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富裕層に関しては、こんな話題もあった。中国の経済情報サイト『チャイナプレス』は11日、スイスの金融大手『クレディ・スイス』がまとめ
た「富の独占状態」の報告を発表した。世界の主要国における所得上位10%の人口の資産が、その国の総資産に占める割合を示したものだ。
それによると、2014年現在で富の独占が最も進行しているのはロシア。なんと85%に達している。ロシアは1990年代のボリス・
エリツィン大統領時代に誕生した「オリガーク」(寡占支配者)と呼ばれる大富豪たちが、富を独占している。
米経済学者のジェフリー・サックスがハーバード大学教授時代に国営企業の民営化などを指導したが、その結果、一部の人が富
や権力を握ることになってしまった。要するに、市場経済への移行に失敗し、こんなトンデモマフィア経済が生まれたのだ。
実はイギリスも、産業革命後に似たような状況になったが、少しずつ是正されて富の分配が進んだ。ロシアも本来なら、
富の独占者から税金をきつく徴収して国民に分配しなくてはならない。だが、そうすると、マネーロンダリングで悪名高い地
中海のキプロス島に逃げてしまう。だから、なかなか是正されないわけだ。
ちなみに、ロシアに続く2位はトルコの約78%。以下、香港、インドネシア、フィリピン、タイと続き、アメリカは約75%で第7位。
中国は2000年の約49%から64%にまで上昇し、この14年間で最も富の独占が進んだ国となった。
一方、富の分配が最も進んでいる国はベルギーで約47%。2位は日本の約48%。富の独占率が50%を下回ったのはこの
2国だけ。重税を逃れて海外に脱出する人がいる一方、富裕層への重税が効果を発揮して世界的に見れば富の集中がまだ少な
いのが日本、ということだ。
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