15/06/28 03:33:31.33 wmLY/A7q0.net BE:462641224-2BP(1000)
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欧州連合(EU)がギリシャへの金融支援の期限延長を拒んだことを受け、週明けの金融市場は値動きの荒い
展開になるとの見方が多い。外国為替市場ではユーロが売られやすくなり、対ドルでもリスク回避の円買いが
進みそうだ。国内株式相場も不安定な動きになるとの指摘が多い。ギリシャ情勢を巡る展開次第では相場が
乱高下する場面が増えそうだ。
週明けの外為市場で円は対ユーロで荒れた展開になりそうだ。市場では「パニック的なユーロ売りが出る
可能性もある」(みずほ銀行の唐鎌大輔氏)との声が多い。ただ「ユーロ売りを主導してきた海外ヘッジファンド
がユーロを買い戻す動きも出やすい」(三菱東京UFJ銀行の内田稔氏)との見方もある。
円は対ドルでもリスク回避目的で買われやすい展開になりそうだ。ただ「米国は良好な経済指標が多く、円の
上昇幅は限られる」(内田氏)との指摘も出ている。
株価は不安定な動きが予想される。ギリシャ問題に加え、7月2日には6月の米雇用統計の発表があり「投資
家は様子見姿勢を強める」(JPモルガン・アセット・マネジメントの重見吉徳氏)との声が多い。
ギリシャの債務不履行(デフォルト)の可能性が高まれば、投資家のリスク回避姿勢が一気に強まりそうだ。
「日経平均株価がいったん2万円を割る可能性がある」(野村証券の松浦寿雄氏)との見方も出ている。
ただ海外投資家の日本株の買い意欲は強く、調整が長期化するとの見方は少ない。今後、何らかの形で
デフォルト回避の道筋が見えれば「世界の金融市場の重荷が取れ、日本株も上昇しやすくなる」(大和住銀投
信投資顧問の門司総一郎氏)との指摘が出ている。
URLリンク(www.nikkei.com)