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規格外品が横行か、除染袋相次ぎ破れる 福島 2014年8月19日
東京電力福島第一原発事故に伴う除染で出た汚染廃棄物を保管する「フレコンバッグ」(除染袋)
などが各地の仮置き場で劣化して破れ、中身が漏えいするケースが相次いでいる。環境省の規格外品が使われたり
、管理がずさんだったりするのが原因。放置し続ければ住民の不安を招きかねず、除染の進展にも影響しかねない。
原発事故から間もなく三年半。国は来年一月までに中間貯蔵施設への搬入を始める予定だが、
福島県や候補地の双葉、大熊両町との交渉が難航し建設のめどが立っておらず、今後さらに破損が増える恐れがある。
同県双葉郡内の仮置き場の一つでは八月上旬、除染袋が複数破れて砂利などが漏れ出していた。
昨年九~十二月の除染の際に使われた除染袋が野ざらしで保管されており、業界団体によると規格外の袋だという。
また、別の仮置き場では防水性のない除染袋の周りに雨水がたまり、遮水シートを越えて外部に漏れ出し、用水路に流れ出ているケースも見つかった。
除染袋は一~二トンの汚染土壌などを保管。福島県内では約七百二十カ所の仮置き場に置かれるほか、
自宅庭先などに「現場保管」される事例が五万カ所以上に上り、これまでに川内村や相馬市でも袋の破損が環境省に通報されている。
だが環境省は劣化による破損を例外的な事例として扱っており「破れた袋は随時、詰め替えるなどの対応をしているはず」と釈明している。
除染袋について環境省は二〇一一年に業界団体の協力で放射性物質を三年間保管できる規格を設定。
規格に準じた耐久性のある袋を使うよう求めているが、安価な粗悪品で代用するケースも多いとみられる。
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