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広島の大規模土砂災害 死者39人不明7人
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【政治家の品格、有権者の品格】金美齢
2007年の夏には強い台風が東京を襲った年でもあった。
あのとき、多摩川に取り残されたホームレスがヘリコプターで助けられたのを覚えているだろうか。
テレビで繰り返し放送された救出劇である。
テレビのレポーターが「あれだけ非難しなさいと言われていたのに、どうして避難しなかったのですか?」と尋ねた
すると助けられたホームレスは「大丈夫だと思っていました。こんなことになるとは思いませんでした」と答えていた
私は「ああ、この人はこういう物の考え方だからホームレスをやっているんだ」とすぐに感じた。
突発的な事故や天災の犠牲者を救うのとはわけが違う。
要するに、生き方のすべてにおいて危機管理が全く出来ていないのである。
台風の最中に避難勧告を無視し、挙句の果てにはいざ危機が現実になると、税金を使ってヘリコプターで助けてもらう。
先進国でお金のある日本だから、人命優先で助けてくれるが、経済状態の厳しい国ならそんな余裕はないだろう。
さっさと避難していれば、本人だって命の危険にさらされることもなかったはずだ。
自業自得どころか、税金の無駄遣いだと私は思ったが、マスコミや政治家の誰もそう言わない。
「ヘリコプターで助けられて良かったね」などと言う。内心はそう思っていなくても、政治家は落選するのが怖くて国民や有権者、
とりわけ社会的弱者とされる人を避難できないのである。
私は絶えず選挙のことを心配している政治家ではないし、
いつ番組に降ろされてもいいと覚悟してるので、いつでもテレビで自分の思ったことをハッキリ言える。
面白いことに、普通の日本人にとってきついことを言った後で、
「いいことを言ってくれました。その通りですが、私たちにはとても言えません」と好意的な感想を言う政治家が必ずいる。
ずっと政治の世界に残ろうと思えば、やはり自分の意見を控えて有権者に媚びるという打算が働いても不思議でない。