15/02/27 22:08:00.98 Njm3nb1Z0 BE:363251381-2BP(2000)
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強姦(ごうかん)罪などで懲役12年が確定し、
大阪地検が無罪の可能性が高いとして釈放した男性の再審請求に対し、
大阪地裁は27日、再審開始を決定した。
被害を受けたとしていた女性と目撃者が証言を翻したほか、
性的被害の痕跡がないとする診療記録が存在していたことも判明。
登石(といし)郁朗裁判長は「無罪を言い渡すべき明らかな新証拠がある」と述べた。
男性は再審で無罪が言い渡される見通し。
決定によると、男性は2004年11月と08年4月、大阪市内で同じ女性に乱暴し、
08年7月にもこの女性の胸をつかんだなどとして、強姦、強制わいせつ両罪で起訴された。
女性が大阪府警に告訴していた。
男性は捜査段階から無罪を主張したが、09年の大阪地裁判決は
「14歳だった女性がありもしない被害をでっちあげて告訴するとは考えにくい」
などとし、懲役12年の実刑とした。
10年に大阪高裁が控訴を棄却し、11年には最高裁が上告を退け、1審判決が確定した。
男性は服役中の14年9月、同地裁に再審請求。地裁の再審請求審で、
女性と目撃者が、有罪の決め手とされた1審での証言を虚偽と認め、
「取り調べや裁判では、うそと打ち明けられなかった」と説明した。
地検の再捜査では、女性が08年8月に医療機関を受診した際、
医師が「被害を受けたことを示す痕跡がない」という見解を記載した診療記録も見つかった。
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