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日本の中東和平“仲介”は余計なお世話? イスラエル大統領、安倍首相に牽制発言
◆イスラエル大統領、安倍首相の“仲介”を牽制か
翌日午後にはパレスチナ自治区のラマラで、アッバス自治政府議長と会談した。パレスチナ自治政府はICC(国際刑事裁判所)に対し、イスラエルの攻撃における戦争犯罪を告発している。ICCは数日前に、それに対する予備調査を開始したと発表。
日本はICCの加盟国であり、主要な資金提供国でもある。そのため。イスラエルではこの告発を巡る安倍首相の動きが大きくクローズアップされている。
ネタニヤフ首相は、安倍首相との会談に先立ち、パレスチナ側の告発について、「イスラエルはいかなる脅しからも自らの身を守る」と発言し、ICCの予備調査が軍事行動などを抑止することはないと語った(AFP)。
また、リブリン大統領は、安倍首相との会談の冒頭で、「あなたは我々の地域に平和をもたらすあらゆる努力をしている」と称える一方で、パレスチナ問題の解決は「(当事者間の)直接交渉でしか達成できない。
あなたはその事をパレスチナ側に理解させるため、私たちを助けてくれている。
この問題を解決するために国連やICCに行くのは、和平を遠ざけるだけだ」と、安倍首相の“仲介”に釘を刺すかのような含みを持たせた発言をしている(i24news)。
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