14/10/19 12:05:01.75 dgfh9pjN0 BE:361461932-PLT(13000) ポイント特典
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ドイツにいる利点の一つは、日本を客観的に見られることだ。日本に住んでいると全く気付かない長所と短所がつぶさに見える。
最近は特に、ドイツの報道の反日性が目に付くのに、なぜか日本人は、「ドイツ人と日本人は気が合う」と思い込んでいるのが気になる。実態は、日本の片思いだ。
そもそも、日本と関係のあるドイツ人たちは、日本を正確に把握しているが、一般の人々はかなり偏った日本像を植え付けられている。
早急に誤解を取り除く努力をしないと、誤ったイメージが定着してしまう。アジアを侵略した残酷な国民だとか、
真珠湾を奇襲した卑怯な国といった局面だけが強調されるようなドキュメンタリー番組が、事あるごとに茶の間に流されているのは、大変遺憾だ。
日本からの、積極的な情報発信が必要だと思う。
さて、ドイツに戻った次女からメールが送られてきた。「ママ、ドイツって最悪。人間は皆、太っていて、汚らしい恰好をしていて、不機嫌な顔つきで、攻撃的で、おまけに不親切・・・。
私はこれにまた慣れなくてはいけない・・・」。
私はお腹を抱えて笑ったが、日本びいきの長女や三女ではなく、次女がこれを言ったのは、ちょっとした驚きだった。
ドイツにいたときは日本に対して批判的だったドイツ人が、実際に日本を知るとファンになる事例はいままでたくさん見てきたが、次女もその一人であったようだ。
こうなると、日本のイメージの是正には、なるべくたくさんの外国人に来てもらい、生の日本を見てもらうというのが一番手っ取り早いのかもしれない。
子供のころから私の手を最大限に煩わせた次女も、今月から社会人。それも、三人の娘の中で一番手だ。人生は他人のも自分のも、なかなか面白い。
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