14/09/28 22:01:04.34 NlN7PPNX0 BE:452836546-PLT(15072) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/anime_loop.gif
原子力規制委員会は8月25日、原発周辺の火山活動の
監視に関する検討チームの初会合を開きました。
九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の
審査書案で、大規模な噴火の前兆を把握し、
対応できるとした規制委や九電の見解に対し、
専門家から異論が噴出しました。
石原和弘京都大学名誉教授は「GPS(全地球測位システム)と
地震観測、監視カメラで噴火予知はできるというのは思い込み、
俗説、誤解」と批判。
火山噴火予知連絡会会長の藤井敏嗣東京大学名誉教授は、
川内原発の適合性審査において、巨大噴火によって
同原発に「影響を及ぼす可能性は十分小さい」とするなどの
根拠の一つになった論文について、
「(この論文だけ)頼るのは非常に危険だ」と強調。
論文は、カルデラ噴火一般について述べたものではなく、
監視で巨大噴火を検知できるとするのは、
全ての例に当てはまらない可能性があるなどと指摘しました。
中田節也東京大学教授は「巨大噴火の時期や規模を
予測することは現在の火山学では極めて困難、無理」と断言。
また、巨大噴火の前兆をとらえて通常の避難は可能だが、
核燃料の搬出に間に合う「数年、あるいは10年という単位では、
とても、この(前兆)現象は見えるものではない」と述べました。
URLリンク(www.jcp.or.jp)