14/10/18 11:57:57.16 a5mnO+X00 BE:361461932-PLT(13000) ポイント特典
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◆アメリカから見た日本のナショナリズム
ニューヨーク・タイムズ紙は、「日本の分裂した教育戦略」という見出しで日本の現状についての見解を報じている。
同紙は、日本は大学レベルでの国際化を進めながらも、他方で「愛国的」な歴史教育・教科書によって、軍国主義の再生を恐れるアジアの隣人を遠ざけていると述べる。
同時に、米中韓の三国について、相互関係を結ぼうとする一方で「まさにその国」をナショナリズムの台頭が苛立たせていると指摘している。
ボストン大のトーマス・バーガー教授は、「日本の教科書政策はアジアとの緊張を高め、近隣諸国で学ぼうとする日本人と日本へ来ようとする外国人の自発的意思を蝕んでいる」
と同紙に述べている。
アメリカに関しては、同盟国でさえも日本の新しい教科書には失望している、とのアジア政策問題専門家の意見を同紙は伝え、以下のような言葉を引用する。
「失望が由来するところは、日本のリーダーが、逆行し、信用に値しない、攻撃的な見解を歴史のみならず、人種、女性、戦争、平和、和解についても持っていることだ」
下村文科相は、政府が特定の歴史観を支持していることは否定するが、自身がもっと愛国的な動きを期待していることは認めた、と同紙は報じる。
◆ナショナリズムがもたらす危険
FT紙はスコットランド独立運動を例に挙げ、「不運なことに、ナショナリズム運動は自らを外国人に敵対すると定義するため、しばしば隣家に敵対するナショナリズム運動を誘発する」
とナショナリズムの台頭がもたらす危険を指摘した。
同紙は更に、「同じ動力がアジアではより危険な形で働いている」と日中両国における市民の感情悪化について述べ、警告を発している。
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