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<小新井涼のアニメ考>「俺ガイル」への共感と奇縁
現在第2期も放送中のこの作品、出会いは第1期のアニメ放送でした。最初に抱いた感想は「なんてリアルな青春模様を描いた作品だろう!」…とはいっても壁ドンがあふれるようなキラキラ青春アニメではなく、
“ぼっち”の休み時間対処法「寝たふり」や、栄光ある孤立と開き直りつつ、他人が気になる自意識過剰さ、好きなやつとペア組め対策や、本能的なクラス内ヒエラルキー察知力などなどなど……。
大人になってからも「知ってるやつの話なんだけどさ~」という前置きをしてから話したくなるような黒歴史が満載の青春模様だったのです。
そんな主人公・比企谷八幡の挙動や独白は、みていて古傷をえぐられるようでつらいと思いつつ感情移入せざるをえないものでした。
しかも「これだけ絶妙に青春時代のトラウマを描けるなんて、原作者である渡航先生本人はいったいどんな青春時代を送ってきたのだろう」と思っていたところ、なんと同じ大学同じ学部の先輩であったことが判明。
元々尊敬していたのに加え“名前にコミュニケーションが入っている学部(情報コミュニケーション学部)
でコミュ障だったコンプレックス”を持つ私は勝手に仲間意識を持ってしまい、ますます作品に愛着が湧いたのです。
そんな原作者さんに先日その学部の周年行事で初めてお会いできたのですが、感動のあまり「私“も”コミュ障なんで、こんなにぼっちの気持ちがわかるなんてすごいと思ってました!」と言ってしまい、
「いきなり初対面でぼっち仲間アピールとか、どんだけ失礼なんだよ」と皮肉にも自分の社交性のなさをますます反省する……、なんてこともありました。
早くもぼっちルートに突入してしまったあなたも、この作品に「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」!と代弁してもらってはいかがでしょうか。
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