16/01/10 15:52:53.62 yqkHm8d+0.net BE:388233467-2BP(4051)
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実質賃金が5カ月ぶりにマイナスへ逆戻りした。
8日厚労省が公表した毎月勤労統計調査(速報)によると、物価の影響を差し引いたあとの
実質賃金が、11月は前年同月比0.4%減だった。
「昨年7月以降、プラス圏で推移していたこと自体が不思議です。この間も、肉や野菜など
生鮮品の値上がりは凄まじく、実質賃金がアップした印象はなかった」(市場関係者)
実際、生鮮品の値上がり率を調べてみると、7月7.3%、8月7.6%、9月3.6%、
10月9.6%だった(総務省の消費者物価指数から)。
これほど生鮮品が急騰したのに、サラリーマンの月給は気持ち程度の増加に過ぎなかった。
7月0.7%増、8月0.4%増、9月0.4%増、10月0.7%増で、どの月も1%にすら届い
ていない(毎月勤労統計調査から)。金額にすると1000円程度の上昇だ。
「どう考えても出費増になった家庭が多いように思う」(スーパー関係者)
安倍首相や日銀の黒田総裁は、大手企業に対し執拗に「賃上げ」を要請しているが、効果
はまるで上がっていない。
毎月勤労統計で公表される実質賃金指数の推移を見ると、それがよく分かる。
この数値は2000年(年平均)を「100」として算出している。
8日発表の15年11月は82.9