15/05/25 10:56:16.52 eTnw/vxr0.net BE:528692727-BRZ(11000) ポイント特典
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「想定外」を一蹴 IAEA報告書 「国際慣行に従わず」批判
【ウィーン=共同】「勧告した安全評価を十分実施しなかった」「国際的な慣行に従わなかった」。
国際原子力機関(IAEA)がまとめた東京電力福島第一原発事故の最終報告書は、東電や規制当局の認識の甘さを痛烈に批判している。
事故当時、東電や日本政府からは「想定外」との弁明が相次いだ。
しかし、IAEAは日本が何十年にもわたり原発の安全性を過信し、発生の確率が低い災害などに十分備えてこなかったと一蹴した。
IAEAは福島の事故前から、加盟国に対し原発の安全性を評価する際、機器の故障などが大事故に至る
すべての可能性を把握する確率論的安全評価(PSA)の適用を勧告。
二〇〇七年の専門家による訪日調査では「日本には設計基準を超える事故について検討する法的規制がない」と指摘し、
過酷事故に十分備えるよう求めていた。
しかしIAEAの勧告や助言を受けた抜本的な対策は取られず、報告書によると、第一原発ではPSAを十分適用せず、
非常用ディーゼル発電機などの浸水対策が不足。
十年ごとの定期安全レビューでも地震・津波予測の再評価が義務付けられておらず、過酷事故への対応や
安全文化の見直しも含