14/09/08 21:06:48.55 q4zEqtzm0.net BE:621794405-PLT(15072) ポイント特典
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【コラム】友人になれる日本人はもういないのか
つい先日、韓国外国語大学の鄭普錫(チョン・ジンソク)名誉教授から梶山季之(1930-75)という日本人について話を聞くことができた。
(中略)
鄭教授から聞いた話の中で最も感動的な部分は、
放送作家の故・韓雲史(ハン・ウンサ)氏(1923-2009)が韓国を訪問した梶山氏に会った時の逸話だ。
韓氏は梶山氏に「日本はこの地でひどいことをした。日本人を代表して謝罪してくれないか」と語り掛けた。
すると梶山氏はひざまずき、額が地に付くほど頭をかがめ「あの時は本当に間違ったことをしました。日本人を代表して謝罪します」と言った。
韓氏は即座に梶山氏を立たせ「本当にようこそいらっしゃいました。心から歓迎します」と丁重にあいさつした。
二人はその後、心が相通じる真の友人になった。
日本の大手紙、産経新聞のソウル支局長は先日、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領に対する名誉毀損(きそん)の容疑で検察の取り調べを受けた。
罪の有無は法律が判断することだが、産経の記事は少なくとも「友人」が言うようなことではなかった。
産経は今年4月にも韓国と中国を「反日チンパンジー」と表現したことがある。「日本は韓国や中国よりもインドとの友好を深めるべき」と主張した。
この記事の趣旨は「日本とインドは友好的かつ防御的な性格の類人猿である『ボノボ』であり、
韓国と中国は攻撃的で闘争的な『チンパンジー』」というものだった。
ネットには「インドとの友好が必要なのは確かにそうだが、人種差別はやるべきでない。
野蛮な言動は国益にプラスにならない」といった反応が相次いだ。
かつて日本の外務省国際情報局長を務めた孫崎亨氏(元防衛大学校教授)は先日、本紙とのインタビューで
「韓国と中国を強く批判すれば、国民が喜ぶ雰囲気がある」「安倍政権を批判する知識人たちの発言の機会が減っている」と述べた。
梶山氏のような「友人となる日本人」はもういなくなったのだろうか。
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