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オランダ代表V・ハール監督、3位決定戦に憤り 「無意味な試合、やるべきじゃない」
2014年W杯は現地時間12日(以下現地時間)に3位決定戦が予定され、ホスト国ブラジルとオランダが対戦する。
しかしオランダ代表のルイス・ファン・ハール監督はこれを無意味な試合と位置付け、戦いたい人間は誰もいないとの見解を示した。
オランダはグループリーグ初戦で前大会王者スペインを5対1で粉砕するなど、好パフォーマンスを披露して勝ち上がってきたが、
9日の準決勝でアルゼンチンに敗戦。スコアレスのまま迎えたPK戦で涙を呑み、3位決定戦に回ることになった。
しかし、ファン・ハール監督はアルゼンチン戦後、「3位決定戦などやるべきじゃない」
「もう10年もそう言い続けてきた。まあとにかくやらなくてはならないが」と述べ、
オランダの前日にドイツとの準決勝を戦ったブラジル側が1日多く休めることについても「フェアじゃない」と語った。
その上で同監督は「なかでも最悪なのは、2連敗で大会を終える可能性があるということだ。
ここまで素晴らしいプレーを見せてきたチームが、最後の2試合に負けたというだけで、
敗者として国に帰ることになるかもしれない。だから、3位決定戦は競技の上で何の意味もない」とコメント。
4強まで辿り着く実力を披露したチームのうちどちらかが、3位決定戦があるがゆえに「2連敗」という形で
大会を終えなくてはならないことが非常に腹立たしいと述べた。
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