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「若い女性ならバイクの種類がよく分からないと思い狙った」 福山ひったくり １７件関与認める
福山市内のひったくり事件で、福山東署に窃盗容疑で逮捕された三原市本郷南、無職平方誠容疑者（２１）が、福山市内で他に８件（未遂３件含む）、
広島県内３市と倉敷市で９件の計１７件の犯行をほのめかす供述をしていることが２２日、県警への取材で分かった。
捜査関係者によると、平方容疑者は９月から１０月にかけ、福山市内でバイクで通り過ぎざまに自転車や徒歩の若い女性のバッグなどを奪う手口の
ひったくりを繰り返したと供述。９月に尾道、三原、東広島市内で計７件、１０月２、３日には倉敷市内で２件の犯行を認めているという。
「携帯電話の料金を支払いたくてやった。若い女性ならバイクの種類がよく分からないと思い狙った」と供述しているという。
平方容疑者は今月５日、福山市花園町で自転車の同市、アルバイト店員女性（１９）の背後からバイクで近づき、前かごにあった現金約４万円入りの
紙袋をひったくった疑いで同署に逮捕された。容疑を認めている。
同市内では今年に入り計約３０件のひったくり事件が発生。多くの現場で平方容疑者とは違う種類のバイクが目撃されていることなどから、
一連の事件には別の犯人が関与している可能性があるとみて同署は慎重に調べている。
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