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奇襲、水攻め、兵糧攻め… 戦国時代の城の攻め方守り方とは?
『知れば知るほど面白い 戦国の城 攻めと守り』(小和田哲男/実業之日本社)
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兵庫県の竹田城が「天空の城」「日本のマチュピチュ」と呼ばれて観光客が激増し、「第2の天空の城」として岡山県の備中松山城も注目を集めている昨今。
さらには、日本の艦隊を擬人化した大人気育成ゲーム『艦隊これくしょん』に続く新たなゲームとして「城これ」が噂されるなど、世間では空前の城ブームが巻き起こっている。
今では観光地になっている城だが、もともとは敵に攻め込ませないための防衛拠点として建てられたもの。
特に、戦国時代に作られたものは戦いの拠点として使うために進化を遂げており、それまでの城よりも攻め落とすにはかなりの知略と戦略が必要だったらしい。
だから、城の攻め方にも城を包囲し、犠牲を覚悟で一点突破する「力攻め」や少数の軍勢で大軍を落とす不意打ちの「奇襲」、城の水源を
断ったり、城を水浸しにする「水攻め」、食料を断つ「兵糧攻め」など、さまざまなものがあった。
そこで、5月2日に発売された『知れば知るほど面白い 戦国の城 攻めと守り』(小和田哲男/実業之日本社)から、それぞれの作戦を使った印象的な戦を見てみよう。