15/06/03 23:06:43.27 8kxZuwRm0●.net BE:517459952-2BP(1000)
sssp://img.2ch.sc/ico/nida.gif
日本の実質成長率、15年0.7%に下方修正 OECD経済見通し
経済協力開発機構(OECD)は3日発表した最新の経済見通し(エコノミック・アウト
ルック)で、日本経済の実質国内総生産(GDP)成長率の見通しを2015年は0.7%増とし、
前回11月と比べて0.1ポイント下方修正した。4月に公表した対日審査報告書で示した予測値
(1.0%増)からも引き下げた。中国経済の減速や天候不順による米国の一時的な落ち込み
などを受け、輸出が弱含んでいることを反映した。
一方、16年の実質GDP成長率の予測値は1.4%増とし、前回11月から0.4ポイント引き上げた。
4月の対日審査報告書の予想(1.4%増)と同じだった。日本経済は14年4月の消費増税に伴う
「後退から回復してきている」と指摘。原油安と実質賃金の改善に支えられ、民間消費が持ち直す。
上場企業の経営規範を定めた企業統治指針(コーポレートガバナンス・コード)の適用や企業収益の
回復は設備投資を後押しする。
OECD加盟国全体の成長率見通しは15年が1.9%増、16年は2.5%増と、前回見通しから
ともに下方修正した。米国の成長率は15年が2.0%増、16年は2.8%増とともに引き下げた。
ドル高やエネルギー投資の減少で「経済成長が緩やかになる」ためだ。一方、ユーロ圏の成長率は
15年が1.4%増、16年は2.1%増に引き上げた。原油安やユーロ安、金融緩和で「経済成長
が徐々に強まる」とみている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
日本経済新聞 2015/6/3 17:30
URLリンク(www.nikkei.com)