16/02/29 22:59:32.34 0mWNpYrYMNIKU.net BE:111695279-2BP(1000)
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１冊目は『素晴らしい国・日本に告ぐ！』。
インターネットで日本人から支持を集めるテキサス親父（トニー・マラーノ氏）と弁護士でタレントのケント・ギルバート氏という親日派アメリカ人コンビによる対談本である。
日本の文化から外交問題、アメリカ社会の問題まで語り尽くす。
テキサス親父は日本のことをあまり知らないため、やや空回りしている感があるが、日本経験の長いケント・ギルバート氏が、適宜「ツッコミ」を入れて、解説してくれている。
いかにも「ネット右翼」市場を狙った本という印象を受けるものの、内容的にはそれほどキワモノではない。
一例を挙げれば、ケント・ギルバート氏は、日本のインターネットにあふれる差別的な言葉をとりあげて、次のように語る。
戦後の日本では、在日韓国・朝鮮人も大きな問題になっています。もちろん、日本で起こる犯罪のすべてを在日の仕業にするような風潮には賛同できません。
目黒駅前のみずほ銀行の店舗にはＡＴＭが６台設置されています。あるとき、おカネを下ろそうと思って入店したら、６台中４台のＡＴＭに飲み終わったコーヒーの容器や新聞、レシートなどのゴミが積まれていたんです。
私はその光景を写真に撮って「これが日本人のやることなのでしょうか？」とブログに掲載しました。するとある女性から「それは在日韓国・朝鮮人の仕業です。日本の凶悪犯罪の80パーセントは在日によるものです」というコメントが寄せられました。
それに対して私は「ソースがほしい」と返事をしたんです。しっかりとしたソースを示さなければ、単なる差別になってしまいますから。（素晴らしい国・日本に告ぐ！／P.156 ※太字強調は引用者によるもの。以下引用部でも同じ）
そんなもんわざわざブログに載せなくてもいいのに、と思うものの、すぐ「在日のせいだ！」と無責任なことを言い出すネットユーザーへの切り返しは、見事ではある。
URLﾘﾝｸ(www.nikkeibp.co.jp)