14/12/26 00:19:14.36 D7apXOmB0.net BE:509143435-2BP(1000)
sssp://img.2ch.sc/ico/anime_jien01.gif
岸博幸が提言!「消費税10%増税」前に庶民がするべきこと
―大企業が潤えば、そこから徐々に末端に富が落ちていくという、いわゆるトリクルダウンは起こらないんでしょうか?
岸 ほとんどないと思います。だってトリクルダウンは、大企業が儲かれば下請けも儲かるという考えじゃないですか。
この1年間で儲かったのは、製造業が中心です。でも彼らは基本的にもうグローバル化をした後で、海外に製造拠点を移してしまっています。
さらに、国内に残っている工場は、ロボット化を進めて社員を減らしてしまっています。
日本国内は人口が減るから、今後の需要が見込めず、為替もどう変動するかわからないのですから、経営者としては当然の判断ですが。
すると、部品を海外で調達し、海外で組み立てているということになる。これでは国内でのトリクルダウンが起こりにくい状況だということです。
一方で、たしかに大企業はすごくお金を持っているんですよ。でも経営者が日本全体の経済を考えてくれるわけではないので、
そのお金を使わない。社員に還元しないんですよ。そうなると、ますますトリクルダウンは起きないですよね。
―そうした状況で、さらに家計をディフェンシブに、ということでしたが、具体的にはどうすれば良いのでしょう?
岸 この部分は、働く側ももう少し努力をしなくてはいけない時代になります。国や会社に甘えるなと。
こういう状況を危機的に考えて、自分でできることをキチンとやっていけるか、が問われると思います。
具体的には、自らのスキルアップをちゃんと行なっているか。
今の仕事が給料安いなら、それに安住せすに収入を増やすために転職などをしているか。
そういうことをシッカリとやっている人は消費税10%時代も乗り越えていけるはずです。
とはいえ、多くの人がそうした努力できるとは思いません。
そうであれば、自分の資産は自分で増やしていくことをしっかりと考えていかなきゃいけない。
特に今後厳しい状況を強いられる若い人は、もっと貪欲に投資でお金を増やしていくことを考えていくべきです。
URLリンク(dmm-news.com)