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URLリンク(www.news-postseven.com)
3月下旬の深夜、韓国大使館の「韓国文化院」(東京・新宿区)が放火された。韓国メディアは一斉に「極右の仕業だ」と報じ、
日韓関係のさらなる悪化が懸念される中、4月10日、警視庁捜査一課により無職の近藤利一容疑者(39)が建造物損壊などの疑いで逮捕された。
近藤容疑者は、なぜ暴挙に至ったのか。
(中略)
A氏によれば、近藤容疑者は神奈川県出身。地元の高校を卒業後、アルバイトなどを経て2000年頃、都内の出版社に広告営業社員として採用された。
A氏はその頃、仕事を通じて容疑者と知り合ったという。
「人懐っこくて愉快な人でした。お互いパンクロックや青春映画が好きで、趣味の話でよく盛り上がりました。
ただ肝心の仕事は、営業力が高いほうではなかったのでうまくいってなかった。
“俺はこの程度の人間じゃない”が口癖でした」
この出版社は2年弱で辞め、その後は職を転々とした。キャバクラの従業員や芸能事務所を経営した時期もあったとA氏はいう。
この頃から、社会への不満を爆発させるようになり、その捌け口としてインターネットが使われた。
自身のブログなどで日本の政治家らを批判。
数年前からは韓国や北朝鮮の人々に対して〈二度と日本に来るな!〉と怒りをぶつけていた。
「変わり始めたのはネットの掲示板によく書き込むようになってから。
そこで入手した情報で、政治家や韓国を批判していました。
〈韓国と北朝鮮が戦争をする〉など、根拠のない情報をメールで送ってくることもあった」(A氏)