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>>73つづき
そして今日の慰安婦を巡る欧米の議論も、そういった韓国の運動団体のメッセージを奇麗になぞる形になっています。
だからこそ、たとえばアメリカの人たちに対して、「日本は国家として慰安婦の強制連行はしていません」と主張しても、「それが何だというのだ」と言うリアクションが戻ってくることにもなる。
もしも、全体として慰安婦が人権的に酷い状態に置かれていたのであれば、その中でのごく一部でしかない動員過程の「強制性」に拘っても仕方がないじゃないか、というわけです。
いずれにせよもしも、日本側が慰安婦を巡る議論に勝利したいのなら、同じ所だけ守っていても仕方がない。サッカーやアメフトと同じで、他の所を突破されればおしまいですからね。
そして慰安婦問題を巡る日本の状態は、強制連行のところだけを守って、他の所を見ていない。これでは勝てる勝負も勝てなくなってしまうのは当たり前です。
そもそも、軍隊が女性を連れて歩くということ自体、すでに美しい行為ではないですよね。
慰安婦を巡る問題はつきつめればそこに来る問題ですし、国際社会はそこにこそ注目しているということになります。
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