたぐらいである。
それでも、ユウナとリュックが休んでいる家の外で、キマリは地に座り、
起き続けた。平和になった、しかも長年住んできたビサイドで何を
しているのか、と笑われたこともある。しかし彼は、以前と同じように、
ガードとしての仕事をし続けていた。
とはいえ、昔と今とでは、変わったこともある。以前はこうしてユウナが
眠りにつくときは常に側で彼も眠ったが、今は皆で野宿するときを除けば、
彼女が休むときは扉一枚、距離をおくようになった。
そうなったのは、シンが消滅し、ユウナが己の使命から解放された日では
なく。
あの日以来だ。
「やっぱり、起きていたんだ」
声をかけられたので見ると、ルールーが一人でこちらへ歩いてくる。


419:GZ
02/04/03 16:07
「ワッカは」
「寝かせてきたわ、自分まで気に病んで、起きている必要は
無いんだからって言って。今は大いびきかいてる」
側に眠っている人間がいるので、やり取りも自然と小声である。戸口まで
来ると、彼女は扉の幕から中を覗いた。
「リュックに、薬を飲ませるように言ったの。よく効いているみたい」
その薬の強度がどれだけのものか、ルールーの表情で全て察することが
できる。きっと、それぐらいでないと、効かなくなっているのだ。
ルールーは戸口から離れると、キマリの側で座り込んだ。辛そうな表情を
隠さないことも、今までの彼女なら考えられないことだ。
「シンがいなくなって、・・・ユウナを本当の意味で幸せにできるって、
思ったのに」
そう。なのに、現状はどうだろう。
ユウナはこのビサイドを中心に、シンに破壊された世界を復興させるための
手伝いに奔走している。家族との間を往復しているリュックや、ブリッツ
ボールの後輩を指導しているワッカは時折だが、ルールーとキマリは、
彼女の旅に必ず着いていった。
シンを消滅させた人であるし、世界中を回る人間でないとできない仕事も
あるので、行く先々で、ユウナは歓迎されている。そしてどんなに割に
合わない、辛い依頼でも喜んで受けている彼女に、誰もが驚嘆している。


420:GZ
02/04/03 16:08
けれど、誰も気付いていない。いや、いつも側にいるからどうしても
気付かざるを得ない仲間たちを除けば、ユウナは賢明に周囲に悟られまい、
としている。
シンを倒してから、彼女は食べ物を受けつけていない。少量なら何とか
食べられるが、とても生命を保たせられるだけのものではない。
そして、よく眠れなくもなっている。どんなに疲労していても、明け方に
やっとまどろめればよい方だという。
ユウナは自分の異変に気付いたとき、隠さずに告げてくれたが、誰も
どうすることもできないでいる。せいぜい、今、ルールーがそうした
ように、睡眠のための薬を飲ませることぐらいだが、それも段々と
効かなくなっている。
「本当に、どうしてこうなったんだろう?」
誰にともなく、ルールーが言う。
理由はいくらでも挙げられる。
シンが消失し、長年にわたる召喚士としての使命から解放されたために、
一気にこれまでの疲労がのしかかったこと。
復興のために、これまで以上にほとんど休まずに働いていることから体に
無理がきたこと。
シンを倒すためとはいえ、自分が信じ切っていたエボンの教えを根底から
覆してしまったこと。
相談に訪れる人たちの心の苦痛を、真正面から受け止めすぎてしまうこと。
・・・しかし、何よりも彼女の心を、その生命ごと奪ってしまうほどに
消耗させている理由は、ひとつしかない。
「あいつがいれば、変わったかな」
ルールーは晴れ渡った天を見上げ、そう漏らした。
まるでそうすれば、天の光の髪を持つ少年が、ユウナが愛した男が
舞い戻ってくると信じているかのように。


421:GZ
02/04/03 16:24
…また区切りのところで終わってしまった…

>ギゴガードさん
ご無沙汰しております。その節はお世話になりました。
ご期待に添えられるものになるか分かりませんが、
まずは完結に向けて書き込んでいきます。

>R@no-nameさん
えー、ここは強調しておきますが、
私は無名です。かつて某板でギゴガードさんのお世話になっていただけです。
R@no-nameさんに比べると、添え物のパセリにもなれません。はい。
そんな訳ですが、ご発言の件、お気になさらないで下さい。
シーユウ、楽しみにしています。

>405さん
はい、今は全くそんな気配がありませんが、エロです。
背徳になるのかは、…どうなるんでしょう?

>412さん
…やっぱりこの二人だと怖いものになってしまうんですね。…
楽しんでいただけたら、と思います。


422:412
02/04/04 12:55
>GZ殿
レスありがとうございます。
がんばって下さい!やっぱりまだ、どきどき…

それにしてもこのスレはすごい。
3作品共、まだエロが無いのにこれだけ楽しめてしまうのだから。

423:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/04/04 17:57
イイ!どこかのFF厨房サイトのヘタレ小説よりイイ!

424: 
02/04/07 23:40
保全しておくか…一応

425:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/04/08 01:52
落ちすぎアゲ

426:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/04/10 06:39
続き・・・ 続きを!! ぐふっ

427:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/04/10 11:39
なにを思ったかユウナはギザールの野菜をむさぼり始めた。

428:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/04/10 17:25
wingame.html

429:名前が無い@ただの名無しのようだ
02/04/10 17:33
winhgame.html


最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch