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ソースはEpi8 積雪のなかの息吹
25歳フリーター滝川忍「俺なんて生きていても仕方がない 酒を呑んでる時だけ全てを忘れられる」
叔父「働きもせず酒ばっかり飲みやがって(1万円投げて)これでよそに行ってくれ!」
滝川「これだけ精神安定剤と酒を飲めば逝けるはず… 今度こそ母さんに会える」
全てが悪い方向へ傾きだしたのは母の交通事故死からだった…優しかった父が暴れるようになってしまった
そして何年かして再婚した父は弟の方だけを引き取っていった
次第に父への憎悪の想いも募り現実から逃避するためにアルコールと向精神薬を混ぜて飲むように…
看護婦「意識戻りましたね 貴方の身分を証明するものが何もなくて
一番最近着信があったこちらの方に連絡をさせていただいたんです。」
友人の松岡さん「良かった…」
滝川「退院したもののこれからどうすれば…」
松岡「俺んちくるか?いいって気にすんなよ とにかく今日はうちに泊まれよ」
松岡「南無妙法蓮華経 ああごめん起こしちまったな 朝の勤行・唱題は終了っと 俺今日は会社なんだ」
滝川「ちゃんとした社会人だ…本当は真面目な性格なんだなあ 本もいっぱいあるなあ 人間…革命…?」
松岡「ただいまー 大丈夫かー?」
滝川「大丈夫 信心というのを教えてほしい」
滝川「朝晩の勤行と唱題と学会活動を通し酒も向精神薬もやめることができた 人生で初めての定職を見つけることも出来た」
滝川「けれども…いつまでも消えない「父への恨み」 ダメだこのままでは…男子部のみんなに打ち明けてみよう」
男子部「まずはお父さんの健康と幸福を真剣に祈れる自分になるよう祈っていってはどうかな?」
滝川「変わりたい…です… この日から新たな目標が出来た 父への恨みを感謝に変えること」
滝川「そして俺は決意した(丸々病院)父さん今まで会いに来れなくてゴメンな」
滝川父「忍…すまん…一人にさせてすまなかった…」
その年の夏、親父は眠るように逝った
俺は親父が俺に遺してくれた家の売却で経済的には大きく好転した
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