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米ITの都、広がる格差 高給社員運ぶバス、矢面に:SFで高額所得者流入による賃貸価格上昇で低所得者と軋轢発生
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[地球回覧]米ITの都、広がる格差
高給社員運ぶバス、矢面に
シリコンバレーのIT(情報技術)企業が格差問題に揺れている。サンフランシスコを舞台に、
高収益と株高の恩恵を受ける社員と、家賃の高騰で立ち退きを 迫られる低所得者層の対立が先鋭化。
グーグルなどの通勤バスが襲われる事件が相次ぐ。対立は簡単には解消されそうもないが、
溝を埋める努力が少しずつ始 まっている。
「SF映画の『エリジウム』を知ってるかい?」。店内で30代とおぼしき男性客が話しかけてきた。
同作品では、富裕層は安全で快適なスペースコロニーで 暮らし、貧しい人々は大気汚染や人口爆発で荒廃した地球に
取り残される。マイクと名乗った建設作業員は、目の前の通勤バスが「富裕層をコロニーに運ぶシャ トルを想起させる」という。
対立が表面化したのは昨年12月。グーグルの通勤バスが立ち退きの増加などに抗議するデモ隊に30分にわたって包囲された。
サンフランシスコにはツイッターなど多くのIT企業が進出。年収10万ドル(約1000万円)を超える社員が大量に流入し、
低所得者層の居住区域が再開 発で高級化する「ジェントリフィケーション」が進む。家賃が払えないなどの理由で
住み慣れた家を追われた件数は、13年に716件と前年の2倍超に増え た。
事態を重く見た市長は20年までに中低所得者向けの住宅3万戸を新設する方針を表明。グーグルも低所得者層の子どもを対象とした市の無料バス事業に680万ドルを寄付したが、「格差の象徴」と化した通勤バスを狙う抗議活動は後を絶たない。