14/06/30 21:52:08.47 i4MiJ1xL0
>>314
日本軍敗因二十一箇条(山本七平)
一、精兵主義の軍隊に精兵がいなかった事。
しかるに作戦その他で兵に要求される事は、総て精兵でなければできない仕事ばかりだった。武器も与えずに。
米国は物量にものをいわせ、未訓練兵でもできる作戦をやってきた。
二、物量、物資、資源、総て米国に比べ問題にならなかった。
三、日本の不合理性、米国の合理性。
四、将兵の素質低下(精兵は満州、支那事変と緒戦で大部分は死んでしまった)。
五、精神的に弱かった(一枚看板の大和魂も戦い不利となるとさっぱり威力なし)。
六、日本の学問は実用化せず、米国の学問は実用化する。
七、基礎科学の研究をしなかった事。
八、電波兵器の劣等(物理学の貧弱)。
九、克己心の欠如。
十、反省力なき事。
十一、個人としての修養をしていない事。
十二、陸海軍の不協力。
十三、一人よがりで同情心が無い事。
十四、兵器の劣悪を自覚し、負け癖がついた事。
十五、バアーシー海峡の損害と、戦意喪失。
十六、思想的に徹底したものがなかった事。
十七、国民が戦いにあきていた。
十八、日本文化の確立なきため。
十九、日本は人命を粗末にし、米国は大切にした。
二十、日本文化に普遍性なきため。
二十一、指導者に生物学的常識がなかった事。