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提言「徴農制を考える」 これでいいのか!日本の農業
4「徴農制」の考え方
兵庫県西宮市に本社を置く伊藤ハムというハム業界大手の会社がある。前会長の伊藤正視氏は
「こうべ森の学校」や東京の「高尾の森づくりの会」への従業員の参加を支援するなど企業の社会貢献活動に熱心である。
伊藤氏は企業コンサルタントの飛岡健氏とともに、明日を担う若者を、農業を通して育てようと「徴農制」を、提案している。
徴兵制ではなく、農役義務を若者に課する「徴農制」で、平和国家日本としての国家に奉仕するとともに、
世界に対して農業を通じて貢献していくという国家戦略である。
具体的には、幼稚園児は年に1日、小学生は1週間、中学生は1カ月、
そして高校生以上は1年間の農役に従事することを法的に義務付ける、という提案である。
農業体験・労働を通じて自然と生命にふれ、日本が築いてきた文化、文明を学び、心身を鍛え、農業を担う人物を育てよう、というねらいである。
伊藤氏は「すべての日本人が農業体験をもつことは、いかなる状況においても自活の手段を持つことになり、自信と誇りを持った人間形成ができる」と言っている。
すべての若者が農業を体験することによって、国家の基盤が農業にあることを認識し、これによって農業の復権、確立がはかられるのである。
若者すべてが農業を体験・学習することによって、農業の基盤は厚さを増し、新しい発想、技術の導入が期待される。
農業従事者が増えることで耕作放棄田の再生も急速に進むだろう。
自ら生産することによって、消費者としての目も養われる。
厳しい労働によって生きる技術と自信を身につければ、ひ弱な若者から「凛とした若者」へ転換するはずだ。