14/10/09 00:36:26.09 s0joY5Ab0
ちなみに、
ヒットラーの我が闘争も、「単純化・不適切な群化」が異様に多く、「xxは結局~だ」とか「xxはみんな~だ」とかいう
論法がやたら出てくる。そして事実とまったく違っている。
このデタラメな単純化を多用したことにより、我が闘争はデタラメ三昧のトンデモ本になってしまった。
たとえば、「ドイツ人がアーリア人」というのは根本的に間違いで、
アーリア人は昔コーカサス地方に住んで、のちにインドやペルシャに南下した人々。
このコーカサス地方に住んでたころ、付近の民族と交易や交流があったので、
言語に類似した部分ができた。それを「インド・ヨーロッパ言語」という。インドからヨーロッパにかけて
言語の類似が見られるというもの。ヨーロッパ人はアーリア人じゃない。
ヒトラーはそれを理解できず、「アーリア人 = ヨーロッパ人も!、インド人も、ペルシャ人も! = 文化創造民族!」
とか思ってしまった。
しかも、ヨーロッパの近代は、チンギスハーンに攻められて、火薬だの羅針盤だの使われ、
びっくりして中世キリスト教から目覚めたところから始まったのに、あらゆる文化をアーリア人が作ったとか
断定してしまった