14/11/02 14:37:39.61 7NH8ftMQ0●.net BE:372529586-PLT(16000) ポイント特典
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■財政ファイナンスと株価操作は「不正行為」
以上、日銀とGPIFがやろうとしていることを合わせると、政府がアベノミクスの失速(失敗)を極度に恐れていることがわかる。
アベノミクスが失敗していることは、最近の経済指標が軒並み悪化していることで明らかだが、まだ、国民周知の事実になっていない。しかし、このままなにもしないと、それが本当に国民周知になる。すると、12月に予定されている「消費税再増税」も流れる。
とすると、政府は「アベノミクスは間違いでした」と失敗宣言をするほかなくなる。もちろん、そんなことはできないから、またしてもバズーカ砲を撃ったと言うことだろう。
日本の財政は、国債発行という借金で支えられている。これ以上借金できないという限界点が来ると崩壊する。つまり、国債の引き受け手がいなくなった時点で終わりだ。
アベノミクスは、この国債の引き受け手を日銀にやってもらうという政策だった。
そのため、今回の追加緩和では、いままでGPIFが引き受けていた国債を日銀が引き受けることになっている。GPIFは、国債に回していた資金で株を買うというわけだ。
依頼314
政府が借金を中央銀行に引き受けてもらう「財政ファイナンス」と、公的資金(国民の税金)で「株価操作」をやるというのは、どちらも明らかな「不正行為」である。市場を歪める。やってはいけないことだ。
しかし、アメリカは今回、量的緩和(QE)を止めたとはいえ、7年間もやってきたのだから、日本がやってはいけないという理由はない。ただし、アメリカは世界覇権を持っていてドルは基軸通貨だ。やらないと、世界が困る。
しかし、日本はまったく事情が違う。やり過ぎると、待っているのは、強烈な副作用だ。