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「水は残り1年分」NASA警告 米加州の干ばつ深刻
シリコンバレー支局 小川義也
全米最大の人口を抱えるカリフォルニア州で水不足が深刻さを増している。今年で4年目に入った干ばつは、野菜や果物、
アーモンドの主要産地である同州の農家を直撃。米航空宇宙局(NASA)は「州内の水源に残された水はあと1年分」と警告する。
非常事態を宣言した州政府による水の利用制限が強化される中、海水を飲み水に変える技術に注目が集まっている。
「明日からでは遅い。今すぐに給水制限などの対策を講じるべきだ」。今月12日付の米紙ロサンゼルス・タイムズへの寄稿で「残り1年分」
という衝撃的なデータを突きつけたNASAの科学者、ジェイ・ファミグリエッティ氏はこう訴える。
カリフォルニアでは通常、冬場が「雨期」で1月は年間を通じて最も雨の多い月とされる。だが、今年は例年の半分も雨が降らなかった
地域が続出。サンフランシスコでは観測史上初めて、計測可能な降雨量がゼロだった。山間部の降雪量も場所によっては例年の
約1割にとどまる深刻さ。雪解け水も期待薄の状況だ。
州政府は昨年1月に非常事態を宣言して以来、「水の使用量の20%削減」を目標に掲げて節水を呼びかけてきた。だが、十分な成果を
上げられていないため、今月17日に水の利用制限の強化を決定。州民が庭の芝生に水をまく日数を週2日に制限したほか、レストランには
客が求めた場合を除いて水を出すことを禁じた。
URLリンク(www.nikkei.com)