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先日友人から聞いて知ったのだが、フランス政府認定の「Pays sensibles(お取り扱い注意の国)」のリストに今年から日本が入ったらしい。
ということで調べてみたら……本当に入ってた! URLリンク(www.cnrs.fr)
ちなみに、Pays sensiblesというのは、もともとPays à risque(危険国)という名称だったのを
オランド大統領が「そんな呼び方は当該国に失礼だから」ということで呼び名が変わったものである。つまりが、「渡航にリスクを伴う国」。
基本的にはテロや内戦、疫病などのリスクがある国がノミネートされる。友人の話によると、やはり今年から入ったインドは治安の悪化が原因とのこと。
日本に関しては……ノーコメントだったらしい。そして、このお取り扱い注意国に入ってしまうと、現地で研究調査等を行なう場合、
フランス政府(防衛省)にその旨申請し、許可を得なければならないのだそうである。
排外デモに関しては、一般レベルではそれほど知られていない印象ですが、イギリスの新聞では「アジアの火種」扱いを受けたようですし、
もしフランス国内で同様のデモがあれば全員逮捕ですので、その要素も危険性として加味されたかもしれませんね。
国交を結んでいる外国を「危険国リスト」に入れることは、入れた側の国にとっても外交的に大きなリスクを伴う。
特にフランスは、現在日本に対し文化的に非常に大きな親近感を持っている。そのフランスがリスクを冒しても危険国指定した意味、よく考えないといけないと思う。
たしかに、フランスはデモとストライキ大国なのであるが(たしか昔某元政治家がそのせいでフランスを「野蛮で危険な国」とか言ってた気がする)、
絶対にやっちゃいけないデモがある。それがレイシズムデモ。デモ(言論の自由)の権利は万人に認められているが、差別をする権利は誰にもないから。
差別的な言説を言論とは言わないのね。 さらに言えば、フランスのような共和国においては、他者に不寛容になりその権利を侵害するレイシズムというのは
国の根幹となる理念を揺るがすもの。つまりテロリズムに等しいということ。
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