14/08/31 09:27:38.26 mlA57Zrn0 BE:141789408-2BP(2000)
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なぜ遅れた避難勧告、民間「予想雨量1ミリ」情報に頼った市
死者72人、行方不明者2人を出した広島市の土砂災害で、発生当日に市の避難勧告が遅れたと指摘されている問題で、
現場に雨が降り始めた後に、気象情報会社が広島市に対し、「(現地の)1時間雨量は1ミリ以下」とする予想を提供していたことが30日、市への取材で分かった。
降雨予想は20日午前1時50分に提供されたが、実際の午前2時以降の降雨量は同市安佐南区で80~87ミリ、安佐北区で92~115ミリを記録していた。
予想と実際の降雨量が大きく乖離(かいり)しており、気象情報会社によるピンポイント降雨予想の困難さと、
その予想に依拠して自治体が避難勧告などを出す危うさが明らかになった形だ。
市によると、午前1時50分に気象情報会社から市に伝えられた降雨量の予想は、「午前2時以降4時までの1時間雨量は1ミリ以下」だった。
前日の19日午後10時にも、同じ予想が伝えられていた。
広島市は、避難勧告を出す際、(1)大雨特別警報(2)避難基準雨量の超過(3)土砂災害警戒情報の発表(4)(消防の)巡視によって危険と判明
(5)土砂災害緊急情報の通知-のいずれかに該当した場合に、その後の降雨量の予想を考慮して、避難勧告を出すことにしている。
市は降雨量の詳細な予想を、気象情報会社から得ていた。
今回の災害では、5項目のうち土砂災害警戒情報が20日午前1時15分に発表されたため、避難勧告の検討を始めたという。
(つづく)
ソース 産経新聞
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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