14/08/17 08:50:28.08 uWRtDvQ00 BE:323988998-PLT(44074) ポイント特典
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ベストセラー連発で、大ブームになっている嫌韓本。これだけ売れているからには何か理由があるのだろうと思って、夏休みの前半を費やして、一気に読んでみた。
その数、単行本、新書、月刊誌あわせて37冊。
すると、そこから見えてきたのはトンデモない韓国の姿ではなく、嫌韓本のトンデモぶりだった。差別、決めつけ、妄想、陰謀論……す、すごすぎる。
これって、ヘイトスピーチと変わりないんじゃ……。いや、それ以上の破壊力かもしれない。
というわけで、今日から2回にわたって、嫌韓本トンデモ発言ベスト(?)10を紹介することにした。さあ、あなたもいっしょに、くらくらするような嫌韓本の世界へ!
★第10位 竹田恒泰「私は李明博(り あきひろ)と呼びますが」
『笑えるほどたちが悪い韓国の話』(ビジネス社/2014年)
■明治天皇の玄孫が放つ“創氏改名”風味のオヤジギャグ■
竹田氏といえば、旧宮家の家柄ながら、その個性的なキャラクターと日本礼賛と中韓攻撃発言で“ネトウヨのアイドル”となった人物。
その竹田氏が李明博(イミョンバク)前大統領を「りあきひろ」と呼ぶのは、「実は彼、歴代大統領の中ではもっとも親日的といわれた人物でした。
元々が大阪出身の在日二世で、月山明博という日本名さえ持っている。もちろん日本語も流暢で、バリバリの関西弁を話します。
口癖は『なんでやねん』ですから(←これはウソ)。心底では日本大好きの、まあ、害のない奴だったのです」(p.102)。
しかし身内の汚職問題などスキャンダルなどを抱え、支持率の急降下を回復するために竹島上陸に打って出た前大統領を「明博(あきひろ)のアホ」と竹田氏はからかう。
この本自体が無料動画「ニコニコ動画 竹田恒泰チャンネル」で放送された内容を一冊にまとめたもので、
竹田氏も面白おかしく話しているつもりなのだろうが、「在日」の日本名を使って笑いにするあたり、居酒屋で差別トークを話している酔っ払いのサラリーマンとほとんど変わりはない。
いや、待てよ。朝鮮人に日本式の名前を名乗らせる創氏改名は1940年に皇民化政策の一環として行なわれたもの。
もともと旧宮家の皇籍復帰にやたら積極的な発言をしているし、もしかして、この人、自分があの玉座に座って皇国を復活させることを狙ってるんじゃ……。