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日本がイスラム過激派に“自爆テロ”を教えた！ 日本のテロ・過激派の歴史
1972年5月30日に起こった「テルアビブ空港乱射事件」。パレスチナに拠点を置いていた日本赤軍メンバー3名が空港で銃を乱射したり手榴弾を投げつけたりした。
死者24人、負傷者70人以上。実行犯のうち1名は逮捕されたが、2名は手榴弾で自爆。
当時は、テロリストが一般市民を無差別に襲撃することは前代未聞であり、ショッキングな大ニュースとして全世界に広がり、さらに「自らの命を捨ててテロ抗議をする」といった特攻作戦も衝撃を与えた。
その後、イスラム過激派は、この自殺攻撃作戦（自爆テロ）を取り始めてしまったといわれている。
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世界で多発する自爆テロとカミカゼ特攻隊の関係
この両者は一見、無関係に思える。実際、私も日本の軍国主義＝国家神道の中で生じた考えとイスラム原理主義のジハードに基づく自爆テロの思想は接点が無いものと考えていた。
しかし、両者を繋ぐ明瞭な接点があることを知った。立花隆著「イラク戦争 日本の運命 小泉の運命」を読んで知った。
その接点となる事件とは1972年にテルアビブ空港で日本赤軍が起こした銃乱射による無差別テロ事件であった。
日本赤軍の奥平、安田、岡本の３人が起こしたもので、死者24人、負傷者70人以上となり、奥平、安田の２人は乱射後、手榴弾で自殺。岡本は生き残り、逮捕された。
このテルアビブ空港乱射事件がイスラム原理主義過激派の自爆テロ攻撃の源流ということだ。
同著によると、「はじめから死ぬとわかっていて突っ込む特攻作戦は、アラブ人に衝撃を与えた。それは彼らには考えられない行動だったから、オカモトはたちまち、英雄にまつりあげられた。」とのことだ。
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日本赤軍によるテルアビブ空港乱射事件
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アラブ人に英雄として称えられる実行犯の岡本公三
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