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焦点:生産悪化で2期連続マイナス成長の公算、待ち受ける受注減 2015年 09月 30日 15:18 JST
[東京 30日 ロイター] - 中国減速に端を発した世界経済の失速が、国内景気に大きな
逆風となって作用してきた。8月生産は予想を大きく下回り、外需の悪化が設備投資にまで
波及している姿が浮き彫りとなった。
7─9月期国内総生産(GDP)は4─6月期並みのマイナス1%台に転落する可能性が
高まっており、この先に企業の新規受注の急減が表面化すれば、景気への悪影響は
一段と強まる展開も予想される。
<8月生産と計画のかい離、東日本大震災以来の大きさ>
「生産面からみれば7─9月GDPは、4─6月期並みのマイナス成長になってもおかしくない」
と、ニッセイ基礎研究所・経済調査室長の斉藤太郎氏は分析する。
8月生産に9月生産予測値を加えた7─9月期の生産は、前期比マイナス1.1%。
ただ、このところ1次速報値は予測値から下方修正され続けており、一部のエコノミストは
同マイナス1.4%程度に落ち着くと見込んでいる。
「生産はGDPをほぼ規定する重要要素。明確なマイナスとなるのに、GDPがプラスになるという
シナリオは考えにくい」と斎藤氏はみている。
7─9月期のGDPに関し、民間エコノミストの見通しは8月時点で2.5%程度だった
(フォーキャスト調査)。それが9月に1.7%に大幅下方修正され、30日発表の8月生産統計を
織り込み後、ゼロ%近傍に一段と大幅修正する動きが相次いでる。
実際、8月生産は月初の生産計画から4.2%も下振れ、東日本大震災直後以来の大幅な
見込み違いが発生するほど需要が減少した。中国減速や天津爆発事故の直接的な影響だけでなく、
輸出全般の停滞が響いている。
URLリンク(jp.reuters.com)
続く