15/03/17 23:28:10.45 Nl5EO/r70.net BE:203070264-PLT(23736) ポイント特典
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被曝で鼻血は本当にあり得ないのか? 放射線防護学の専門家は「内部被曝で鼻血が出やすくなる
知見は知らないし、低線量被曝でも考えられません」(立命館大学名誉教授・安斎育郎氏)。「低線量
内部被曝で鼻血が起こりやすくなるなどという説は、放射線関係の学会で発表されたことも無く、
真面な査読を受けた学術誌に掲載されたことも無い“珍説”です」(日本大学歯学部准教授・野口邦和氏)
だが、広島への原爆落下後に現場で治療を行った医師の肥田舜太郎氏は、「低線量被曝で鼻血は
あり得ないとする学者は、被曝者のことを知らないだけ」と切り捨てる。「軍事機密となっている
米国の放射線医学データなどを使って低線量被曝の研究をしたアーネスト・スターングラス博士に話を
聞いたことがありますが、やはり内部被曝や低線量被曝の人体への影響は十分に考えられると警鐘を
鳴らしていました」
実は福島原発事故が起きた2011年、国会で「被災地で鼻血を出している子供たちがいる」と、当時与党の
民主党を追求した政治家がいた。自民党の熊谷大氏・森まさこ氏・山谷えり子氏らだ。しかし、いざ
自民党が政権を握ると党内からそんな声など途端に聞こえなくなってしまった。熊谷氏は本誌の面談
取材でこう話した。「当時は、宮城県の県南にある小学校の保険便りで、1年間に469人の頭痛・鼻出血の
症状が出ていた。放射線の影響かどうかはわかりません。でも今後、健康に不安が出たり症状として出て
きた場合、しっかりと支援をする法的根拠が必要との考えで、子供・被災者支援法を作ったのです」
そして、『美味しんぼ』騒動の際の安倍首相の発言に関してはこんな意見も述べた。「もう少し寄り添った
表現があっても良かったと思います。(総理の発言は)厳しいなと感じます」。一方、森氏・山谷氏には
何度も何度も回答要請をしたが、ついに回答は返ってこなかった。自分たちが野党で攻撃する時は
鼻血を利用し、与党になれば知らんぷり。こんな議員が与党の一員として復興政策を担っているのが
日本の現状だ。 (取材・文 桐島瞬)
週刊プレイボーイ 2015年3月30日号「チェルノブイリ規模の放射能汚染でも、国を信じて住み続けて大丈夫か?」
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