コロンビアの新星ハメス・ロドリゲス、キャプ翼を見て育っていたat POVERTY
コロンビアの新星ハメス・ロドリゲス、キャプ翼を見て育っていた - 暇つぶし2ch1:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
14/07/04 14:59:17.66 7jPI+rxj0 BE:754822482-2BP(1000)
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日本のアニメで育った得点王候補、ハメス・ロドリゲス

 ブラジルW杯で最も燦然とした輝きを放っているのは、クリスティアーノ・ロナウドでも、
リオネル・メッシでもない。コロンビアの22歳の若者である。

「ハメスは今大会のベストプレイヤーだろう」
 決勝トーナメント1回戦で対戦したウルグアイのタバレス監督が敵を賞賛するほど、コロンビアの10番のプレイは
インスピレーションに溢れ、それを体現する技術と度胸の両方に恵まれている。

「ハメスはな、”Los SupercampeonesのOliver Atom”なのさ! まるで漫画のヒーローのようなプレイをするぜ」
 クイアバでの日本戦に向かう便で同席になったコロンビア人の男は、嬉々とした表情で語っていた。
そのときは聞き流していたのだが、彼は彼なりに日本人に気を遣っていたのだろう。
Los Supercampeonesは南米版の『キャプテン翼』のタイトルであり、Oliver Atomは主人公の大空翼のことらしい。

「バルデラマはコロンビアの10番だったから、もちろん子供の頃の憧れだったよ。でも実は、Atomに夢中になっていた。
こんなプレイが実際にできたらすごく楽しいだろうな、ってね」
 ハメス自身が、そんな告白をしている。

 想像力。その点で、ハメスは限界を作らなかったのだろう。
『キャプテン翼』で登場人物たちが繰り出す「必殺技」の多くは、あくまで漫画の世界の出来事で、実現は難しい。
しかし「こんなことをできたら誰もがぞくぞくする」というイメージを、ハメスは無邪気に膨らませていた。

だからこそウルグアイ戦で見せたように、ゴールに背を向けながらトラップで反転し、ボールの落ち際を左足ボレーで叩き、
バーすれすれに強烈なシュートを放つという芸当もやってのけるのだ。

 ハメスは3歳の頃、プロサッカー選手だった父が家を出て行ってしまい、母親に育てられている。
可愛がってくれた叔父もサッカー選手だったことで、幼い頃はまさに「ボールはともだち」だったそうだ。
片時もボールを側から離さず、他のおもちゃにはなんの興味も示さなかったという。そして背番号は常に翼と同じ10番だった。


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